営業職のメリット・デメリットとは?しんどくて嫌われる職業

営業になるのは嫌!という人は結構多いのではないでしょうか?しんどくてブラックというイメージが強いかと思います。

確かに人間関係も増えて面倒になりますし、どんな仕事よりもしんどいかもしれませんね。

そんな営業になろうと思っている人を対象に、今回は営業職のメリット・デメリットを述べていきたいと思います。

読み物としてお愉しみください。

 

 

営業職のメリット・デメリットとは

そもそも、営業職とはどのような役割なのでしょうか?

一般的には会社・一般人を対象に商品を説明し、販売をすると同時に継続的な顧客になってもらう役割のことになります。

まさに会社の代表として人と人を繋ぐ役割で、精神的には非常に辛そうに思えますよね。

しかし、実は会社によるところがとても大きいといえる職種なのです。

だって、そうですよね。小さな会社のメリットを感じにくい売れにくい商材を売ってこいという会社より、大手の名前の通った売れやすい商材の方が圧倒的に楽ですよね。

それに、まともな企業かブラック企業かでも大幅に変わってきます。

なので一概にとはいえませんが、そんな営業職の一般的なメリット・デメリットをあげてみましょう。

【営業職のメリット】

営業職のメリットですが、一般的に営業から聞くあるあるを5個上げてみました。性格によってはデメリットと感じることもありますが、表裏一体かもしれませんね。

・多くの人と関われる

当然ながら、多くの人と関わることができますよね。特に商材が自身の好きなものであれば、それで新しい人と繋がることができるのですから、やりがいを感じることすらあるでしょう。

何度も顔を合わせるうちに、行くたびに半分は雑談で終わるどころか雑談をしにいく人もいるくらいです。

雑談っていいの?と思われるかもしれませんが、上司がお互いいなければこうなることはよくあることですし、仲良くなれば何かあった時に声掛けをしてくれるので問題ありません。

・適度にさぼれる

外に出てしまえば、誰の目もなくなりますので適度にさぼることができます。

さすがにどこかに車をずっと駐車させていたら、SNSにあげたり会社に通報をされてしまうことがあるでしょうが、月のノルマさえ達成されていれば多少くらいは、ファミリーレストランや喫茶店の中で多少ぐだぐだしているくらいでしたら問題ないでしょう。

勿論、車にGPSが入っていたり分単位で管理されているところも少なからずあります。その場合はさすがにできないでしょうから、会社によりけりですね。

・月給が高い傾向にある

他の職種に比べて、月々の給料が最初から高い傾向にある職種です。営業手当などもついているので、総合的には稼げる部類の職種といえるでしょう。

特に毎月のノルマを達成していれば年の昇給も会社の業績によって数万程度上がる会社もあります。

そして、基本給が高いのでボーナスの影響も大きい為、比較的月給は高い傾向にあるといっていいかと思います。

ただし、注意点。初任給が20万以下スタートであればやめておいた方がいいでしょう。

営業というのは、同じ内容でも会社が違えば給料も大幅に変わってくるものです。同じ内容であれば少ないスタートより、給料高いスタートの方がいいですよね。

・業界の勉強ができる

必然的に、人と関わることになるので業界の情報がリアルタイムに入手することができ、多くの情報に触れることで勉強になります。

業界に詳しくなることで、さらに将来の視野も広がっていきます。同じ業界で別の道に進むようなこともあれば、さらにいい会社に転職することもあるでしょう。

経験というのは武器なので、好きな業界であればその勉強ができるのは自分の為にもなります。

・好きな食事をたべられる

これが一番最大のメリットかもしれませんし、営業マンの多くが唯一の楽しみとしてこれをあげることが多いでしょう。

昼休憩時間は出先だろうと余程のことがなければ取るでしょうが、美味しいお店というのは各所にあります。

事務所の中で代わり映えしない食事をするよりも、客先のついでに美味しいお店で食べるというのは営業職の人間がよくやることです。

むしろ、今日食べる場所を決めてからその周囲で営業周りをするという人もいるくらいです。

 

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【営業職のデメリット】

営業職のデメリットはメリットの反対。そして、会社の方針に依存します。自由な会社程やることやっていれば何も言われませんが、締め付けが強い会社程きつくなっていくでしょう。

営業の悪いイメージはほぼこのデメリットに集約されるものかと思います。

・他人と関わらなければならない

メリットとして多くの人と関われるとあげましたが、元々の性格で他人とあまり関わりたくない、あるいはクレームなど問題が起きても関わり続けなければなりません。

誰しも相性が悪い人というのは必ずいますが、そんな人も相手にしなければなりません。

人づきあいがストレスになる人は向いていないでしょうが、人づきあいに抵抗がなくても、営業になったばかりにストレスを溜め込んでうつ病になってしまうような人も大勢います。

優しい対応をされることもありますが、新規客などには冷たい対応をされるのが当たり前の職種です。

・ノルマがある

どこの会社でも『営業目標』や『予算』といった個人ノルマが設定されています。それを元に毎年の給料の上下が計算されます。

ハズレの上司ですと、先月大幅にノルマ達成して翌月達成できなくてもトータルで上がっているにも関わらず、頭ごなしに怒鳴ってくるような人もいます。

特に自分が売れる商品・好きな商品ならともかく、売れないと思っているような商品や嫌いな商品では成果もでませんよね。しかし、商品そのものの販売数量にノルマを課されることもあります。

特にいい担当客先を持っているのならともかく、そういったものがなく新規客先獲得数などはかなり過酷な道でしょう。

意外と会社はシビアなので、未達成の場合は容赦なく給料を落とされることがあります。

・営業中監視される

年末年始は上司同行で挨拶に行くこともあれば、普段から曜日を決めて上司が同行するというルールの会社もあります。

つまり、普段の動向を上司が客先に行ってチェックするということですよね。

他にも車にGPSが入っていて分単位で行動スケジュールを書かされ、GPSの記録と照らし合わせるだの、携帯電話のGPSの記録を確認するなど終始営業中監視されている会社があります。

せっかく営業に出たら自由と思いきや、会社によってはそうでもないのが営業職です。

・残業が多い

客先から戻ってきたら事務所などで事務処理を行うなど、必然的に残業が増えるのがこの職種です。

定時を過ぎてからの会議など当たり前の場所もありますし、見積もりの期限が近く溜まっていたら夜中まで残ることもあります。

それでもちゃんと残業代が支払われてればいいですが、『みなし残業』という制度を悪用して残業を固定給にして超過分を払わない会社がザラにあります。

成果主義で給料が上がるので仕方ないですが、徐々に残業が重なり自分の時間が持てなくなると納得いかなくなっていきます。

正直、みなし残業制度を取っている会社は余程条件がよくないとやめておいた方がいいでしょう。

・クレームで謝りにいかなければならない

会社というものは、必ずクレームがある程度発生するものです。そして、一番真っ先に会社の代表として謝りにいかないとならないのが営業という職種です。

たとえ自分が関わっていないことだったり、誰かのミスだったとしても、矢面に立って謝りにいかなければなりません。

相手によっては、簡単に許してくれることや逆に最後まで怒鳴り続けるような人もいるでしょう。

ちゃんと神経の通った人間であれば不眠や食欲不振など大きなストレス症状を起こしてしまう人もいるくらい辛いものです。

特に客先の怒りと会社のくだらないメンツに挟まれる状況は最悪ですが、ままあることです。

このクレームが嫌で本当に逃げる人もいるくらいですしね。

クレームはチャンスと会社はいいますが、それは会社だけのことで辛いものは辛いという営業最大のデメリットはこれにあるでしょう。

20歳を超えて誰かに怒られるなんて、したくないでしょうしね。

 

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まとめ

さて、営業のメリット・デメリットの代表といえるものをまとめてみました。

これは営業経験者が本当に言うことで、メリット要素よりデメリット要素の方が大きいからこそ、営業は嫌われるんですよね。

なにより、責任が一番のしかかり場合によっては自社に背中を撃たれるようなこともあるんです。

ただ、いえるのは『会社による』としかいえない部分も大きいです。それでも営業を目指すのでしたら、ちょっと覚悟が必要でしょうね。

 

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