最後の労働基準監督署!次は弁護士から訴訟問題へ?【体験談】

交通費の会社の一方的な不利益変更により、労働基準監督署に行き『あっせん』まで終えた管理人。まあ、悪質な会社が大人しく強制力のないあっせんを受けるはずもなく、終了。

とりあえず、前回の記事の通り民法95条の錯誤というものを出してきた会社ですが、さすがに悪質性が過ぎるので訴訟に移行する前に最後の労働基準監督署訪問に行ってきました。

はたしてどのような話になったのか。報告をしていきたいと思います。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

前回はこちら

前回の記事で、悪質社労士を社労士会に訴えてみたということを書きました。そして、社長宛に合意の原則の労働契約法を送った後で反応がありました。うん、本当にこいつら異常なドクズ。ということで、社労士会の苦情返答と社長が異常というこ[…]

社会人

 

あっせん終了の書類が届いた!

手紙を書く男

さて、このたび『あっせん』終了の書類が届き、会社が拒否の姿勢の為に終了したという通知が手元に郵送で送られてきました。

まあ、それはまったく問題ありません。だって、こちらの証拠と言い分で労働基準監督署が動いたという事実があればよかったのだから。

最初から分かっていたことです。

それと同時に、このクソ会社にパワハラ被害を受けた別営業所の彼女は戦うのを一時中断。体調をまず治すことを優先することに決めたようです。

 

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社会人

 

たしかに、うつ病のまま闘ったとしても精神的苦痛が長引くだけで、しっかりと回復をしてから訴えた方がいいでしょう。

一方で管理人はそこそこメンタルは強いと自負しているので、継続して正当性を示すつもりです。

ちなみに、あっせん終了の際に送られてきた書類の中にこのような案内が入っていました。

 

制度名制度の概要取扱機関
民事調停調停員を通した話合いの手続きで、当事者の言い分を聞きながら解決を目指す非公開の手続き。簡易裁判所
民事訴訟公開の法廷で、双方が自分の言い分(主張)とそれを裏付ける証拠を出し合い、裁判所が、どちらの言い分が正しいかを判断して判決をする手続き。140万円をこえる場合→地方裁判所

140万円以下の場合→簡易裁判所

少額訴訟60万円以下の金銭の支払いについて、原則として審理を1回の手続きで終わらせて、直ちに判決をする手続き。簡易裁判所
労働審判労働審判委員会(裁判官と労使双方の専門家で構成する)が、双方の主張と証拠を基に審理した上で、話し合いによる解決(調停)を目指す手続き。話し合いができない時は、審理を経て、意義があれば民事訴訟に移行する。地方裁判所

 

少し簡易的にしましたが、この4つの案内をされました。いずれにしても弁護士を立ち会わせることが望ましいとのことで……うーん、弁護士か。

確かにブログのネタ的にも、自身の正当性を証明する為にも個人で訴えるつもりだったのですが……うーん、多少なら採算度外視で訴えるつもりなんですが、まあとにかくその辺りの相談と悪質さの報告ということで労働基準監督署に行こう!

そう決めて、最後の労働基準監督署訪問行ってきました!

 

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最後の労働基準監督署に行ってきた!

チェックする社会人

ということで、すっかり慣れてしまった水道橋の駅でおりて東京ドームホテルを横目に慣れた道を歩いて管轄の労働基準監督署に行ってきました。

ビルに入り、エレベーターで6Fに行き、いつも通りにタッチパネルの『労働相談』のボタンを押すと……1分もかからず相談員が。

だからはえーよ!!!

いつもながら到着してから心の準備する時間もなく相談の椅子に向かう。

とりあえず、あっせんが終わって会社から民法95条の錯誤を利用して交通費の契約を解消する意思表示をしたメールがきたことを伝えると。

すると、

「あっせんの先は民事になるんで弁護士に相談した方がいいと思いますよ」

と言ってくるという……。

そういうことを聞いているんじゃねー!!

一般的に、この錯誤というものが労働契約において使えるのかを問うているのだよ、こちらは!!

「一般的にはお互いの合意で契約書を作ったのだから撤回は難しいはずですね」

ですよね。

では、あっせんの書類の中に裁判の案内がありましたが、訴えるとしたらどれがいいと思いますか?個人的には民事訴訟じゃないと難しいと考えているんですが……。

「うーん、労働審判がいいんじゃないですかね。3回とはありますが、ほとんど1回の裁判で決まりますよ?」

なるほど。しかし、

こんなことをしてくるこの悪質な会社が労働審判で負けたからと納得すると思いますか?絶対に次の訴訟になっていくんじゃないかと思うんですけど……。

そう尋ねてみると、

「その辺りは、弁護士さんと相談をしてもらえれば」

となり、ああこいつ面倒くさがってるな……といった感じに。

実は以前もこの相談者だったのですが、どうもやる気がない。そりゃあまあ、もう労働基準監督署にできることはないんだろうけどさ。

ということで、今回はどちらにしても後々の誰かの為にこのクソ会社が悪質なことをしているという相談記録を取ってもらう為にきたので仕方ないとばかりに記録だけとってもらうことに。

そして、ちょっとだけ弁護士について話をしてみることに。

弁護士との相談って絶対に無料時間の30分じゃ終わらないっすよねーと尋ねると。

「そりゃあそうですよ。彼らはそれで食べてるんですから」

んんっ?何か引っかかる言い方。

聞けば、高い相談料(30分¥5,000)でだらだらと会話だけをしてお金だけをとっていく弁護士もいるみたいで、まともで自分に合った弁護士を探さすところから始めなければならないらしい。

しかも、市役所の無料相談などといった専門外の弁護士は相談してもまったくの意味がないらしい。

なるほど、やはり以前行った弁護士は完全に『ハズレ』だったわけだ。

 

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社会人

 

と。ここまで話をしたとき、相談員の人が「ちょっと待ってください」と一時的に奥に引っ込む。

すると、一枚の紙を持ってきてくれました。

「よければ、ここに一度相談してみるといいですよ。労働専門の弁護士と30分だけですが、無料で話ができます」

おおっ?

紙を見てみると、労働相談情報センターなるところの一覧が書かれていて、どこに連絡をしても30分無料の弁護士と面談ができるとのこと。

ただし、時間超過はできないので話したいことを事前にまとめておくといいとのことです。

「事前予約が必要なので、電話をしてみたらいいと思いますよ」

そうそう、こういう情報があることを心の中では少し期待していたんですよ!!

そんなわけで、お礼を言って最後の労働基準監督署を後にしてさっそく電話すると、近日中で予約を取ることができました!

意外と空いているのか、それとも時期的なものか。

なんにしても、次の記事では弁護士に相談してみた!となるのかと思います。

 

続きはこちら

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社会人

 

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まとめ

さて、最後の労働基準監督署訪問まとめてみました。

弁護士の無料相談情報をゲットということで、いい情報を貰うことに成功し、予約も取れました。

労働センターが呼んでいる弁護士なので間違いなく、労働相談に強い弁護士でろうということでどう進めるのかアドバイスを貰ってこようと思っています!

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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