裁判は弁論準備手続きに!裁判所は間違いなくこちらの味方!?【体験談】

会社からの不利益変更をされ、労働基準監督署に行き最終的に裁判として争っている管理人。

前回で第三回口頭弁論でしたが、すべて不出頭なこの会社。挑発力だけはかなりのものですが、その結果が見事に今回の弁論準備手続きにでました。

ということで、今回も身バレしない程度にフェイクを含んで裁判の経過について書いていこうと思います。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

前回はこちら

不利益変更をうけて会社を相手に労働基準監督署に行き、裁判をした本ブログ管理人。ようやく第三回口頭弁論がありましたので……といっても、タイトルで結果は書いてしまっているのでどうなったかはお察しかと思いますが……。まあ、そんなこ[…]

社会人

 

弁論準備手続きがありました

第三回の口頭弁論が終わり、大体の裁判の流れとしてはこのあたりで『弁論準備手続き』というものが挟まれます。

これが何かというと、ここまでの裁判内容をふまえて裁判所が話し合いをしませんか?というものです。

ほとんどの場合がこの辺りで一度おこなわれるので例に漏れずというわけですね。

ですのでおこなわれるのも裁判所での談話室のような場所でおこなわれます。

弁護士としては、相手がどうしたいか?ということを訊きたい様子。まあ、一度も参加していないので意図も何も滅茶苦茶な主張の文書でしか伝わってこないですしね。

ちなみにまあ、基本的に今回も管理人は参加していません。

刑事事件ではそうはいかないでしょうが、民事ともなるとほとんど弁護士に全振りのような感じで裁判結果の報告を受けて、自分の意見を言うだけの軽度なやりとり程度でことが進みます。

これが自分で裁判を起こして、色々と書類をかいたりすればかなり面倒なのでしょうが、高いお金を払っている分かなりラクといえるでしょう。

さて、お話合いの結果ですが、

「完全に裁判所はこちら向きと言っていいでしょう!!」

簡単にいえば、裁判官が和解案を提示してきたのですが会社側に、

  • 交通費の不足分全額払え
  • 慰謝料も払え

といったもの。心象としては現段階で100%こちらの主張が正しいと言っているに等しい和解案です。

まあ、そりゃあ一度も裁判に参加していないのだから裁判官の心証は最悪でしょうし労働基準監督署も助言・指導とあっせんで一応は動くことは動いたわけで、雇用契約書に明記されているのに会社側の間違えたなんて言う意味不明な主張が通るはずがありません。

ちなみに、慰謝料は本当に雀の涙程度でした。

 

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管理人はその和解案を聞いて受けるつもりはあるのか?

プライス

さて、現在のところはこちらの完全大勝利といっていい状況である和解案。実は民事裁判ではここで和解するという判断をする人が結構多いそうです。

結果的にいえば、会社側はこの和解案を飲むつもりとのこと。

では管理人はというと、

「冗談ではない!!」

ここまで話し合いもうけずに突っぱねておいて、負けそうになったら和解を受けますなんて許されるわけねーだろ!!

とまあ、弁護士にそんな感じのことを言ってしまいました。弁護士さんすみません。

雇用契約書に明記されているのだから、交通費の不足を払うのは当然

そして、少額の慰謝料なんかで許されたと思ってほしくはないですね。こちらも裁判の為に多大な労力や弁護士費用などを払っているわけです。

中途半端な金額で何もなかったように済ますくらいなら、交通費不足分だけもらって判決を管理人は選択します。

調べてみると判決ともなれば、裁判結果は裁判所に残るし裁判した証拠類や訴状なども5年は保管され、誰でも閲覧ができるということです。

さて、会社にとって悲惨な結果になるのは当然ながら判決になった場合に違いないでしょう。

大手であれば、従業員の数だけリスクがあるので裁判なんて日常茶飯事ですが中小企業は一回の裁判のダメージ、それも従業員から訴訟されて負けたなんてことになれば削減しようとしていた交通費なんかより計り知れないくらい大きなしっぺ返しとなるのは必然のはずです。

だからこそ、本来会社というのは極力は従業員との話し合いを経て妥協点を探るか、最初から外堀をしっかり埋めてスキがないようにしてから変更通達するのが一般的でしょう。まあ、労基の人の受け売りですが……。

それをしなかった無能社長と社労士は、自分達の手で会社の名前に泥を塗ったといっても過言ではないのではないでしょうか。

近年では多くの大手企業はコンプライアンスにうるさく、法的部署を強化している為に取引先にもいちいち調査を入れていたりします。

そりゃあ、まともな会社なら取引する、あるいはしている会社がクリーンなものか知りたいものでしょうしね。

いまは裁判記録を調査する調査会社もあるので、仮に今回の無茶苦茶理論で負けた裁判記録や証拠類が見られたとしたら……まあ、直接的ではないにしても新規取引をさせてくれないなど、当然ながら今後判決となればわずかな管理人の交通費なんかよりも直接的に見えない大きな損失へと繋がるでしょう。

「管理人としてはそれが望みです!!」

それは目に見える直接的な判決の先にはなりますが、あのバカ社長はそこまで考えているのかしら。いずれにしても、ぼんぼん社長は一度痛い目みないとわからないタイプなので、ぜひ痛い目をみていただきましょう。

もちろん、まだひっくり返される可能性はありますので油断はできませんけどね。

次回は3月になるみたいです。うーん、一回がやはり長いです。

 

続きはこちら

会社からの不利益変更という民事ですが違法行為をくらい、実際にリアルタイムで裁判中の管理人。そういえば、9月くらいに退社してこの理由で会社都合で失業手当はとれたのか!?ということを記事にしていなかったなというのが今回の記事です[…]

社会人

 

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まとめ

さて、弁論準備手続きがありました。

こちらの弁護士は、かなりまともで和解をしないのであればそれで問題ないということを言ってくれているので、非常に助かっています。直感でしたがこの人を選んでよかった。

一方で会社ですが……本当に労働に強い弁護士か怪しくなってきましたね。現在の裁判官の心象からすれば完全ぼろ負け、ここまでの主張も言い訳だらけで上手い負け方とも程遠いように感じます。

うーん、弁護士ってもっと凄い存在だと思っていましたがやはりピンキリってあるものなのでしょうね。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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