何だかんだで長引いている当ブログの会社の不利益変更から始まる体験談。
提訴はしたものの、裁判所から何の音沙汰もなく時間だけが過ぎ、5月の半ばのいまになってようやく裁判日が決まりました。
前回の体験談より当ブログの検索順位も上がり、見ていただいている人も増えたのか読者様何人かからメール等をいただきありがとうございました。
個別にご返信できず申し訳ありません。励みにもなりますし、困っていらっしゃる人もいらっしゃいますので、これから提訴する方の一つの体験の参考になればと思います。
世の中、まともではない会社や経営者が結構いるみたいですが、覚悟を決めて泣き寝入りをしないで戦うとこんな感じということで見ていただければと思います。
あ、ちなみに身バレ防止の為にいくつものフェイクも入っていますのでご了承ください。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。
2020年9月に会社の不利益変更をされて、労働基準監督署に訴えを起こし、ついに裁判所に提訴をしました。さすがに具体的なものはここであげることはできませんが、意外とアクセス数もあり気になっている方も多いかなと思いますので、提訴するまで[…]
裁判の初回期日決定!コロナ禍で裁判所が遅れ!
さて、2021年3月頭に会社の一方的な交通費減額による不利益変更で裁判所に弁護士を通して提訴を致しました。
通常であれば、提訴をしたら裁判所で訴状の記載方法に抜けや間違いがないかを確認し、2~3週間したら1~1.5ヶ月程度後の期日で初回期日を決定します。
決定がなされたら特別送達という郵便で訴状のコピーや呼出状、答弁書などが被告を相手に送付されて受け取り確認をしつつ届けられます。
ちなみに、何サイトかで「受け取らなければ裁判が始まらない」とか「延長できる」とかいわれていますが、これは悪手です。
そこに住所があるのに受取拒否などがされると、裁判所側も何とかして届けようとし、最終的に受け取らないままならば被告人不在の裁判として、ほぼ原告の主張通りに事が進むそうです。
まあ、今回は会社相手なのでそんなことはないとは思いますが、期日までに答弁書を返さないとすべて原告の主張を認めるということで勝ち裁判となるわけです。
そうなったらいいですねぇ……まあ、ないでしょうけど。
とまあ、そういった初回期日までの流れの前置きはおいておいて、大体期日が決まるであろう3週間程度を待った3月後半。
「コロナの影響で裁判期日が決まりません!」
なる弁護士からの連絡が。
マジか……そう思いつつ、仕方ないと思うことに。
裁判所に提訴したとはいえ、会社都合退職を和解条件の一つに入れているので裁判が延びたとしても迂闊に辞められません。
一応は、こちらのスキをなくす為に誠実勤務はしなければならないので、月末月初と棚卸をしっかりとやりつつ、裁判期日が決まるのを待ちます。
4月前半
「裁判の調整ができない状態です」
4月中盤
「まだ見通しが立っていませんね」
4月後半
「順番にやっているのでもう少し待ってください」
と丸々一ヶ月間何の進展もないことに。
その間、新たな雇用契約書がきてサインしろと言われたり、パワハラ新部長が上になってしまって課長が辞めることになったりと、居辛さや会社の気持ち悪さが加速。
うおおおおおおおおおおおおい、裁判まだかよ!!
せめて、期日が決まって呼出状がいっているのでしたら少しは抑止力となるでしょうに、これでは裁判すると言って提訴すらしていないオオカミ少年状態に思われても仕方ありません。
おそらくこのコロナ禍で先を危惧した会社が不当な解雇をおこなったりで裁判する人が多くなっていたり、第一回緊急事態宣言の際に期間中丸々裁判を休みにして後回しにした結果、遅れに遅れているのかと思います。
これ、管理人よりもっと辛い立場にいて一縷の望みをかけた裁判をこれからする人達大変でしょうに。
こちらとしても、裁判終了後に辞めるつもりなのに延長されて嫌な思いする期間は増えるだけ……コロナの影響で裁判が遅れるのは本当に勘弁してもらいたいものです。主に精神的に。
ようやくやってきた初回裁判期日の連絡
4月はそんな感じで過ぎていき、ブログのネタにもなったもんじゃない感じでした。
まあ、4月は友人の方でも色々とあって巻き込まれたり何やらしていたので、精神的には疲弊していたのでこれ以上何かなくてよかったかなと思ったのはまた別の話。
で、5月に入ると。
「初回期日が決定しました」
とついに弁護士からの連絡が。
残念ながら身バレや特定を避ける為に詳細は伏せさせてはいただきますが、ようやく待ちに待ったこの日が!!
2週間程度で本来は初回期日が決まるところが、2ヶ月もかかりました!!いやはや、長かった!!
ゴールデンウィークもあり、本記事を書いているときはまだ訴状が会社に届いていないようですが、近々嫌がらせ的な反応もくるかもしれません。
それならネタ的にも、裁判的にも……面白いのにッ!!
この会社、クレームも客先のことをまったく考えず、まず自分たちの損失や責任を考えて対応をしたり、皆が見られる場所にあるところに掲げている社員との約束事を守らなかったりとモラルやコンプライアンス意識が非常に低い会社です。
とはいえ、社長を含めて役職者は内弁慶な人たちばかりですので、裁判所という外部機関が関わった以上、ビビって下手なことをしてこないかもしれません。
訴状が届いてテンパって悪手をうってくれたら面白いですが、しばらくは何もしてこない可能性の方が高いかな……。
とまあ、今回はそんな2020年9月に労働基準監督署に行ってから半年以上経ってようやく初回裁判期日が決まっただけという話です。そしてコロナ禍で裁判が全体的に遅れている傾向にあるということですね。
初回期日はただ互いの主張を読み合わせるだけと、軽度な質問程度なので10分程度で終わる模様。
これ、次回の記事でフェイク付きとはいえ体験記事ネタになるのかしら?
とりあえず管理人は初回裁判には参加しませんが、勉強や経験の為にも一度は見に行きたいですね。
会社の不利益変更により、労働基準監督署で『助言・指導』から『あっせん』をおこない、ついに裁判までやってきた管理人。ようやく待ちに待った第一回口頭弁論がやってきました。……長かった。会社からの答弁書も送られてきましたので、今回[…]
まとめ
さて、ついに初回裁判の期日が決定となりました。
裁判は長いといわれていますが、まさか初回からこんなに躓くとは思っていませんでした。
会社に訴える意思は示しても、なかなか訴状が届かないのではこちらに不利になることもその期間中にあるんじゃないですかね。
このコロナ禍による期日決定までの時間がこちらの不利にならないことを祈るだけです。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。