お年玉の由来って何なの?子供にあげる金額の相場はいくら?

親戚に子供が生まれるのはとても喜ばしいことですね。しかし、そこからちょっと大人が憂鬱になるのが「お年玉」というものです。

子供にとっては、一年に一度合法的に大金を得られるイベントなので当然期待はするでしょう。そもそも、どうしてこんなイベントができたのでしょうか?

そして、あげすぎてもよくないし、少なすぎてもケチだと思われてしまいイヤですよね。

ですので、一般的なお年玉の由来と相場をまとめていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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お年玉の由来ってそもそも何なの?お年玉はお年賀?


さて、現在では親戚の子供に向けて社会人がお小遣いをあげるイベントである「お年玉」ですが、いったいどうしてこのようなイベントが始まったのでしょうか?

元々は、年神様からの贈り物としてお供え餅を年少者に分け与えたのがお年玉の始まりとされています。お金ではなかったのですね。

新しい年が明けたことを祝う風習のことを「お年賀」といいます。

年始の挨拶をする際に持参する品物を「お年賀」としていますが、目上から目下に贈る金品として「お年玉」とされ、それが定着したのです。

ちなみに、お年賀は両親など日頃お世話になっている人への年始の挨拶の品です。松の内に行うのが礼儀となります。

 

・松の内とは?

関東:元旦から7日

関西:元旦から15日

 

たとえ親兄弟でも、年始にいきなり訪問しては失礼ですので、ちゃんと相手と予定をすり合わせてから訪問しましょう。

お年玉を子供に渡す人は多いでしょうが、親戚だろうとあまり『お年賀』として何か持参する習慣がない人もいるかもしれません。

子供宛のお年玉だけでなく、一般的には清酒や焼き菓子といった日持ちをする相手の好みに合わせたものを手土産として持っていくといいでしょう。

お迎えするというのは、とても大変なものですので、ただ訪問して飲み食いだけして帰るだけでは図々しいにも程があります

いくらお客さんでも、何もしないのでは迷惑と思われても仕方ありませんので、最低限の気は使うようにしましょう。

 

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お年玉の相場とは?いくらくらいなの?

 

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では、実際にお年玉を親戚の子に渡すとして、いくらあげるかというのは迷うと思います。

子供に過ぎたお金を渡すのはよくないですし、少なくてガッカリされてしまうのも嫌ですよね。一つの方法としては、先に相手の親にいくらあげていいか確認するという方法があります。

「任せるよ」と言うのであれば相場くらいで考えるといいでしょうし、教育の為にもあげすぎると困るというのであれば、「これだけいれておくから」と先に宣言しておけば後で揉めるようなこともないでしょう。

ちなみに、一般的な相場はこれくらいです。

 

年齢金額
未就学児¥1,000~¥2,000
小学1~2年生¥1,000~¥3,000
小学3~4年生¥1,000~¥3,000
小学5~6年生¥3,000~¥5,000
中学生¥5,000~¥10,000
高校生¥5,000~¥10,000
それ以上の学生¥10,000~

 

大体これくらいでしょう。小学生スタートなら一年歳をとるごとに千円ずつくらいあげるくらいで計算してあげればちょうどいいのではないでしょうか。

さすがに高校を卒業してもらうのもどうかと思うかもしれませんが、その辺りはあくまであげる方の『気持ち』の問題ですので、おかしいことではありません。

あとはあげる側のお財布事情によるところかと思います。一人ずつはそんな金額でないと思っても、何人も親戚の子供がいればその分だけかさんでいきます。自分の生活をピンチにしてまでも高い金額を出す必要はないでしょうね。

なお、お年玉は基本的にはポチ袋に入れるのが礼儀となります。現ナマで渡すのは極力避けて半紙などに包むなどをして、見えないようにするのがいいとされています。

 

 

ちなみに、小さな子供相手であれば現金の価値というのがまだわかりません。なのでお年玉代わりに、おもちゃやお菓子を贈った方が喜ばれることもあるでしょう。

ついでにいえば、喪中であってもお年玉に関しては一般のお祝いと違い、新年を寿ぐ祭事ですのであげたりもらったりすることに問題はないので気にする必要はありません。

 

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貰う方もちゃんと礼儀を!子供のしつけは大事です!

これはダメですNO

さて、近年ですが本当に礼儀というものを知らない子供が非常に増えています。

あげる方としては気持ちよく「ありがとうございます!」とお礼を言ってもらいたいものですよね。

しかしお年玉に関しても、貰うのが当たり前のような態度でゲーム画面をみながら「ん」と手だけ出すような失礼な子供が中にはいます。

あるいはポチ袋の中を見て「少ない」と感謝の気持ちを持たない生意気な子もいたりします。

大抵の人は、そのポチ袋に入れたお金は自分が汗水たらしたり、上司に怒られながらも一生懸命に稼いだお金です。

お年玉というのは、現代ではすでに形骸化したもので、「気持ち」の部分が大きいかと思います。

だからそういった他人の心を踏みにじるような子にはしつけの為にも『あげない』という選択肢もあってもいいものではないでしょうか?

勿論、本来は親のしつけの問題ですが、そのまま礼儀も知らないで大人になってしまったら子供にとってもマイナスでしかありませんし、大人の対応で笑って済ませるのと甘やかすのとではやはり違います。

確かに子供には嫌われるかもしれませんが、子供にとってはたった数千円のお年玉よりも価値のあることですので、そういった態度の子には意を決して取り上げたり叱ったりするのは悪いことではないのではないかと思います。

 

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まとめ

さて、お年玉の由来と相場についてまとめてきました。

毎年新年の挨拶をするときに発生するのがこのお年玉です。親戚に子供がいるといくらいれればいいか悩みますよね。

そして、突発的に他の親戚の子が来ている可能性もあるので予備として持っていくかどうかも考えなければなりませんし、ピン札をわざわざ用意したりと貰う立場から、あげる立場になると大変になります。

相場はあっても、あくまで本人の『気持ち』になりますので、どれだけあげるかは関係性や年齢など考慮してもいいかもしれませんね。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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