ダイエットを始めよう!そう思い至るひとは多いですが、具体的にと言われると、運動と食事制限くらいしかあがってこないのが一般的です。
さて、このダイエット中の食事ですが、どのようなものを選ぶといいのでしょうか?
今回は、ダイエット中にどんな食事制限をすればいいの?ということについて話をしていきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
ダイエット開始時は極端になりがち!
ダイエットを始めるぞ!と意気込んで始める人は、急にとてつもない運動を始めたり、厳しい食事制限を始めるというまるで過酷な修行僧のようなことを始めるような人が結構います。
しかし、当初は頑張ったという妙な達成感があるのでいいですが、翌日になると全身の筋肉痛と猛烈な空腹感にさいなまれて、あっさりとダイエットを断念という人も少なくないのではないでしょうか。
いきなりしんどい運動をやったり、強烈な食事制限をしたところで一日では効果はありませんし、ダイエットは長期間継続しなければならないものなので、ダイエットで最初からツライ思いをするのは余程精神力が強い人でないと継続は厳しくなります。
運動は人によりますが最初からきついマラソンをするよりも、隣駅まで歩くなどのウォーキングをしたり電車や車の所を自転車に変えたり、普段エスカレーターを使っているのなら意識的に階段を使うなどから始めると容易に始めることが可能です。
ダイエット中に意識をしていることはなんでしょうか?食事の制限?ジムに行く運動?なるほど、意識をしてカロリーを減らす行動をするのはいいですね。さてしかし、普段の生活ではどれだけ意識をしているでしょうか?うっかりエレベー[…]
ですが、食事に関してはある程度の食事制限は必要ですし、空腹と意志力をもってたたかわないとなかなか脂肪が燃焼されることはありません。
まあ、それはダイエットをする上で当然といえば当然の努力ではあるのですが、極端に肉類は避けて野菜のみにしたり、こんにゃく料理などカロリーの低い料理ばかりにガラリと変更する人が多いのではないでしょうか。
はっきりいって、
「ひもじい食生活」
となってしまっているのではないでしょうか?
いえ、本人が絶対の意思力をもってやっているのなら構わないのですが、こうしなければいけないと義務的にやっているのであれば、やめた方がいいのかなと思います。
だって、ストレスが溜まるのは間違いないでしょうし、どこかでプツンと糸が切れた時に間違いなく元の食生活に戻ってしまいます。
むしろ、反動で「もうあんな生活はしたくない」とダイエットそのものを忌避してしまう可能性まであるのです。
何事もほどほどに、とよく言われますが極端なことを最初からすると、ダイエット失敗の可能性が増えてしまいますので、長期的ビジョンを考えて緩やかに始めた方がダイエットは成功させやすいのではないかと思います。
……まあ、とはいってもダイエットを始めた当初のモチベーションがあるので早く成果をあげたい!早く痩せたい!という気持ちは誰しもあるでしょうけどね。
食事は幕の内弁当のようなものが正解!品数を増やして楽しむべき!
さて、そうなると一体ダイエット中はどのような食生活をすればいいのでしょうか?
確かに、動物性食品はカロリーが多めの傾向があるので野菜を中心とした食生活に自然となってしまうのはわかります。
しかし、食べる時間を考えたり、血糖値をあげない要は太らない食生活にすればそこまで極端にする必要もなかったりするのです。
最近太ったな……と感じたら、ダイエットを始める時です。実際はすでに遅いのですが、そのまま放置しておくとさらに悲劇をまねいてしまいます。しかし、運動だけではツライ割にはなかなか痩せないですし、食生活に切込みを入れなければなりません。[…]
そして、ダイエットに限らずですが食事は品数を多くして少しずつ摂るのがよいとされています。
というのも、品数が多ければその分だけあらゆる栄養が身体に入ってくるので非常にバランスよく健康的な食生活となります。
仮に肉や魚を制限してしまうと、その分の栄養は摂ることができずバランスは崩れてしまいますよね。
さらにいえば少量で品数多く食べていれば、ご飯の食べ過ぎなど過度なところがなければカロリーもそう極端に上がることはありません。
ですので、実は幕の内弁当のような細かく色んなおかずが入った食事が正解でいて、理想といえるでしょう。
とはいえ、コンビニの幕の内弁当は種類によっては油物が多かったりするので注意が必要です。
自宅で幕の内弁当作るの無理じゃない?
幕の内弁当が正解でいて、理想といいましたが、
「いやぁ、さすがに毎日幕の内弁当作るの無理でしょう!料亭じゃあるまいし!」
とまあ、普通の人は感じるでしょうね。
あくまで幕の内弁当は多彩な食材をたべることを目指すという『例』ですので、単純に目指す目標と言っていいです。
ここでいう問題は、一品物の料理にならないことです。
牛丼や親子丼、カレーやラーメンなど一品で事足りてしまう食事って多いですよね。特にひとりで外食ともなると、そのような食事が多いのではないでしょうか。しかし、知っていましたか?このような一品物の食事って実は太りやすいんです![…]
牛丼やカレーなどは当然ながら、それその物だけを食べる一品物料理ですが、生姜焼き定食やから揚げ定食、焼き魚定食などは大きく主張するメインとなる食材がデンッとありますよね。
そのメインのおかずでご飯を食べるのですから、広域でみればそれもまた一品物と変わらないといえるでしょう。
さて、その一方で幕の内弁当はどうでしょうか?
肉や魚は入ってはいても、ほとんどが一口から二口サイズで、後は煮物とかわずかなスパゲティなどが入っているだけで大きくこれがメイン!となる食材はありません。
重要なのはそこで、別に幕の内弁当を作れというわけではないのです。
確かに作るのには手間はかかりますが、いまは冷凍食品などで豊富にあらゆる食材が買えますので、そういったものを駆使して一回で食べるのではなく、いくつかを何度かに分けて解凍して食べるなどすればそれだけで十分かと思います。
もちろん、こうすることでガッツリとメインのカロリー重めな食材をたべることがなくなるので摂取カロリーが減るという利点はありますが、何よりもダイエット中に食事を楽しむというのが一番です。
ただ量を減らすだけでは、ただの食事サイクルなだけとなってしまい、
「どうしてこんなキツイことをやっているんだろ……」
と空腹の波が襲ってきたときにこういった思考になってしまいがちです。
当然、ダイエットのモチベーションも下がりますよね。
ですが、せめて食事時間くらいは色んな味を楽しむということがあるというだけで、継続率は変わってくるものかと思います。
なのであくまで目指すのは幕の内弁当のようなものであって、幕の内弁当そのものではないのです。
まとめ
さて、ダイエット中は幕の内弁当のような食事がいいということでまとめてみました。
ダイエット中の食事制限って最初はいいですが、継続すると結構きつくなってくるものです。
空腹だからこそ、食事の時間は楽しみではあるのですが少量しか食べられずまた空腹となると、キツイだけでどんどんダイエットのモチベーションがさがっていきます。
しかし、幕の内弁当のように品数を増やすことで食事に色んな味わいを感じられ、さらに多くの食材が入っていることでカロリーが高い食材も少量で済ませられるのでダイエットにも最適です。
しかし何よりも、食事は楽しまないとつまらないですよね。
本記事が参考になれば幸いです。