中学生の反抗期は放っておいてはいけない!向き合う子供の反抗期

早い子で小学校高学年から始まる思春期特有の反抗期。第二反抗期とも呼ばれ、親をかなり困らせますよね。

個人差はありますが、誰しも大なり小なり反抗期というのはあるもので、おそらく親としても自覚はあるなし関わらず自身が経験してきた道でしょう。

しかし、人生を左右するといっても過言ではない中学生の時期です。子供をちゃんと育てたい親としてはきちんと向き合いたいですよね。そんな中学生前後の反抗期について読み物としてまとめてみました。

 

どうして反抗期がおこるの?

反抗期を迎えると、まさに親と子の戦争状態になりますよね。しかも第一反抗期と言われる、いわゆるイヤイヤ期と違って、中学生くらいになると男も女も体も大きくなり、さらに口も達者になりで手が付けられません。

しかし、この反抗期ですが個人差によって大なり小なりありますがあって当然のものなんです。むしろ、反抗期がなければ怖いといってもいいかもしれません。

だってこの反抗期の原因は、自立心が芽生えた表れなのですから。

考えてもみてください。学生時代において、中学生って一番ストレスが溜まる期間ではないですか?

身体は大人へと変わっていき、小学校の頃と違って先輩後輩の立場の違いで理不尽なこともおきるでしょうし、男女ともにお洒落に目覚め始めながらも、お金もなくままらならない状況。

それに、最大のストレス源は将来を見据えた受験による不安かもしれませんね。だからストレスの解消といって弱い相手に対してのいじめなどもこの頃にしてしまいますが、犯罪行為をして警察を呼ばれて人生を潰してしまうこともあります。

 

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すでに体は大人になろうとしているのに、大人として扱われない矛盾など他にも多々あるでしょう。

そして、周囲も同様のストレスを抱えている学校という環境に放り込まれているからこそ、結託して社会あるいは個人を攻撃し始めるんです。

社会全体では間違っていても、暴力や飲酒・喫煙などといった不良行為で自己主張をしているのが反抗期を迎えた彼ら、彼女らなりの幼い自己主張なのですよ。

逆に言えば悪いことをして周囲や社会にどれだけ許容されるのか見計らっているのかもしれませんね。

 

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親としてできること

一つ最初にたとえ話をしましょう。

猫って、まだ未熟な頃はよく噛むんです。兄弟同士でもある時期からちょっと本気で噛み返して喧嘩したりするんです。

一見するとダメなことですが、ペットとして飼うにはとても重要なことなんです。なぜなら、相手を噛むと痛い。そして同じように噛まれると痛いということを知り、手加減を覚える行為なのです。

そう、この頃は一年目から始まります。猫は一年で成猫に成長します。もうお分かりですよね。

ちょうど子育てを終えた親猫は子猫に自立をさせる為に無関心になり、そして子猫はちょっと攻撃性を増して自立していく。まるで人間の反抗期のようです。

事実、これが猫にとっての反抗期ともいわれています。勿論、自立して狩りを行う為でもあるのですが、この辺りで噛んだら痛い。噛まれたら痛いということを学習させておかないと飼い主を相手でも手加減を知らない子になってしまい、後々大変です。

ある種の本能的な物があるのかもしれませんね。

 

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そしてこれは人間にも共通するところであり、親が「勝手にしろ」と無関心だと本当に好き勝手やって悪い仲間ととんでもない道に足を踏み入れたり、逆に過干渉をしすぎて暴力で押さえつけようとすると、より反抗心を高めます。最悪、家庭崩壊のおそれがあるでしょう。

じゃあ、どうしたらいいの?

となりますが、各家庭によって考え方や環境が違うので難しいところではないでしょうか。

成長過程における一種の病気みたいなものですので、これは無関心すぎず、過干渉すぎずに時間が経つのを待つしかありません。まともな性格の子であれば、中学三年生くらいから高校一年生くらいまでには落ち着いていくでしょう。

しいて親がやれることといえば、話し合いと主張を聞くことです。

ぶつけどころのない、やり場のない感情があるからこそ吐き出し先を求めているわけで、それがどんな言葉だろうと頭から押さえつけるのではなく、主張をまず聞くのが大事ではないでしょうか。

ただし、いじめや暴力といった反社会的行為に対しては絶対にあってはならないことですので、注意することをしなければなりません。

それに子供にとって大事な受験シーズンに警察沙汰になんてなったら、将来棒に振るようなもの。

そうですね、例えば万引きを犯したとして三年生の11~12月に警察に被害を訴えられたらもう、受験どころではないですよね?

お店側にいくら「やめてくれ」とか「この受験シーズンになんてことを!」と言ったところで、店側は被害者であり、他人なのだから受験生の事情なんて知ったことではありません。むしろ、被害者です。

そういった、わざと受験シーズンを狙って訴えて子供の将来を徹底的に潰そうとするような店も世の中にはあるのです。

とはいえ、これは正当なものですし、万引きをした方がどうやっても悪い自業自得ですよね。

ですので、そうならないように親はちゃんと普段から子供に向き合って、話し合えるようにしないとなりませんね。

 

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まとめ

反抗期についてまとめてみました。

家庭によって子供の反抗期に対して多くの取り組みをしていると思います。厳しくする家庭や放置する家庭と様々です。しかし、最近は厳しくしてしまった家庭の子が大きな犯罪を大人になってからしてしまう事件がよく見られます。

逆に、放置してしまうと非行街道まっしぐらの場合もあり、難しいですよね。彼らは自立という場面に立っているので、まずはその抱えているもやもやっとした言葉を落ち着いて聞いて、納得させてやるのが親の役割ではないかと思います。

当ブログがお役に立つ一助となるのなら幸いです。

 

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