毎日の満員電車、嫌ですよね。ただでさえ人が多いというのに、汗っかきの人や変な人が数多く狭苦しい空間に閉じ込められて不快に思う人が多いでしょう。
あるいは、インフルエンザやコロナウイルスなど人が密集する場所はそんな病原菌の温床になってしまっていますよね。
この記事にいらしたあなたは、何かしら自転車での通勤に興味があっていらしたと思います。ですので、自転車通勤のメリット・デメリットをお伝えできればと思います。
参考になっていただければ幸いです。
自転車通勤の関連記事は下記にまとめています。
・自転車通勤の汗対策!少しでも快適にする為にはどうすればいい?
・自転車通勤の必需品!スポーツ自転車に乗るならこれを用意しろ!
自転車が盗難にあった、自転車が事故にあって全損あるいは分損した!
自転車通勤をしていると気をつけていても起きてしまうことなんです。
特にミサイルのように子供が横から突っ込んできたり、携帯電話を見ながら走行している自転車がぶつかってくることなんてとても多く、破損することもあるでしょう。
ましてや、高級なスポーツ自転車を買ってしまうと鍵をしていても窃盗団による盗難などで愛車を突然失ってしまうことも。
高給な物だからこそ万全に!!
自転車保険は対人だけではなく、盗難・全損・分損に対してもかけておくと安心です。
この際、悪意の有無はともかく他人のせいで自分が損してしまわない為にも、自転車盗難車両保険をご検討ください。
自転車盗難保険 |
はじめに 自転車通勤のすすめ
あー、面倒。
ゆらゆらと電車に揺られ、なんとか吊革につかまったはいいが、周囲には人・人・人。汗の臭いや香水の匂いが入り混じり、鼻がこの違和感に慣れるのを待つしかない。
ごほっ、ごほっとマスクもなしにセキをする中年がいる。まさか、インフルエンザなどではないだろうか。だとしたら菌をばらまくのはやめて欲しい。
そもそも、なんで毎朝こんな人に圧迫されながら通勤しなければならないのか。会社も時差出勤とかしろよ。
そんなことを考えているあなた。自転車出勤なら病気を感染させられるリスクは少なく、満員電車などお構いなしです。
ただし、メリットとデメリットが激しく存在します。自身が電車通勤よりもメリットがあると感じたら挑戦してみてはいかがでしょうか?
自転車通勤の自転車選び
実は、自転車通勤をするのに自転車選びは非常に重要です。むしろ、この選択で快適さがまったく違うと言っていいでしょう。
ただし、いい自転車になればなるほど金額は高くなるので自身の経済状況とメリットを比較して考えてみてください。
【ママチャリ】
21Technology MC266 折りたたみママチャリ 26インチ 2018モデル 6段ギア付き パールホワイト
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- 自転車の金額が安価である
- どこでも買える
- パンクやチェーンが外れてもどこでも修理してくれる
- 長距離には向かない
普通の自転車は量産品だからこそ、安価で部品パーツも代替がきくようなものばかりです。
大事に乗れば何年も使えますが、性能はあくまでスタンダードなもの。生活を便利にする程度のものだとお考えください。
短距離の通勤には十分な性能ですが、長距離には向きません。
通勤最適距離:0.1~5kmくらいまで。
金額:0.5万円~2万円程度
【電動アシスト自転車】
- ペダルを漕ぐのに対して力がいらないので楽
- 速度がでる
- 運動にはならない程度なので汗をかきにくい
- 金額が高い
- 充電が必要
- 車体が重い
- 充電が切れるとかなりしんどい
主婦や老人でも簡単に乗れる電動アシスト自転車は通勤でも楽に使うことができます。自身で大して漕がなくてもスイスイ進むので汗もかきづらいですね。
シティサイクルとして、都内などでは多くの人がこれに乗って通勤の足として使っています。
ただし、楽な分充電が切れたときにデメリットが大きいのもこの自転車の特徴。まず、大人でもちょっと移動させるのが辛いくらいに車体が重く、充電が入っているうちはいいですが、切れるとその重い車体を自身で漕いで進めなければいけません。
これは物凄い大変です。そして、数時間充電をしないとならない面倒さと充電するので電気代上昇にはすくなからず貢献してしまうでしょう。
電動自転車で運動している気になっている人もいらっしゃいますが、まったく運動量としては少ないので健康目的があるのでしたらこちらはやめておいた方がいいかもしれません。
通勤最適距離:3~10km程度 ※往復を考えるとこれ以上は厳しいでしょう。
金額:7~15万円程度
【クロスバイク・マウンテンバイク】
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- スピードが出る
- 車体が軽い
- 自分でカスタマイズできる
- 修理も自分でできる
- オフロード向き(マウンテンバイク)
- オフロードに向かない(クロスバイク)
- ダメージに弱い
通勤に使うシティサイクルとしては、こちらのどちらかが最適な自転車といえるでしょう。パンクしても、修理キットがあればどこかの公園で自分で応急処置として修理可能です。ペダルを酷使した際に交換も可能です。
自分の好みに合わせたカスタマイズができるので、自身に合うものを取り付けるといいでしょう。
ただし、クロスバイクはオフロードには弱くマウンテンバイクはオフロード向きです。通勤に使うルートに合わせて選びましょう。
クロスバイクはスピードも出るので雨の日は滑りやすく怪我をしやすいです。車体も軽く、部品そのものが軽い素材を使われているので横からぶつけられたり、転んだりするとすぐに曲がったり壊れやすいといっていいでしょう。
マウンテンバイクはタイヤがごつくて太い分、重量はクロスバイクより少しありますが少し耐久力は強いです。
パーツに関していえば交換できる部品が多いので、ぶつけられたとしてもフレームさえダメージがなければ復旧可能なのでメリットとデメリットを合わせもっています。
通勤最適距離:3~25km程度
金額:5~15万円程度
【ロードバイク】
- スピードが出る
- 車体が軽い
- 自分でカスタマイズできる
- 修理も自分でできる
- オフロードに向かない
- ダメージに弱い
- 盗まれやすい
- 事故にあいやすい
クロスバイクはこのロードバイクとママチャリの中間に位置するところですが、スポーツ用自転車の最高スペックはこのロードバイクでしょう。
スピードは車に近いくらい出せるし、非常に軽いペダルで長距離通勤をするのでしたら一考する必要はあります。自転車乗りでしたら、好んで乗るのがこのロードバイクです。
ただし、物凄く盗まれやすいということは覚えておいてください。フレームから、タイヤなどパーツに至るまで高級品なので盗難のプロがいるくらいです。数日後にはオークションでバラバラにされて売られているか、窃盗団によって海外に売られて国内では見つからないことがあります。
ですので、保管は絶対に盗まれない室内に限ります。外で保管は盗まれやすいうえ、部品劣化も早いです。
それに、かなりスピードが出るのでうっかり事故にあいやすいのがこの自転車の特徴です。加害者側も被害者側にもなりえますので余程の長距離通勤に挑まない限りロードバイクを選択するのはやめておいた方がいいでしょう。
通勤最適距離:10~40km程度
金額:15万円以上天井知らずです。
自転車通勤のメリット
自転車通勤にはメリットが沢山あります。自転車通勤をしたいと迷っているのでしたら、こんなメリットがあるよということで参考にしてください。
【人と人との接触が少ない】
満員電車など、知らない人が隣にいるのは大なり小なりストレスになるものです。そんなストレスがなく通勤でき、余裕があれば通勤途中にあるカフェなどを気分によって変えて入ることだってできます。
人から人への接触が少ない分、伝染病のリスクが少ないのもメリットでしょう。
【自然と運動になる】
自転車をこぐことは有酸素運動に繋がり、自然と運動になります。おかげで体温も上がり、免疫力もアップするので風邪など深刻な病気になりにくくなります。
運動不足が常態化している現代において、毎日通勤時間が運動の時間に代わるのなら健康においてこれほど有意義なことはないでしょう。有酸素運動で脂肪も燃焼しますので、ダイエットにもなります。
【行動範囲が広がる】
行きと帰りで行動の範囲が広がります。行きに今日のお昼にあそこのパン屋で買っていこう、とか帰りに映画館に行こうとか簡単に横道にそれて寄り道をすることができるのです。
長距離であれば、長距離であるほど多くの道を知ることができ多様な場所や店を知ることができるのです。
【夜寝やすくなる】
疲労するので、夜はとても寝やすくなります。運動することでストレス解消にもなるので、普段から睡眠障害を抱えているような人は試してみてもいいかもしれませんね。
入眠もそうですが、睡眠時間も伸びるので毎日の生活が健康的になります。
【四季を感じられる】
毎日外の空気と自然の中を自転車で走っているので、四季の移り変わりを感じることができます。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は葉を失った木々がその姿を変えていき、その空気も季節によって冷たかったり暖かかったりと四季を視覚や肌で感じることができるんです。
自転車通勤のデメリット
いい点があれば悪い点も存在します。高い自転車を買った後で「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、先に心構えをしていただきたいと思います。
【汗をかく】
有酸素運動ってとにかく汗をかくんです。10分も自転車をこいでいれば背中にじんわりと汗が湿ってくるでしょう。
それが20分、30分と続けば冬でもダラダラと汗が流れてきます。夏はシャツが絞れるくらいに汗をかきますので、仕事場などで着替える環境がないと一日不快なことになることは間違いありません。
【天候による】
晴れの日はいいですが、天候というものがあります。雨だったり、雪だったり風が強い日だってあります。
自転車で傘差し運転は罰則はありませんが法律上禁止されています。自転車通勤オンリーでいくなら覚悟が必要になります。天候の悪い日は電車と組み合わせる等を考慮しましょう。
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【事故の危険性がある】
自転車は基本的に道路を走らなければいけません。なので、車通りが激しい場所ではかなり注意が必要となります。
事故には注意しましょう。ちなみに、ルールを守らない人や前を見ないで自転車で暴走する子供が多々います。車だけでなく、多方面を警戒しなければいけません。
【筋肉痛】
特にロードバイクやクロスバイクなどで長距離通勤を急に始めると、全身が筋肉痛になります。なぜなら必要な筋肉ができていないので、慣れるまで3ヶ月程度かかります。
そこを乗り切れば、体もできてくるのでそれまでの辛抱です。
主に太もも、ふくらはぎ、背中、腕、お尻が毎日激痛の日々です。特にお尻はサドルに座っていることが辛いくらいに痛みます。これで長距離自転車通勤を挫折していく人もいるので、覚悟はしておきましょう。
通勤手当について
会社員であれば、通勤手当はもらっていますよね?あなたが申請しているのはバスですか?電車ですか?
そのまま自転車通勤に変えて通勤交通費を丸儲けしようとしていませんか?
会社にバレなければいい。なるほど、確かにそうかもしれませんがバレたら虚偽申請による横領となってしまい、全額払い戻しさせられた上に会社に居づらくなってしまいますよ。
最悪、訴えられることもありえます。リスクをあなたは負いますか?
そんなあなたに提案です。実は、自転車でも通勤手当を貰えるのは知っていますか?
片道の通勤距離 | 1か月当たりの限度額 |
---|---|
2キロメートル未満 | (全額課税) |
2キロメートル以上10キロメートル未満 | 4,200円 |
10キロメートル以上15キロメートル未満 | 7,100円 |
15キロメートル以上25キロメートル未満 | 12,900円 |
25キロメートル以上35キロメートル未満 | 18,700円 |
35キロメートル以上45キロメートル未満 | 24,400円 |
45キロメートル以上55キロメートル未満 | 28,000円 |
55キロメートル以上 | 31,600円 |
引用:国税庁
これを見てください。国税庁でこのように通勤手当の基準が定められているのです。
もちろん、会社が交通費を払うのは義務ではない為、会社の規定と許可が必要になります。大手なら定めているところが多いでしょうが、中小企業はそもそも規定がないどころか、知らない場合が多いかもしれません。
あなたがどのような選択をするのかはわかりませんが、会社に一度確認を取るか諸規定などを一度確認しておくといいのではないでしょうか。
まとめ
以上、自転車通勤について簡単にですがまとめさせていただきました。
満員電車に毎日乗るのって辛いですよね。もちろん、自転車通勤にはメリットもデメリットもあるので、メリットを感じたら考えるくらいでいいと思います。急に変えると色々と弊害があるので、まずは情報を集めてください。
自転車に関わることは本や雑誌でも紹介されているものもあるので、本格的に選ぶのでしたらご覧になってみてはいかがでしょうか。
当ブログがお役に立つ一助となるのなら幸いです。
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