中学生の国語の勉強法とは?成績を上げるコツは読解力の力を上げること!

中学生の受験にも必須である国語ですが、苦手!という人が結構いるようです。大抵は理数系・語学系の二極化するのでどちらも好きという人は珍しいかもしれませんね。

しかし、やはりどちらがよければいいというわけではなく国語がいくら苦手でもある程度は成績を上げておきたいものです。

国語は話し方にも影響を及ぼし、将来にとても役に立つものです。ですので、少しでも成績を上げる勉強法をお伝えできればと思います。

本記事が、参考になれば幸いです。

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国語って必要な教科なの?どうすれば得意になる?

さて、国語という教科は実はあらゆる分野に通じる力を高める為の教科となります。

大げさに聞こえるかもしれませんが、まったく大げさではありません。だって、どんな教科だって必ず問題というものが文書で存在します。

その文書の読解力がなければそもそも問題の意味がわからず解くことができません。

特に他の教科でいじわるなひっかけ問題などを出してくるような教師もいますし、高校入試や大学受験、それに車の免許の取得などでも案外出題される問題の意図をちゃんと読み取る能力が必要なものが多いのです。

そもそも、大人になれば国語力はかなり重要になります。普段の話し方、メールの一つをとっても漢字がまともに使えなければ恥ずかしいのです。

どうせパソコンやスマホがあるから大丈夫だと思いきや、漢字を知らなかったり文書力が標準以下ですと笑われることも事実、あるものです。

ですので、国語という教科は大人になってからも社会の中で生きていくのに役に立つものなのです。

しかし、どうすれば苦手だった国語の成績を上げればいいのか、得意になれるのかと考えるでしょうが、答えは簡単です。まず本を読む習慣をつけましょう。

さすがに漫画はどうかと思いますが、別にちゃんとした学校指定図書や真面目な難しい本を読むようなことはしなくてもいいんです。例えば、ライトノベルであっても構いません。

ライトノベルはダメと言われることが多いですが、立派な小説です。まともな文書力をもっていなければ新人賞を突破することも難しい狭き門なのがライトノベルであり、語彙力がなければプロになんてそもそもなれない世界です。

とにかくどんな本でも読んで文書に触れて内容を理解すること。それが第一として、読んでいるうちに使われている漢字の読み方や言い回しなども自然と頭の中に入ってきます。

電子書籍であれば一か月間無料で登録もできるので、一度試してみるといいでしょう。

他、時間があればいっそ、自分で小説を書いてみるのもいいかもしれません。文書力を上げることにも繋がりますし、登場人物の心情を考えることができるので、国語のテストにも有効です。ひょっとしたら才能があれば作家の道も開ける可能性もあるかもしれませんね。

あるいは、漢字検定を勉強してみるというのも国語の成績を上げるひとつの方法です。

漢字検定には熟語や対義語など様々な国語の知識が詰まっています。もちろん、基本となるのは漢字ですが、知識としての文書問題も入っているので国語の成績は自然と上がるでしょう。そして、漢字検定は将来に繋がる資格になります。

日本人ですので海外で住まない限りは一生漢字が付いて回りますし、漢字検定という資格を持っていると就職活動でもかなり役立ちます。

入試問題で教科書に載っているような内容そのまんまのものはまずでません。なのでこのように、国語という教科を得意とするのでしたらまず読解力を向上させなければ点数は上がらないでしょう。

 

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国語の点数を上げるコツとは?

さて、国語は大きな点数の部分が文書問題になるので文書読解力の向上をまず目的とするのは間違っていません。しかし、中・長期的に養っていく為のものなので迫っているテスト対策にはちょっと遅いですよね。

ですので、今度は短期的な意味で国語のテストの成績アップの方法をお伝えしていきます。

とはいえ他の教科同様に努力なくしてテストの点数を上げる方法はありませんので、ある程度は時間と努力が必要になってきます。

【漢字を覚えよう】

まず一番点数を取りやすいのは漢字です。

テスト範囲で習った漢字というのは中学生のテストで出るのは定番といってもいいでしょう。これだけで10~30点は稼げるといっても過言ではありませんし、むしろ捻りもなく覚えるだけでいいので落としたら勿体ない項目です。

とはいえ、「覚えるだけだろ?」と思って眺めているだけの人がいますが、余程の天才でなければ絶対にこれでは覚えません!断言します。

漢字を覚えるのは、地道な書き取りです。

指を動かし、何度も反復をすることで頭にその漢字を刻んで浸透させなければ人間ってなかなか記憶しないものなのです。ぼんやりと雰囲気だけ覚えていて、いざ書けと言われて書けないことよくありませんか?

人の記憶力ってその程度のものなのですから、とにかく書くことをオススメします。

ちなみに、漢字の書き取りはひたすら同じ文字を書くと頭の中でゲシュタルト崩壊を始めて「あれ?これであってたっけ?」と本番になって不安になることがあります。

なので、他の文字と絡めて覚える方がいいです。例えば、先ほど使った浸透の

『浸』

という漢字ですが、浸透の他にも、浸ける……浸水(しんすい)……浸(ひた)すなどといった音読み・訓読みなどと合わせて熟語にしながらいくつか思いつく限りその漢字を利用した言葉で覚えると語彙力も上がり一石二鳥です。

というより、ひたすら同じ漢字を書いているよりは面白いと思います。

【メモを取ろう】

実は国語というのは、正解があってないような教科です。だから、もっとも正解であろうというものが正解という解答とされるのです。

だって、作者の心情を答えろなんて言われても「あー腹減った」とか「締め切りやばい!」と思って書いたのかもしれませんし、それは本人でないと誰にもわかりませんよね。

だから、作者がこう思って書いているだろう、こう伝えたいのだろうと思われる……というのが正解として採用されます。

ちなみに、かつて大学入試で自分が書いた本が入試問題にされて、その時の作者(自分自身)はどう思ったんだろ?と自分でもわからないというエピソードがあります。

なので、あくまで教師側が都合のいい解答を導き出さなければなりません。

そしてそれは、文書を読んでいる時の想像力で本来は解かなければならないのですが、実は板書されないだけで国語の教師というのは授業中に解答を発現しているのです。

板書されるのはテスト問題の半分程度だと思ってください。テストの解答のヒントは必ず授業中に教師が言っています。

だから、教師が言ったことは必ずノート、あるいは教科書にじかにメモをすることをオススメします。

だって、この時の作者の言いたいことや心情なんて、親切な教師でない限りいちいち板書なんてしようと思わないでしょう。

これを気付くのと気付かないのとでは、たとえ数点の問題であろうとまったく変わってきますし、ライバルとの差はその数点で決まってしまうこともあります。

勿論、授業中の内容を全て聞き取りで覚えているのならいいですが、そんなことは一般人ではありえません。

だからこそ、授業中に教師が話している内容のメモというのは重要なんです。ちなみに、社会に出てからも客先が言ったことは必ずメモするのが基本です。中学生の頃から癖をつけておけば、将来の苦労も少なくなるでしょう。

 

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まとめ

さて、国語の成績を上げる覚え方についてまとめてみました。

基本的には文書読解力・漢字がほとんどの分野である国語ですので、覚えるのは漢字だけということが多いでしょう。

作者の心情などは、文書から読み取って想像力を働かせるしかありませんが、教師の考えている答えと違うと間違いとなってしまいます。ですので、納得はいかないかもしれませんが、そういうものだと思ってしっかりメモを取っておくことで点数を稼いでいきましょう。

本記事が何らかのきっかけになるのでしたら幸いです。

 

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