冥婚ってなに?封筒に入った髪とちょっと怖いオカルト風習

世の中には結婚の方法は数あれど、恐ろしいことに死者と結婚する『冥婚』という風習が世界中にあります。

ちなみに、日本でも一部の地域では風習として行われているのです。

さて一体冥婚とはどういう風習なのでしょうか?オカルトチックではありますが、それがどういたものなのかご紹介していきましょう。

本記事が参考になれば幸いです。

 

冥婚(めいこん)とは?

冒頭で述べた通り、冥婚とは死者と結婚する風習になります。死後結婚などと呼ばれることもありますね。

意味合いだけであれば、それだけで簡潔に終わります。

なぜこんなことが行われているのか、というと事故や病気などで死んでしまった未婚の子供に対し、親や親せきが可哀想に思いせめて完全にあの世に行ってしまう前に生者と死者を結婚させようといういわば親心なわけです。

しかし、安易に「どうせごっこだろ」と思っていると地域、風習、考え方によって悲劇に見舞われることもあります。

なんと、一番過激なものになると生者を殺して、あの世で一緒にしようというものがあるんです。

心中じゃあるまいし、安請け合いして殺されたらたまったものではありませんよね。

結婚相手としてみたてた人形と一緒に棺に入れることもあれば、近い年齢で亡くなった男女をあの世で一緒にしようと共に埋葬するようなこともあります。

ちなみに日本ですと、ムサカリ絵馬という絵の中で結婚式を行うおとなしいものが青森や山形の一部で風習として残っています。

 

 

ちなみに、真ん中に座っている小さな男女はあの世で授かるようにと願いを込めて書かれた冥婚をした夫婦の子供が描かれているのです。

せめて絵の中だけでも結婚式を、という優しくちょっと寂しい風習ですね。

 

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有名な台湾の冥婚

そして、おそらく一番有名なのは台湾の冥婚ではないでしょうか?

映画にもなったので知っている人も多いと思いますが、紅包という紙が落ちているのでそれを拾ってしまうと冥婚させられるというものです。

 

https://twitter.com/ro86228/status/661829342603771904

 

この赤い封筒の中には現金や死者の髪・写真などが入っており、現金でも入っているのかな?と思って通行人がうっかり拾ってしまうと隠れていた遺族が取り囲んできます。

そして、死者との結婚を強要されてしまうのです。

まさに無知な人を狙った罠としか言いようがないですね。

とはいえ、すでにこの風習はほとんどなくなり、いまでは台湾でもこの封筒が落ちていたら事件ものです。

それでも、台湾にもし旅行して道端に赤い封筒が落ちていたら万が一の為にも拾わないようにするべきでしょう。

ちなみに、この台湾の冥婚をテーマに日本と台湾の共同制作で映画が作られています。

 


なお、オカルトの話になってしまいますが冥婚をした後に、このホラー映画のように冥婚した死者が現れたという話も嘘か本当かあるようです。

 

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神様と結婚する風習も

異類婚姻譚(いるいこんいんたん)という言葉をご存じでしょうか?

世界中で神様や別の生物と結婚する物語が描かれていますよね。日本でも蛇女房・雪女・鶴の恩返しなど神の化身のようなものから妖怪といったものまで幅広く結婚する話があります。

大抵、正体を知られると離れていくものばかりですよね。

しかし、現代日本でも田舎の方ではまだ神様の結婚式という行事があります。

 

 

これは高知県の不破八幡宮で行われる祭りで、神輿をそれぞれ男神と女神に見立て、三回「ゴツン」とぶつけると結婚が成立するという祭りの風習です。

これは神様同士ですが、はっきりとした文化としてネパールにも女性が神の妻となる風習があるそうです。

 

現代日本人の感覚からすると恋愛も結婚の自由もなく、数奇な人生の一言で片づけるにはちょっと……といった気がしてきますね。

大なり小なり、世界中でこういった神様と結婚する風習はありますので、民俗学などで詳しく調べてみると面白いかもしれませんね。

ちなみに、真偽は不明ですがオカルトサイトや掲示板を覗いていると、よく『神様と結婚した』という書き込みが見つかります。

「ド田舎の村の風習」とか「どうせ結婚相手いないから」という理由で神様と結婚してオカルト的な現象が起きているとか。

それが本当かは定かではありませんが、ひょっとしたら日本のどこかではそういった何かが残っているのかもしれませんね。

 

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まとめ

さて、冥婚についてまとめてみました。

死者と結婚するなんてちょっとオカルト分野の話になるので怖いですね。これが漫画の話ならまだしも、現実に死人と結婚してくださいと突然知らない人に言われても困惑するだけでしょう。

はっきりいって、気持ち悪いとすらいえるかもしれませんね。

世の中にはこういうこともあるよ、という話です。

本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。

 

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