あちらこちらにある自動販売機。特殊な自動販売機はあれど、一般的にはコーヒーや炭酸、果実ジュースやお茶類や水などが販売されているのをみかけると思います。
しかし、不思議なことに数ある自動販売機の中に『野菜ジュース』だけはなかなか見かけることがありません。
今回はその理由についてを解説していこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
夏場は冷たい物を、冬場は温かい物を求めて自動販売機で何らかの好みの飲み物を購入することは多いかと思います。しかし、よくよく考えてみるとアチコチに飲み物の自動販売機はあるものの、購入して買った際にやや取り出しにくい自販機ばかりで取り出[…]
自動販売機に野菜ジュースが少ない理由とは？
改めて、日本の自動販売機事情としては各社がこぞって競争しているかのようにあちらこちらに自動販売機の機械があり、手軽に飲み物を取得することができます。
自動販売機の品ぞろえに関しても、各社で新作や人気物、季節物など工夫を凝らしている様子で、数ヶ月単位でいつも買っていたジュースがなくなった！なんてこともままあることです。
しかし、そんな入替が激しい自動販売機の商品の品ぞろえですがよくよく考えてみると、
「不思議と野菜ジュースを滅多にみかけない」
ということに気が付きます。
栄養ドリンク類も少ないですが、あることはある。けれど、野菜ジュースはとんと見かけません。
一応、トマトジュースの缶は置かれていますが、何というかジュース性が強いので野菜ジュースというよりも果実ジュースに近い印象で、スーパーやコンビニエンスストアの棚に並んでいるものとはちょっと違う感じがしますよね。
ちなみに、こういった感じのものです。
皆さんは『一本で一日分の野菜の栄養が摂れる！』といった感じのパッケージの野菜ジュースを自動販売機で見かけたことはあるでしょうか？
『一日分のビタミン！』といったものは数あれど、あまり野菜ジュースといった感じの物を見かけることは少ないのではないでしょうか。
なお、管理人としても野菜ジュースは夕飯抜きダイエット時にお世話になったものですので、ダイエット終了後もそれなりに愛飲しています。
突然ですが、実は管理人は15ｋｇのダイエットに成功しました。ストイックにダイエットに打ち込んで約9ヶ月で72ｋｇから最大54.8ｋｇまで落とすことができたのです。それから約一年。2ｋｇ戻ったものの、完全にリバウンドはまだ抑えている状[…]
おそらく、同じようにちょっと野菜不足を感じた方や、どうせ飲むのなら栄養を摂った方がいいと野菜ジュースを選ぶ人が多いからか、お店では定番人気商品化しているのは間違いないでしょう。
なのに、自動販売機では販売されていない。
なぜでしょうか？
実は、
「野菜ジュースの愛飲家にはメーカーや銘柄を決めている人が多い」
という理由からなかなか販売されていないのです。
つまり、ある人は「カゴメの○○しか飲まない」そしてまたある人は「伊藤園の〇〇をいつも飲んでいる」他にも「小岩井の〇〇が美味しい」など自分が飲む野菜ジュースにこだわりがある人が多いのです。
たしかに、管理人も基本的にはカゴメの野菜ジュースを選びます。理由としてはクセのない味だからです。
他のメーカーの物は強烈な味のものもあって苦手なのですが、人によってはそれが好きという人もいるわけで、逆にカゴメは味わいがないと思われているかもしれません。
なるほど、そう考えると自分が求める野菜ジュースが自動販売機にラインナップされていなければ見向きもしないというのは当然で、ユーザーに偏りがあるから他に比べて売れにくい商品となってしまうというわけですね。
ならば、他の多くの人に売れやすいジュースを入れておいた方がまだ売り上げに繋がるというのは簡単に想像がつきますね。
自動販売機は衝動買い購入が多いのもひとつの理由
実は、よくよく調べていると自動販売機の特徴のひとつとして、
「衝動買いが多い」
というのも野菜ジュースが売れにくい原因としてあげられます。
たとえば夏の暑い日に、道を歩いていて汗をかきすぎて喉がカラカラの状態のときに目の前に自動販売機があらわれたら思わず喉を潤す為にラインナップの中から銘柄なんて気にせず自身の好きなものを買ってとにかく一秒でも早く喉を潤したくなる衝動買い。
まあ、そんな殿が渇いた状態で手持ちの水分もなく次の自動販売機まで我慢しようとはなかなか思いませんよね。
冬であれば、暖かさを求めてホット飲料を選んで購入して、その熱さで手を温めてから飲むという人も少なくはないでしょう。
どちらのパターンをとっても、はたして「野菜ジュースを飲みたい！」と思うでしょうか？
少なくても衝動買いをもって飲む飲料のラインナップからは外れるのではないかと思われます。
さらにいえば、先にお伝えしたように野菜ジュースは銘柄指定の愛飲家が多いので、なかなかマッチしないと買われないというのがあるでしょう。
自動販売機もサービスとしての販売をしているわけではなく、商売として置いてあるわけですので、このように衝動買いも誘発しなければ、不特定多数の客を見込めるわけでもない野菜ジュースはおいていても意味がないのです。
ともすれば、野菜ジュースというものは自動販売機に向かない商品であるというわけですね。
まとめ
さて、自動販売機に野菜ジュースはなぜあまりない？ということでまとめさせていただきました。
トマトジュースのような野菜ジュースというよりも清涼飲料水が強いものはおいてありますが、通常コンビニやスーパーでみかけるような野菜ジュースはあまり見かけません。
調べてみるとこのような理由だったわけですね。
すぐに喉を潤す為にある自動販売機と、ストックとして購入しておく店舗販売の差ということでしょう。
本記事が参考になれば幸いです。
