何でも悪いことは人のせい!心理学でそういう人はどういうもの?

手柄は自分のもの。失敗はすべて他人のせい。そういった性格の悪い人が世の中結構存在します。

他にも、自分の不注意で落ちていたものに足を躓かせただけなのに、「こんなのが落ちているのが悪い!」とひとりで激怒するような人もいますよね。

要するに、何か自分とは別の要因のせいにして心を落ち着けようとしているのでしょうが、周囲からすれば最低な行動にしか見えませんし、本人にはその自覚がありません。

さて、こういう思考を心理学ではどのようにあらわされるのでしょうか?少し解説をしていこうと思います。

 


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自分とは別の要因の悪いことは帰属のエラーとされている!

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さて、改めて思考回路が子供のまま大人になったような人によく見られる傾向ですが、自分に非があろうとも保身の為に他人に責任を転嫁したり、どこか別の要因や他人のささいな行動などのせいにしてしまう人がいます。

まともな思考回路をしている人であれば「このクズ!!」と思ってしまうような人物ながらも、上司だったり取引先だったりと立場が上の場合は対処すら難しく、長くやられていると鬱病を発症したり、パワーハラスメント問題などにも繋がってきてしまいます。

 

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さて、こういった場合はことが起こった時に原因をどこで考えるのか。で『帰属理論』で考えることができます。

帰属理論とは、

「行為の効果の原因は、その効果が生じたときに存在し、生じなかったときに存在しない要因に帰属される」

というもので、要するにあらゆる事象においてどのような行動の結果による原因か。ということを言葉にした理論です。

つまり、仮に何らかのミスを起こして自分に要因があるから反省しようというのが「内的帰属」です。大抵はこちらの方が大人の考え方といわれ、仮に自分だけのミスだけでなくても関わった人に謝ったり、フォローをすることをするので好かれる傾向にあります。

一方で、「自分はミスをしていない。お前たちのせいだ!」と他人だけの責任にして外部の要因としてしまう人を「外的帰属」と呼ばれます。まあ、間違いなく嫌われる傾向にあるでしょうね。誰もそんな人に関わろうとはしたくありません。

そして、一番最悪なのはいいことは全て自分のおかげ。悪いことは全て他人のせいという思考回路を持ったおかしな考え方の人がいます。このような人は総じて好き嫌い以前に存在そのものが鬱陶しいと思われがちですが、この帰属理論においては『帰属のエラー』と呼ばれるのです。

 

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帰属のエラーとは?

大きな疑問

帰属のエラーに関しては性格の悪さだけでは済まず、他人に迷惑をかけてしまう行為となってしまいます。

それが悪意があるのなら一番最悪ですし『わざと』ですが、大抵はそういった性格なので自分にとっては当然であり、当たり前であるという考え方なので悪意も何もありません。

ただ、単純にろくでもない考え方をもっていて、一歩間違えれば犯罪者にもなりえるものです。

考えてもみてください。ニュースで報じられる裁判では、あきらかに100%自身が悪いというのにも関わらず相手に過失を求めています。勿論、弁護士がそちらの方が都合がいいとする場合もありますが、それだけでなく逮捕されたときの供述でそう言っているのであれば、帰属のエラーに該当することを当たり前のように言える人間なのだと思います。

さて、それではどのようなものがあるのか、いくつか挙げてみましょう。

【行為者・観察者バイアス】

これは、まさにパワハラ上司あるいは無能な上司などといった傾向にある人間に見られるものです。

すなわち、他人の悪い要因となる行為は他人の責任。自分の悪い要因となる行為は環境あるいは他人の責任とする人です。

こういった人物が上になってしまうとまさに不幸で、たとえば道端で段差で躓いた時でも「君が段差を注意しなかったから」と他人に文句を言い始めることがあります。

結果的に、誰もが自分のせいにされてしまいかねないので一緒に行動することもしなくなるでしょう。そもそも、このような人物を見ていて気持ちいいと感じる人は皆無ではないかと思います。

イライラの原因を過度に他人に求めてしまう人はこの傾向にあります。

【根本的帰属の過誤】

これはあらゆる出来事を個人の責任にしてしまうという傾向にある人です。

たとえば、会社を何の責任もなく優秀な人物なのにリストラされてしまった人の話を聞いたとします。通常であれば、会社が傾き始めているとか、実は会社に何らかの不正などがあり、それを注意したら辞めさせられたとか、リストラは噂だけで自分から転職で辞めたなど他の可能性を考えるものです。

しかし、この傾向にある人は「どうせさして本当は優秀じゃなかったんだろ」とか「社内営業をしなかった結果だろ」とか別の要因の可能性を考えずに個人の責任のみに焦点をおいてしまいます。

要するに個人を責め立てる構図を作ってしまう人がこの傾向にある人なのです。

【セルフ・サービス・バイアス】

これは非常に自分にとって都合のいい見方をしてしまう人にあらわれる傾向です。

たとえば、サッカーで味方がボールを相手から何とか奪い、何人も連携をしてパスを回した末にシュートを決めてそれが決着点となったとします。

普通であれば、チーム全員の連携の勝利でありシュートを決めた人は最後のファクターになっただけです。

しかし、シュートを決めた人がこの傾向にある場合「俺が取った一点で今回勝ったんだからな!お前らがもっと頑張っていればこんなギリギリの試合になんてならなかったんだ」と自分を上げて他人を下げます。

つまり、成功は自分。失敗は他人の構図を自身の頭の中で作ってしまうのです。

チームなのだから成功も責任も全員で共有するというのが一般的な考え方でしょうが、こういう人は自分だけを褒めろ!という考え方をもっているのです。

【コントロール幻想】

自分の買ったもの、見ているもの、関わったものに対して自分が多大な影響を与えていると思ってしまうのがこの傾向にある人です。

どちらかというと、占いやジンクスなどを信じてしまうのはこの心理が作用していることになります。

つまり、一度宝くじを買って当たらなかったからといって「自分が買っても当たらない」と諦めたり、大勢のチームで試合に臨むにあたって「自分がやってもどうせ勝てないから、足を引っ張るから」などといった考え方をもつものです。

宝くじなんて、当たる確率が低いので当たらないことの方が多いですが、いつどこで誰かが当たっているわけであり絶対に当たらないとは言い切れません。あくまで確率論です。

試合だって、大勢のチームで挑んでいるのだから一人の力が確かに必要なことはありますが、そこまで一人が多大な影響を及ぼすほどのものではありませんよね。

しかし、この傾向の人はあらゆる要因が自分が影響力となってコントロールできてしまうと思ってしまう人です。ある意味、自意識過剰といってもいいかもしれません。

【過度の責任帰属】

この傾向の人は、一つの問題に対して過度に他人に責任があると考えてしまう傾向の人です。

たとえば、2011年3月11日の東日本大震災のときなどはまさに未曽有の大災害であり、人間ができることはたかが知れているといっていい状態でした。

しかし、現場の状況を知らずに無責任に「地震が起きたらすぐに動くべきだった!」と政治家を過度に攻撃します。確かに後手後手ではありましたが、現場の状況を知らず、二次被害とならないよう対策を考える時間を考慮しないのはいかがなものでしょうか。

他にも、痴漢をされる。パワハラをされる。セクハラをされる。そういった本人にはどうしようもないことを、性格や派手な服を着ているからだと被害者をさらに攻撃する人がいますこれもこういった心理を持つ人の傾向にある人です。

 

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まとめ

さて、悪いことは他人のせいにする傾向にある人をまとめてみました。

自分を『上』においている人は、大抵がこの傾向にあるのではないかと思います。正直、どの傾向にある人もあまり人として性格がいいとは言えませんよね。

自分を見つめてその傾向にあるのだと思ったら、注意するのも必要なのではないかと思います。

本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。

 

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