裁判中の退職!はたして会社都合に切り替えることができるのか?【体験談】

会社からの不利益変更という民事ですが違法行為をくらい、実際にリアルタイムで裁判中の管理人。

そういえば、9月くらいに退社してこの理由で会社都合で失業手当はとれたのか!?

ということを記事にしていなかったなというのが今回の記事です。

訴訟体験談の閑話休題のようなものですが、本ブログをお読みになっていただいている方で会社への訴訟を迷っている人が何人もいるようですので、今回はそんなところも記事にしていこうと思います。あ、こちらはフィクションは特にありません。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

前回はこちら

会社からの不利益変更をされ、労働基準監督署に行き最終的に裁判として争っている管理人。前回で第三回口頭弁論でしたが、すべて不出頭なこの会社。挑発力だけはかなりのものですが、その結果が見事に今回の弁論準備手続きにでました。という[…]

社会人

 

裁判中の退職で失業手当は会社都合にできたのか?

退職届

会社に突然の交通費の減額をつきつけられ、裁判に発展して本記事を書いているところで一年と数ヶ月。

いやはや、労働基準監督署での色々があって弁護士に相談してからもう一年経ったんだなと時の流れの速さを感じます。

さて、さらっと訴訟体験談の中でもお伝えしたのですが何だかんだでゴミのような会社で継続していたくないという気持ちや、これ以上いても下手すると不利になるだけなので会社を2021年9月に退職しました。

実際は有休が一ヶ月あったので、10月まではのんびりと過ごしていました。まあ、ブログ書いたり輸入販売はしていましたけどね。

さてまあ、管理人個人のことが気になるという人はほとんどいないでしょうが、はたしてこの状況で会社都合にできたのか!?

ということを気になっている読者様や、これから会社と争って辞めるか決断を鈍っている人などいるのかと思います。

会社は法令違反をしている、けど認めないし自分から退職届を出した以上は自己都合になってしまうのか?とよくよく考えてみるとどうなんだろう、と考える人は少なくないでしょう。

まあ、そりゃあ会社も損はしたくないから自分達の不利益になるようなことは認めないでしょうね。

だから結論からいえば、

「残念ながらすぐの会社都合退職としては認められませんでした」

管理人としてもさんざん、ハローワークの担当に証拠やらなんやら持っていって、労働基準監督署が正式に動いたことなどを伝えたのですが、基本的に会社が認めないと会社都合にするのは難しいということ。

まあ、お役所仕事ですね。

 

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じゃあ、どう頑張っても会社が認めないと会社都合にならないの?

裁判の様子

さて、明らかに会社が悪いというのに自分で退職届を出したから、あるいは会社が認めなければ会社都合にならないのか。

とはいえ、裁判をしていたとしても知っているのは当然ながら当事者たちだけであってどこが真実か嘘か、というのはハローワークの人間には判断できません。

といった感じの様子。

ですが、あくまで『すぐの』会社都合退職にすることが認められなかっただけなんですよね。

ハローワークの職員もどう会社都合をするのが認められるか悩んでいましたが、

「一旦自己都合にして、判決がでたら判決文を持ってきてください。そのうえで、会社都合に切り替えます」

とのこと。

要するに、会社が正式に法律違反をおこなっていたという裁判所のおすみつきが貰えれば会社都合に即切り替えてくれるとのこと。

しかも、自己都合の場合との差額をちゃんと支払ってくれるということでした。

なお、ここら辺は根掘り葉掘り聞いてみたりしてしまったのですが、仮に途中で就職したり引っ越したとしても正式に判決文をもってくれば切り替えができるとのことです。

すぐのお金にならないのであまり完全に納得はいかないものの、現段階ではこれしかできないとのことでキッチリと目の前で失業保険の但し書きに書いていただきましたので、これで判決がでればそのときにまとまったお金が入るわけですね。

ですがね、裁判って長いんですよ!!!

しかも、コロナのせいで裁判所も毎度消毒をしているからそのサイクルも遅くなっているし、支給までの生活費も一応週20時間までならバイトなどでしていいみたいですが、貯金がなければキツイわけです。

まあ、当時はそう思いましたが今となっては、ほぼ負けはないかと思われる裁判なので会社都合に後から切り替えることができるのは間違いないのではないでしょうか。

ちなみに、地域にもよるかもしれませんが管理人の地域では通常は失業手当申請した後に待期期間1週間があり、それから説明会があるのですが現在は人が集まるのがよくないので中止をしているとのことでした。

ちょっと厚めの本を渡されて「読んでおいてください」とのことで、何だかんだで手間が……。

 

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後からの会社都合への切り替えで会社へのダメージはないの?

事務所

では、最後に通常であれば会社都合にした場合、会社はハローワークに求人を出せなくなったり助成金の打ち切りや返還をさせられるという大変な打撃を受けることになるのが一般的です。

しかし、今回のような途中から自己都合を会社都合に変えるパターンで会社にそういったダメージは起こりえるのでしょうか?

管理人としてはもはや、憎しみの対象となる会社なので可能な限り正当な手段で大きなダメージを負ってあのバカ社長に自分がやったことの結果を受け止めて欲しいところ。

このあたりも、直接訊いてみました。すると、

「私も専門ではないので詳しくはありませんが、今までの経験からおそらく助成金を取っていれば打ち切り等はあると思います」

とのことでした。

ただ、こちらは過去に遡ってというよりも判決文を渡して切り替えが行われた時点で、という感じのようです。

なるほど、その頃にはすっかり会社も忘れているから油断したところをグサーッといったところですね。

まあ、それはそれでアリはアリでしょう。

裁判による判決で違法性が認められたら、そもそも『判決』が裁判所の閲覧結果として残り誰にでも見れるようになり、コンプライアンスを気にする大手企業などに見られることがあるわけです。

あの会社、結構そのあたりにうるさい大手企業とも付き合いあるから場合によっては切られるんじゃないかな……?

少なくても大企業と呼ばれるような法務がガッチリしている企業との今後の新規取引に大なり小なり影を落とすのは間違いありません。だって中小企業って大企業の大口需要にぶらさがって、評判がすべての所もありますしね。

さらに、管理人には経費削減したはずの交通費の支払いに加えてわずかな慰謝料。

弁護士に対する報酬などの支払い。

全部が全部とはならないかもしれませんが、懸念事項がこんなにあるうえに、会社都合の切り替えが終わればぼんぼん社長大好き雇用の助成金も半年は取れなくなるうえに、返還させられるおそれもあるわけです。

もう一ヶ月1万円程度の交通費削減なんて、微々たる程度のマイナスではないでしょうか。

分散しているのならリカバリーできるかもしれませんが、ちょうどこれが重なると会社としても地味にダメージが大きいのではないかと思います。

特に人がかなりのスピードで辞めているので、助成金を使って人を入れているでしょうからそれがすべて返還となると痛いのは確かでしょう。

まあ、そうはいいつつもこの辺りは管理人の願いもありますので、どれくらいの痛手になるのかはわからないし、もう働いていないので知る由もないかと思います。

しかし、管理人以外にも何かやらかしているようですので、実際にはもっと酷くて10年後に潰れていたりして……。

ちなみに、ハローワークの職員いわく、

「途中からの自己都合から会社都合の切り替えは意外とある」

とのことでしたので、相手が悪質な企業の場合は特に珍しいことではないようです。

 

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まとめ

さて、裁判中の退職は会社都合に切り替えられるのか?ということでまとめました。

とりあえず半分はダメだろうな~と思っていたので、結果的に会社都合に変えられる可能性があるだけでも大きな成果です。

しかし、和解になってしまうと判決文がでないので会社都合に切り替えができないとのことですので、是が非でも和解は受けられません。

実は、前回の記事で絶対に和解を受けないというのはこういった理由もちょっと含まれていたりします。

しっかし、裁判どれだけ続くのでしょうね……。一年以上かかるのが普通とはいえ長すぎです。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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