ダイエットで太る原因は何だと思いますか?
運動不足?不摂生?違います。食生活をまず改善しなければならないのです。
今回は、太る原因は食べること!ということについて話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
当たり前だけど、食べたら食べた分だけ太る!
さて、非常に普通でいて当然の話ではありますが、人は食べたら食べた分だけ太ります。
逆に言えばまったく食べなければ痩せます。
まあ、極論と言えば極論でしょうがこれはもっとも自然なことで、何もしなくても代謝で消費される分は適量を食べればプラスマイナスゼロ。
(一日の代謝1400㎉ - 食事で摂取するカロリー1400㎉ = ±0㎉)
ですが、食べなければマイナスとなります。
(一日の代謝1400㎉ - 食事で摂取するカロリー0㎉ = 消費量1400㎉)
つまり、この分だけ痩せることができるということですね。
しかし、残念なことに食事量を減らしたから摂取するカロリーが代謝に比べてマイナスになるとは限らないのが食生活というものです。
つまり、こういうことです。
ダイエットのない普段の生活では、
『一日の代謝量1400㎉ - 食事で摂取するカロリー3000㎉ = 消費量-1600㎉』
まあ、太りますよね。1kgが約7000㎉ですので、5日もあれば1kgも太ってしまいます。
もちろん、その日の運動量にもよりますが運動をしないで太っている現代人の状況を考えるとこの辺りが普通と考えていいかと思います。
さて、それではダイエットを始めて食事量を減らしてみるとして、
『一日の代謝量1400㎉ - 食事で摂取するカロリー2000㎉ = 消費量-600㎉』
こうなったとしても、痩せられるでしょうか?当然、代謝量よりも食事から摂取するカロリー量が高いので痩せることはできません。
つまり、ただ食事量を減らしただけでは痩せることはできないということです。
たとえ「痩せなくてはいけない!!」と志したとしても、食生活そのものが痩せない食事をしているのでは一向に体重は減りません。
「運動しているから痩せるでしょう」
という人も少なくはないですが、意外と運動による消費量は少ないものでウィーキングを一時間真剣にやったとしても消費するカロリーは200㎉にも及ばず、コンビニのおにぎり一個分にしかなりません。
ということは、根本的な食事による摂取カロリーをおさえなければいつまで経っても体重は減っていかないということに他ならないのです。
結局のところ、食べたら食べた分だけ太るということで、食事制限をしてなかなか痩せない人はこうなってしまっている人が多いのかもしれません。
食事を減らしても痩せない!どうすればいいの?
しかし、食事制限をしてもなかなか痩せない、成果がでないというのはなかなかにストレスですよね。
やるだけやって結果がでないからとダイエットをやめてしまう人も少なくないとか。
そういうときはまず、一週間でいいので食事の記録をつけると改善されやすくなります。もう、何も考えずに何を食べたかだけを記録するのです。
そうすると、食事を減らしたところで痩せない原因というのが『記録』として目に見えて残るようになってきます。
記録という情報が溜まってきたら、それぞれの食事のカロリー量を見ていきましょう。最近では、スマートフォンからアプリで簡単にカロリー計算ができるものが多々あります。
すると、意外と多くのカロリー摂取をしてしまっていることに気が付くのではないでしょうか。
たとえば、油物が二回もあったとか、野菜の量が少ないとか、ちょっとくらいいいやとおやつを食べてしまっていた、といったものが目に見えてわかります。
つまり、自覚なく毎日の食生活をしていたから太っていたので、記録をつけたことで『自覚』が出てきたり、記憶ではなく記録として目に見えることでわかってくることも出てくるでしょう。
残念なことに、生存している以上は何かを食べなければ人間は活動すらできません。
朝毎日食べているヨーグルトを減らす、昼食のランチを食べないようにする。というのは、さすがに痩せる為とはいえ体のことを考えるとあまりやってはいけないことですよね。
しかし、太るということはしわ寄せがどこかにあるはずで、たとえばおやつでカロリーの高いお菓子を食べ過ぎる、デザートを食後にたべてしまう、夕飯をがっつりと食べてしまうなどです。
ダイエット中に洋菓子は厳禁!太るから、甘いものが食べたいのなら和菓子にしよう!よくそういわれ、和菓子の方がヘルシーで太らないよといわれますが、はたして何を根拠に太らないといっているのでしょうか?おそらく誰かが言ったから、とい[…]
ですので『何を』『どう』減らすかが重要なのです。
メモを取っていれば、太る原因となる習慣の犯人が大抵の人は見つかるかと思います。
夕飯でカロリーを大量に摂取しているのなら、それを少なくしたりカロリーの低い食品。たとえばこんにゃくラーメンなどに置き換えたりすればいいし、おやつやジュースを摂っているのならやめるだけです。
多くの人が好み、店舗は激戦区と呼ばれるほどに愛されるラーメン。家でも手軽に作れるがゆえによく食べるという人はかなりいるのではないでしょうか。しかし、ラーメンで気になるのはカロリー、脂質、塩分など健康によくない成分も多量に含まれていま[…]
……といっても、人間の精神はそんなに強くないので「やめる!」といっても、我慢できなくなったりストレスが溜まってしまったりします。
一度ついた習慣は意外と抜けにくいものですので、徐々に減らしていくか意地でも摂取しないで強制的に体を慣れさせるかはその人しだいでしょうが、とにかくまずは普段の食生活を改善することが痩せるには大事というわけです。
まとめ
さて、ダイエット中の太る原因についてまとめてみました。
毎日のことですと、意外と記憶も数日前ですと曖昧になってしまうものです。記録をちゃんとしていると、食生活習慣がそこに書かれるので、意識がしやすくなります。
もしなかなか痩せないなと感じることがあれば、一度自身の食生活を記録してみて見直してみるといいかと思います。
本記事が参考になれば幸いです。