以前、当ブログにて別営業所の女性社員がセクハラ・パワハラ被害にあったということを記事にしました。
自殺企図ありとうつ病を認められてから3週間。あまりの会社の対応の酷さに弁護士まわりをしようと準備をしていたところに、まさかの管理人を名誉棄損で訴える内容証明を送るとのメールが!
余程追い詰められて他人のせいにしようと考えたのでしょうが、まあ……ありえん。ということで、今回はそんな加害者の異常行動が出たので、体験談として記事にしてみました。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。
昨今、よくある会社のパワーハラスメント。実は、以前から個人的にも連絡を取っていた同僚が被害にあいまして、出勤をしてこれなくなってしまいました。精神をはっきりと病ませるパワハラ被害、あくまで聞いた限りですが意外と語られないパワ[…]
パワハラ被害発生からいままで
さて、前回の記事で女性が職場でパワーハラスメントを受け続け、うつ病を発症。SOSを受けた管理人が営業部長まで連絡をし、何とか被害女性は休むことができるようになりました。
しかし、それ以降も……。
まあ、会社の悪質なこと!!
下記記事の管理人の不利益変更の件もそうですが、どうやらこの会社……自身の非を認めるつもりはないらしい。
よくまあ、経営者とトラブルになると「労基に訴えてやる!」という声を聴きます。それがまさか、自分がそういうことをするとは思いませんでした。というか、通勤交通費の不当な減額が原因です。ありえない。というわけで、今回は労働基準監督[…]
簡単にいえば、上の方は保身に走り続けてグダグダしている状況です。
ヒヤリングひとつとっても、本来は早急に被害女性に配慮をしながら社内処分の早急な検討が進められなければならないというのに……。
まさかの、今回の加害者のひとりである社労士がヒヤリングをやることに決定!
さらには、証人となる人間の同席を会社側が断固拒否。
そんな被害女性に配慮まったくなしのヒヤリングを提案してきたのです。
もちろん、被害者女性も断固拒否します。だって、うつ病になったことで人間恐怖症が出たのか、他人と話しているだけで涙が出たり息苦しさを感じるんです。
ましてや加害者のひとりです。そんなのがしゃしゃり出てきてヒヤリングをやる?頭おかしいんじゃないでしょうか。
これ、安全配慮義務違反じゃないんですかね?
ちなみに、労働基準監督署や弁護士に確認したところ、あくまで社労士は会社に助言と指導をするだけしか権限がないとのこと。
そもそも弁護士じゃないのだから代理人権限もなく、今回のようにしゃしゃり出てくることもおかしく、さらには法律関係を絶対に携わってはいけないそうです。
や、たぶんやりまくってるぞ……うちの悪質社労士。
で、とりあえずまだ年数が浅く、休職しても最大で1ヶ月とのことなので、欠勤状態で傷病手当(休職手当のこと)を取りながらいずれ回復したら戻る……という処置になったということだけが決まり、ヒヤリングの話は平行線で3週間経過。
うん。普通に被害者配慮や事件の早期解決の観点からみても異常です。
そうしたら、まさかの動きが!
なんと、被害女性宅に『休職通知』が送られてきたんです。
「ヒヤリングの件でラチがあかないから送った」
とのこと。つまりは、一ヶ月経過して会社に出れないなら会社を辞めろということです。
うつ病がそんな一ヶ月程度で治るか!!そもそも、何がラチがあかないからだよ!
おそろしいことに、加害者側である会社が被害女性をさらに攻め立てる構図になってしまっています。
ここまでくると、もはや個人で反論してもどうしようもないので弁護士を入れるしかないという話になりました。
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パワハラ相談に乗って正当な動きをしたのに名誉棄損!?
さて、ここからはわけのわからない話です。管理人もわけがわかりません。
なんと、朝っぱらから加害者から管理人に対して一通のメールが届きました。
要約すると、
- 今回の被害女性の問題に管理人が関わっている
- 被害者女性はうつ病を発症した
- 詳細はわからないが、管理人が全て関わってあおったことによるものである
- 私は悪くない、管理人が広げたのが悪い
- 名誉棄損で慰謝料を請求することを考えている
- 弁護士も入れる
- 内容証明を送るから住所を教えろ
- 被害女性にも名誉棄損で訴えを起こす
だそうです。うん、見た時には、
「はっ?なんでこちら側が訴えられるの!?」
と妙な汗をかいたものです。
要するに、管理人が被害女性をかばい、色々と動いていたことがこう考えた原因なのではないかと思われます。
自分は悪くない、被害者女性が悪い、自分が責められているのはかばった管理人が悪い、うつ病を患ったのだから静かに泣き寝入りすればよかったんだ。管理人がそそのかした!名誉棄損だ!
訴えてやる!
とアホな脳内変換がされたのでしょう。
ハラスメントを行う人ってほとんどの人が自分は悪くない、他の人間が悪い!と保身に走るそうです。
まあ、例にもれずこいつもそのままトレースしているんでしょうね。
言っていることがガキの理論でわけわからんし、支離滅裂すぎる。大丈夫か、こいつ。相当な異常行動だぞ。
そもそも、詳細がわからないのに訴えを起こせるはずがありません。となると、目的は脅しになりますので脅迫罪が適用される可能性があります。
あとあと気が付いたのか「撤回する」ときましたが、おせーよ!!
悪質な証拠のひとつとして、弁護士がみつかったらお伝えさせていただきます!
さて、相談を受けて動いていた第三者だったのに、当事者に引き上げてくれたこの加害者。
会社の対応もひどく、自分の不利益変更程度がかすむレベルです。
ということで、被害女性と協力して弁護士案件に移行して今後は会社そのものを訴える動きとなりそうです。
もう遅い。この問題は引き返せないところまできており、会社は訴えられて大損害を被る未来が見え始めてきました。
色々と被害者側で譲歩し、それを突っぱねて会社の都合のいいようにしたのが大やけどの元ということです。
あとは弁護士の腕次第!ということですね。
パワハラ被害を受けてうつ病となってしまった女性の記事を以前よりあげてきましたが、その件について弁護士と警察に被害女性と共に直接行って聞いてきました。インターネットの中でうつ病を発症してしまったら色々と傷害罪だから逮捕できる!とか言わ[…]
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まとめ
さて、今回は会社でおこったパワハラ問題について進展があったのでまとめてみました。
当事者に引き上げられてしまいましたが、これで会社に対して遠慮なく訴えを起こせるようになりました。渡りに船でしょうか?
労使問題に真摯に対応しなかった結果こうなるといういい例ですね。もう、後には誰もひけません。
被害女性はうつ病も発症したし、退職勧奨を続けている状況です。ひけるはずがありませんよね。また大きな進展があればまとめていきたいと思います。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。