労働基準監督署での助言・指導制度後の会社反応【体験談】

前回、労働基準監督署に『助言・指導制度』を使うということで書類を提出し、承認をうけました。

今回は、それに対して会社がどのような反応をおこなったのかを報告していこうと思います。

まあ、要するにこの体験談記事はまだまだ続きますということなのですが、また別問題も抱えているのでなかなか濃い数か月になっています。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

前回はこちら

前回、会社からの不利益変更に対して「新しい雇用契約書に合意しなければ10/16以降自己都合退職になる」と言われて3度目の労働基準監督署訪問をしてきました。それは前回の記事を見ていただければと思いますが、このたび10/16を迎えてまた[…]

社会人

 

助言・指導が入った会社からは?

大都市の風景

さて、労働基準監督署の助言・指導制度の申請をして、その週の最後に担当となった人から電話が入り、内容の確認をして正式に受理とされました。

流れとしては、まずは確認事項の書類を送付してそれから労働基準監督署の担当から直接の連絡がいくというもの。ただし、違法性があっても強制力はありません

ですので以降しばらく音沙汰もなかったのですが、書類が届いた時の反応を聞いてみると、どうやら本当に労働基準監督署が動いたことにかなりビビったようですね。

だって、こちらの主張が労基に認められたのと同義なのですから。

そして、11月4日。労働基準監督署より正式にアホ社長へと電話での助言・指導がおこなわれ、こちらへと報告がありました。

前回の記事を見ていただければわかりますが、今回こちらから提出した文書では、

  1. 就業規則の変更だけを主張し、あの手この手で悪質な合意を迫ろうとしている
  2. 合理的な説明を求める
  3. 猶予期間を設ける

と大別して三件です。

労働基準監督署の人がアホ社長に対して聞き取りをおこなったところ、以下の回答が返ってきたそうです。

  • 就業規則を再変更するつもりはない
  • 合意を迫ろうとしたつもりはない
  • ちゃんと説明はする
  • 猶予期間を設けるつもりはない

ふむ……まあ、就業規則を一度変更したものを再度戻すつもりがないのはわかった。

合意を迫ろうとしたつもりはない、というのは「まあ、そう言うよね~」って感じです。しかし、暗に『合意はしていない』ということを社長は認めたことになります。

そして、猶予期間を設けるつもりも譲歩するつもりもないのに、説明をするってやっぱり合意を迫ろうとしていることに他ならないんじゃないですかね?

しかも、『いまだ納得のいく説明をしていない』と言っているのと同義です。

今回は、不利益変更という立派な労働契約違反であり、要は会社の都合のいいようにしたいのでしょうが……。

そうはいかねぇ!!

労基が動いたということは、裁判に移行するにあたってこちらにとってかなり有利であるということです。

つまり、ここで突っぱねるということは会社は裁判リスクを容認して、信用を失っても構わないということに他ならないと言っているのと同じ。

やったろうじゃないか!!

後述しますが、別件もありもう裁判望むところ!という感じなんです。

なので、報告が来た際に「あっせんに移行します」と告げます。すると、

「アフターフォローはしなくていいですか?」

と言われます。

アフターフォローとは、今回の場合ならちゃんと説明したか?の確認フォローをすることだそう。

でもさぁ……どうせ相手が猶予期間を設けるつもりもないのに、そんなのいる?

なんで、しなくていいと言ってあっせんに移行することを決意しました。

 

 

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会社が2箇所から訴訟を受ける可能性!

裁判所の建物

さて、今回の件にあたって会社は2箇所から訴訟を受ける可能性がでてきました。

すなわち、ひとつはこの不利益変更における簡易裁判所による裁判。

そして、別記事としてまとめている同僚のパワーハラスメント問題です。

 

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社会人

 

いずれにしても、会社に真摯な対応というのはまったく見込めず、どちらも管理人が絡んでおり訴訟問題に発展するのはほぼ間違いないものです。

会社としても、ここでこちらの方だけでも折れてしまえばよかったのに、訴訟問題として2件も裁判をかかえるようになるとなると、会社の信用ってかなり落ちると思うんですよね。

特に大手企業は定期的に信用調査をおこなっており、従業員と裁判沙汰になったなんて知られたら取引停止も考えられますし、する企業もあるでしょう。

それが2件です。

まさにアホか!

と声を大にしていいたい。

まあ、別に管理人はいいんですよ。まず負け戦はないですし、労基が動いたことでそれはさらに盤石になりましたし、訴訟経験もできるかですし、このように記事にもできるのでひょっとしたら人生として損失分より価値のあることをやっているのですから。

ですが、今回会社側はほぼほぼ、くだらないプライドやメンツで突っぱねたっぽい感じです。

そしてたった一ヶ月¥8,700-の為に訴訟になれば多大な損失を被るのはまあ、明白ですよね。

いいや、もうこんな従業員のことを考えない糞会社がどうなろうと。

では、次はこんな調子で「あっせん」を使ってみたという記事になるかと思います。

 

続きはこちら

前回の記事にて、労働基準監督署に『あっせん』に進むということで書類を提出して受理されました。さて、その書類が届いたのか先日ついに社長様より今回の件の『見解書』が届きました。今回は、姑息な悪質企業のその内容について記事にしてい[…]

社会人

 

 

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まとめ

さて、今回は助言・指導で労働基準監督署が動いた結果についてまとめてみました。

まあ、予想通りの糞会社っぷりを発揮して突っぱねてくれましたね。ここらで終了もありえるのか?と思いきや、まだまだ続くみたいです。

今後はパワハラの方の件でも色々と会社と対峙しなければならないので、どちらも進展があれば本ブログにて報告をしていこうと思います。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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