つい貧乏ゆすりをしてしまう人の心理とは?実は心が落ち着く効果あり!

ガタガタ足を震わせるいわゆる『貧乏ゆすり』というものですが、やっている本人はまったく気にならない様子ですが、周囲は違いますよね。

「うざい」「揺れる」「落ち着かない」と、いい感情はないのは当然です。

しかしこの貧乏ゆすり、本人は意外と無意識のうちに癖のようにやってしまうものですが、はたしてその感情はどのような心理のときに貧乏ゆすりをしてしまうのでしょうか? 

今回は、そんな貧乏ゆすりをする人の心理についてお話をしたいと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

貧乏ゆすりをする人の心理とは?

チェックする社会人

顔はすまして机に向かっているのに、足元はガタガタガタガタ……はっきりいって、みっともないし、周囲に迷惑極まりないですよね。

この床からかかとをあげて、つま先で足を小刻みに動かしてゆする行為を『貧乏ゆすり』といいます。

その名の通り、貧相なうだつの上がらないような人がやるイメージですが、仕事場でいえば中間管理職の中年の人がやっているようなことが多いのではないでしょうか?

実は、普段あまり貧乏ゆすりをしない人でもトイレを我慢しているときなどは意外と無意識にでてしまうもの。

というのも、この貧乏ゆすりという行為は何らかの不満や、不安を抱えているときに出るもので、イライラしている状態を抑えようとしている動作なのです。

人間というものは、顔にはあまり出さなくてもその感情が無意識に手や足の動作によってあらわれやすくなります。

たとえ足に出なくても、手をギュッと強く握ったりパタパタ動かしている状態はイライラを隠せていない状態でしょう。

貧乏ゆすりもその一つで、特にクセになりやすくついつい無意識にガタガタをやってしまう人が多いようですね。

 

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貧乏ゆすりをすると心が落ち着く!心に余裕のある人はやらない!

怒り女性

家庭の問題や仕事上の問題など、ストレスを過分に抱えている生活をしている人も少なくはないでしょう。

特に、昨夜奥さんと喧嘩したなんてなると翌日に解消されなければ仕事場にそのイライラ感や不満を感情として持ち込むことになってしまいます。

そんなとき、ついつい仕事場で貧乏ゆすりをしてしまったことで、職場の人間に陰ながら不評を買うということはよくあることです。

しかし、精神的にストレスが溜まったときに、出てしまうこの貧乏ゆすりですがどうして出てしまうのでしょうか?

それは、小刻みに体を揺らすことで脳神経に小さな刺激を与えることができるので、緊張を和らげることができるといった、人間の精神の防衛本能のようなものなのです。要は心を落ち着かせる為の代替行為ということ。

そうでもなければ、感情が爆発してしまうからこそ体が無意識に足を動かしてしまっているといってもいいかもしれません。

しかし、いくら貧乏ゆすりのおかげで感情の爆発を抑制しているといっても、それが出るということはその人の精神が未熟であることを証明しているようなものです。

つまり、自身の大人としての精神コントロールができていないということに他なりません。

そう考えると立場のある大人としてはみっともないところですね。

だって、子供が泣いたり怒ったりするような感情の発散を、泣いたり怒ったりする代わりに貧乏ゆすりをしてごまかしているだけに過ぎないのですから。

それを見透かされない為にも、貧乏ゆすりがつい出てしまう人がこれを治す為にはストレスを上手に受け流したり、現実を受け入れて自分の中で消化できるような心の強さや精神力を鍛える必要があるかと思います。

 

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交渉などの場では貧乏ゆすりをしたらその感情が読める!

男女の喧嘩

さて、この貧乏ゆすりですが、ここまでを理解していれば交渉の場などでも有利に運ぶことができるかもしれません。

例えば、相対するような意見の交わし合いで相手が突然、ガタガタと貧乏ゆすりを始めたらどうでしょうか?

貧乏ゆすりがストレスやイライラのサインと考えると、相手は「まずい」とか「これ以上は厳しい」などといった不安や焦りのある精神状態であることが想像がつきます。

あるいは、相手があからさまにウソをついているときや、隠し事があるであろうときに糾弾をして貧乏ゆすりを始めた場合、イラ立ちや焦りなどから無意識に貧乏ゆすりをしてしまったと考えられます。

このように、相手が無意識の貧乏ゆすりだったとしても……いえ、無意識の動作だからこそ現在の精神状態が表に出てしまったのです。

これは話の内容によっては「弱み」となりえることで、それを察するのと察せないのとではまったく交渉の内容が違ってきます。

このまま攻めればいいのか、もしくは相手の性格を考えて爆発する前に引いた方がいいのか。

ただ厄介な貧乏ゆすりと思われがちですが、それをする人間のその感情が読めたことで交渉を有利に進めることも可能になってくるので、あながち迷惑だけというわけでもないかもしれませんね。

 

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まとめ

さて、貧乏ゆすりについてまとめてみました。

貧乏ゆすりをしている人の大半が無意識にやってしまっているのでしょうが、やはり周囲には迷惑にしかならないのがこの貧乏ゆすりという動作です。

自分がもしやってしまっていることに気が付いた場合は、心に余裕がない状態なのかもしれませんので、うまくそれ以外の方法でストレスやイライラを発散させたり受け流すようにした方がいいかと思います。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

 

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