海の色はどうして国や地域で違うの?世界中の海で何が違う?

青い海、白い雲。静かに海岸に打ち寄せる波。

イメージとしての海としては、このようなイメージですが実際日本の海はもちろん、地域によっても違いはあれどそんなに綺麗に見えるとは……言い難いことが多いですよね。

一方で、海外の海はエメラルドグリーンだったり、マリンブルーだったりと本当に同じ海か??とすら思うこともある鮮やかな色をしています。

どうして国や地域によってこんなにも色が変わってくるのでしょうか?

今回は、どうして海の色が違うのかということでお話をしていきたいと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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海の色は国や地域によって違っている!

大陸と大陸を隔てるのはそう、海です。世界の海は繋がっているといって間違いはありません。

しかし、日本の本州に住んでいるとたとえば旅行で海水浴に行ったとしても見られるのは、目が釘付けになるほどに美しい青……ではなく、赤茶がかった青と言うか、そんなに『わっ、綺麗!』と思うような色では少なくてもありません。

しかし、ひとたび飛行機に乗って沖縄にでも行こうものなら、透明度の高い鮮やかな青の海を見れることができます。

沖縄旅行に行くと、自然の木々と海の綺麗さに驚きますよね。

逆に南ではなく、北に行けば今度はエメラルドグリーンに近いような色合いの海を観賞することができるでしょう。

日本国内だけでも、場所が違えば大きく海の色というのは変わってくるのです。

さらに海外に行けば、本当に観光資源になるような美しい海をその目で見て、お金さえ払えばそんな海でのダイビングなども楽しめるわけです。

一面の透き通った海は、現地のトロピカルドリンクでも飲みながらいつまでも眺めていたいものですよね。

逆に、そんな綺麗な海だけではなく深い紺色や茶色っぽい色など本当に国や地域によって様々な色合いをみせてくれます。

ですが、ここで疑問に思うはずです。

「どうして同じ海なのにこんなにも色が違うの!?」

と。この違い、はたしてどうやって生まれるのでしょうか?

 

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海の色はどうして国や地域で違ってくるの?

https://twitter.com/harru_yuta/status/1432920111753482243

ではどうして、場所が違うと海の色が違うように見えるのかを解説していきましょう。

結論からいえば、

「光の吸収と反射によるもの」

というのが、ザックリとした回答となります。

虹を思い浮かべていただければわかりやすいと思いますが、光というのは赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・藍・紫の7色の可視光線があります。

海の特徴としては、電磁波の波長の長い赤が水に吸収されやすいという性質をもっているのです。

しかしながら、当然海には海水だけではなく光の吸収を阻害するものがいます。

微細なプランクトンや菌といった微生物、それにチリやホコリといった微粒子が光の吸収を邪魔して反射してしまいます。

その為に、波長の長い赤い光が反射すると人の目には赤みがかって見えたり、反射されず吸収されると緑がかって見えたりと状況により多彩な色に見えてくるのです。

ということはどういうことかというと、

「微生物や微粒子が多ければ多いほど光を反射して海の色は赤茶色に近づく」

「微生物や微粒子が少なければ少ないほど緑・青・藍に近づく」

という構図になるわけです。

要は光を反射する汚れた海であればあるほど、なんだか汚い色に見えていき、反射するもののない綺麗な海ほど鮮やかな青に見えるというわけですね。

だからこそ、国や地域など場所が違ってくれば海の色も違うというわけなのです。

 

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まとめ

さて、海の色の見え方の違いはどういう理由か?ということでまとめさせていただきました。

東京湾の回遊ツアーなどに乗ってみると、海の色も臭いもちょっと汚いようにダイレクトに感じることがあります。一方で、やはり沖縄の海は綺麗ですよね。

やはり、東京湾は工業廃水などがあるからでしょうか。逆に沖縄は自然が多いからかもしれませんね。

本記事が参考になれば幸いです。