答弁書がキタ!第一回口頭弁論は何もなし!会社側の反論とは【体験談】

会社の不利益変更により、労働基準監督署で『助言・指導』から『あっせん』をおこない、ついに裁判までやってきた管理人。

ようやく待ちに待った第一回口頭弁論がやってきました。……長かった。

会社からの答弁書も送られてきましたので、今回も体験談として身バレしない、こちらに不利にならないようフェイクをいれつつ、どんなことがあったのか話をしていきたいと思います。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

前回はこちら

何だかんだで長引いている当ブログの会社の不利益変更から始まる体験談。提訴はしたものの、裁判所から何の音沙汰もなく時間だけが過ぎ、5月の半ばのいまになってようやく裁判日が決まりました。前回の体験談より当ブログの検索順位も上がり[…]

社会人

 

第一回口頭弁論は波風なし!

裁判所の建物

さて、7月半ばも過ぎてついに会社側の不利益変更による裁判。第一回口頭弁論が開始されました。

会社側からの答弁書も送られてきて、本当に長かった裁判がようやく開始されました!

……とはいっても、第一回口頭弁論は原告側弁護士だけで原告である管理人も、被告側も参加せずに訴状の読み合わせと確認だけだから10分程度で終わるんですよね。

原告の請求を棄却する

訴訟の費用は原告の負担とする

との判決を求める。

といった、通常の答弁書の冒頭文から開始。

中にはこの2つで「あっちが悪いのによく言うわっ!」とムッとくるような人がいるようですが、このあたりは社交辞令というか、様式美のようなものなのでまあ、気にしてもしょうがない部分です。

というわけで、第一回口頭弁論は特別波風が立つことなく、あくまでお互いの主張を確認するだけで終了です。

むしろ、次の期日が非常に面倒くさい。

おそらくコロナ禍の影響によってなのでしょうが……。

まさかの2ヶ月以上先!!

一ヶ月に一回程度の裁判サイクルとは一体なんなのか。

この調子では、裁判終了までどんだけ時間がかかることやら。

 

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肝心の答弁書の中身はどうだったか?

チェックする社会人

さて、第一回口頭弁論で大事なのは何かというと、被告側である会社が主張する答弁書の内容です。

会社側がどんな主張をしているのか、反論をしてきたのかが書かれています。

今回の訴訟の証拠として提出しているものは社長がバカなだけあって、かなりガチガチに言い逃れできない証拠を提出してきたはずです。

個人で色々と法律や裁判事例などを調べてきましたが、自分自身だったら反論できる状況にはない訴状内容のはず。

というかすでに宣言された民法95条(錯誤)さえひっくり返せばもう会社に反論の余地はほとんどないだろう。

とはいえ、相手も弁護士で対抗してくるのは当然なので、素人には考え付かないような法律を出したり絡め手や、逃げ口を用意しているのではないか。

そんなことを考え、想定するわけで会社の業績が落ちたと言われたときの対抗データや、会社のコンプライアンス違反の証拠などを調べ上げていたのです。

……結果。

うん、会社側バカだわッ!!

答弁書を見た時、この想定と準備がすべて無駄であったことを悟るという何というか、予想通りというか予想外なことがまったくない答弁書の中身でした。

いえ、どう転ぶのかわからないのが裁判だから、最終的には裁判官がどう判断するかで変わるのですが。

……しかし、これはない。ない、ない、ない。

だって、他に書くことはないのかというくらいに最初から最後まで錯誤(要するに間違えたから取り消す)を前提とした反論がつらつらと書かれていて、別に書かれていることといえば、社長の退職勧奨発言の否定のみ。

しかも、錯誤を使っておきながら『許可した』と文中で自ら錯誤の取消要素である重過失を自白をしてしまっている始末。

これ、相手方を調べてみると関西の労働専門の弁護士がやったというのだから驚きです。

確かに、過去の事例とか法律とかかなり調べたような痕跡も答弁書の文面から見受けられるのですが、何となく負けることを想定しているようなところも……。

たかが『文』ですけど、たとえ趣味だとしても小説とかこういったブログを書いていると文書から何となく相手がどのような心情で書いているかがぼんやりとわかってくるもので。

たぶん、相手側弁護士もあまり勝てるとは思ってないんだろうな……と勝手に想像しています。

だって、ほとんどを錯誤前提で進めておいて、これがひっくり返されたら一瞬で負け確定。法律の専門家でなくても雇用契約書で正式に何年も交通費を出している相手に錯誤(間違えていました)は苦しいと言うのに、法律の専門家がこれで勝てると思うでしょうかね?

 

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相手の弁護士が考えていること推察

探偵

さて、それなりにフェイクを入れているとはいえ、詳しい答弁書の内容をお伝えできないのは心苦しいところではありますが、一番最初から読んできていただいている人は、どんな感じの内容かは察して余りあるかと思います。

 

一番最初の記事

よくまあ、経営者とトラブルになると「労基に訴えてやる!」という声を聴きます。それがまさか、自分がそういうことをするとは思いませんでした。というか、通勤交通費の不当な減額が原因です。ありえない。というわけで、今回は労働基準監督[…]

社会人

 

これまで同様にほとんどを間違えました(錯誤)で通してきたのが相手方弁護士の答弁書です。

一体どういう考えをもってこのような答弁書を出してきたのかを推察して予想してみましょう。

まあ、答え合わせは数ヶ月後なんですけどね。原告側である管理人は以下と予想しています。

  1. バカ社長に言われて、もはやこれしか主張できることがない
  2. 早急に錯誤で苦しくなったら和解に切り替える
  3. 本気でこれで通る(勝てる)と思っている

ですかね。

 

①バカ社長に言われて、もはやこれしか主張できることがない

弁護士としても状況を理解をしているけれど、クライアントであるバカ社長が出してきた証拠が、すでに追い込まれている状況にあって、これしか答弁として主張できることがないという状況がひとつです。

バカ社長が本気で間違えた、なのに管理人は自分の言うことを聞かないから反抗的だ!訴えるなんておかしい絶対に勝て!と言われて渋々無茶振りを承知で裁判に挑んでいる可能性があります。

というか、こういう頭のおかしい社長だからこそこう言っているのかもな……と何となく想像がつきます。

この場合、弁護士が不利を悟っていても徹底抗戦でくるんだろうなぁ……。

 

②早急に錯誤で苦しくなったら和解に切り替える

もし、相手が有能な弁護士であればこれを狙ってくるのではないかなと思います。

弁護士は負けるにしても、クライアントにとってよりよい着地点に落とし込むのが有能な弁護士だそうです。特に負け戦の場合はどんな負け方に落ち着かせるのかが重要だとか。

正直、不自然なくらい民法95条の錯誤に頼っているので、この柱が崩れたときにあっさりと会社に都合のいい和解を結ぼうとしてくるのではないかと思っています。いわば錯誤押しは裁判という体裁を整えるため。

たぶん、これが一番可能性が高い?

のでしょうが、そう都合よくいかせねーよ!!

少なくても2021年7月の段階において、管理人に和解の意思はほとんどなく、むしろ和解による金なんかよりもこんな悪質な会社は裁判記録として、そして裁判例として名前を残した方がいいんじゃないかと考えています。

どうせ判決になっても、こちらが有利であるのなら不足分の交通費や微々たるものとはいえ慰謝料も貰える可能性がありますしね。

何より、フェイクを入れるとはいえ……いいブログネタになるッ!!

裁判記録が残ることで会社の名前にキズ?会社の信用性?そんなの自業自得ではないですかね。知らん、読者さんが興味本位で裁判体験談を読んでくれる方が悪質な会社の存続よりも嬉しいですわ。

※口汚い言葉、失礼しました。

 

③本気でこれで通る(勝てる)と思っている

それなりに経験のある裁判官や弁護士は訴状と答弁書が出そろったとき、あるいは第二回口頭弁論くらいで早々に裁判がどちらの有利で終わるかがわかるそうです。

とはいえ、裁判官によってはとんでも判決がでることもあり、どう転ぶかはわかりません。

ですので、法律知識を使っていかに裁判官を説得できるのかが裁判のもっとも重要なところです。説得しきれなければ嘘が真実になってしまう世界が裁判というもの。……まあ、大抵は真実には証拠があるものですが。

ですので、錯誤で説得できる自信があるからこそ勝てると思っている可能性もあるのではないでしょうか。

とはいえ、答弁書の中で『仮に原告の方が正しければ』なんて言っちゃっているので、あまり勝つ気はないのかなぁ……といった印象です。

とまあ、途中で憎々しい感情が乗ってしまいましたが考察3パターンです。

これで離婚や不倫みたいなものであれば、探偵でも雇って証拠を撮って貰って一気に畳みかけられるのでしょうが、自身で相手の主張に対する証拠を集めたり、動いたりしなければならないのが面倒ですね。

 

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生活

 

まあ、あくまで素人の考えですのでどこまで合っているか、どういう攻め方をしてくるのかは本当のところはわかりませんが、大きく外れているということはないのかなと思います。

本ブログの読者様で会社を相手に裁判をすることを決意したという人も何人かいらっしゃるようですので、そういう方に会社の横暴に立ち向かったひとつの事例という参考になればと思います。

なお、裁判ってハードル高いように見えますが、基本的な面倒な手続き類は本人訴訟じゃない限り、弁護士が代行してくれるので意外と難しくはありません。

こうやって管理人のような一般人が裁判を起こして、戦い方を考えて弁護士に意志を伝えて任せるだけですしね。

ではまた、進展があればということで。

 

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まとめ

さて、第一回口頭弁論がありました。

何をやるわけではなく、粛々と相手の答弁書をこちら側は確認するだけで特別初回は何もやることはありません。

主張のぶつけ合いは次回以降なので、それまではいかに反論や証拠を出すかでお預けですね。

しかし、期日がコロナの影響で遅いのだけがネックですね。……なかなか辞められないじゃないか。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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