中学生になると英語の授業が本格化して苦手科目!という人は多いのではないでしょうか?
確かに、いままで日本人として日本語で過ごしてきて英語なんて急に覚えろと言われても難しいですよね。英語って好きな人と嫌いな人でかなり極端だったりします。
しかし、国語・数学・英語と代表的な3教科として重要視されているのは確かなのでちゃんと勉強しておかないと受験で泣きをみるのは自分になります。
ではどうやって勉強したらいいの?コツはあるの?成績はどうやったら上げられるの?という人に向けて英語の勉強の攻略法をお伝えできればと思います。
本記事が、参考になれば幸いです。
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そもそも英語ってどんな教科なの?
日本が国際社会の仲間になって久しく、外国との行き来も珍しいことではなくなりました。国際社会ということで、海外への輸出や輸入が増えたことにより仕事においても英語の重要性というのは上がっています。いわゆるグローバル化というヤツです。
すでに、英語は現在国際社会において約80ヶ国で使われているもっとも意思疎通のしやすい世界の標準言語と言っていいでしょう。
日本語というのは世界においてちょっと特殊な言語であり、それを標準として使っているので比較的英語が苦手な民族です。しかし、どうやら日本は海外とのやり取りをもっと増やしたいようで苦手とも言っていられなくなったのです。
だから、国としてももっと国際的な観点で世界に目を向ける育成をしたいという意向もあり、英語が重要な教科とされるようになったのです。
英語が嫌い!という人には迷惑な話でしょうが、海外旅行が当たり前の時代になりましたし、どこで外人に話しかけられるか分からないくらい日本に外人が旅行にきています。
もっと国際化を目指している日本だからこそ、多人種とのコミュニケーション方法として英語を重要視するのは自然な流れではないでしょうか。
それゆえに、高校入試・大学入試でも英語は必須ともいえる試験項目になっているのです。
その基礎といえるのが中学で習う英語で、ここで躓いてしまうと高校以降もレベルがあがってサッパリわからないという状況に陥ってしまうので、早いいうちに少なくても苦手意識を克服しておかないと苦労することになるでしょう。
英語を覚えるコツとは?サッパリわからない。手始めにどうすればいいの?
それでは英語を覚えるコツをお伝えしておきましょう。
英語とはまず頭の中の地盤を固めなければなりません。不思議なことに、その頭の地盤が固まっていないうちに単語を覚えろとか文法を覚えろというところが多いですが、それは二の次です。
地盤がなければ英単語なんてただの文字の羅列にしか思えませんよね。それでは知らない単語が出てきた時にそもそもどうやって読めばいいのかすら困難でしょう。
何においても、英語の基礎の基礎はローマ字です。
パソコンでブラインドタッチができるような人であれば問題ないでしょうが、それまでなかなか触れてこなかったおかげでローマ字を覚えていないという人は一定数存在します。
ローマ字が頭に定着していると、単語を覚えるのにも便利ですし、初めて読む英単語も何となくどう読むか理解できるようになります。
例えば、おそらく最初に習うであろうペンですが。
『PEN』はローマ字でそのまま書けるのでローマ字を知っていると何も覚える必要がありませんが『ピーイーエヌ』と覚えるのってとても面倒ですよね。
山であれば『mountain』ですが、素直にマウンテンと読めませんし、ローマ字でも書けませんがよくよく考えてみてくださいローマ字で書くと『mounten』です。
- Mountain(英単語:山)
- Maunten(ローマ字)
こうしてみるとどこか似ていませんか?
不思議なことに、ローマ字を覚えてから英単語を覚えていくと自然と頭の中で補正ができて正しい答えがスッと出てくるんです。
回鍋肉(ほいこーろー)や八戸(はちのへ)など読むのが普通なら難しい漢字が自然と頭の中で思い浮かぶように出てくるようになるので、まずは基本のローマ字を確実に覚えましょう。
これが英語の成績を上げる為の第一歩となるのです。
ローマ字覚えた!次はどうすれば?テスト攻略法
さて、ローマ字は英語の基本となる部分ではありますが残念ながらこれを覚えただけで成績が上がるわけではありません。
先の山の例を見ても、地味にローマ字と英単語というのは違うことが分かるかと思います。なので、ペンのように短い単語でしたら該当するものもありますが、基本的には少し違うのであくまでローマ字は英単語を読めるようにする基礎だと思いましょう。
ではまず、少しだけ成績を上げる為の第二歩目になります。
- 英単語を覚える!
- 想像力を養う!
英語においてもっとも重要なのはこの二つです。文法?そんなのは後の話でありテクニックのレベルの話です。
だって、そもそもリンゴなら『apple』という単語になりますが、コレが分からなければそもそも何の話題が題材なのかすら検討すらつきませんよね。
だから、英語において英単語を覚えるのはもっとも重要な要素になります。
テストだって英単語の意味を書きなさいという問題が多く、この単語さえ完璧に覚えていれば少なくても赤点回避をできることは間違いないですよね。むしろ、点数を稼げる簡単な部分になるでしょう。
では、このappleの後にeat(食べる)という英単語が英文の中についていたらどうでしょうか?
素直に繋げれば『リンゴを食べる』ということか、あるいはリンゴを食べることに関連する文書であることは最低限分かるわけです。
そうですね、『cut(切る』という単語が文書の中に入っていれば『リンゴを切って食べる』かな?とさらに繋がりますよね。
どれもこれも英単語が分からなければ頭の中でどんな文書かを想像することすらできません。
ですので、英単語を覚えれば大抵何とでもなりますし、そこに想像力を加えればどのような内容の英語なのかを理解することもできるんです。
ちなみに、外国人を相手にしても身振り手振りで英単語を口に出せば何となく伝わるものです。逆に外人から『駅』と日本語で言われて首でも傾げられたら、「ああ、駅がどこにあるのか知りたいんだな?」と思いますよね。
文法なんて後の話で、まずは英単語の暗記が英語においてもっとも重要なんです。だいたい文書が読めるようになれば理解度も成績も自然と上がっていきます。
受験生が英単語のカードを持っているのを見かけませんか?あれは英単語を覚えるのがもっとも重要なことを分かっているからこそ、アナログながらも昔からそのようにして覚えているのです。意識高いとバカにしてはいけません。
最大の難問、文法ってどうすれば?
ではある程度、英単語を完璧に記憶できるようになったらいよいよ文法を覚えなければいけませんね。
しかしこの文法、日本でも多くの方言があるように海外でも地域によって全然変わってくるようです。なので学生時代に習う英会話程度では通用しないというのが通説ですが、テスト対策においてはいわゆる綺麗な英語を使っているので基本的に同じ並び方の法則があります。
勿論、通訳などを目指すのであれば直接外国人と話すのが一番の習得の仕方ですが、純粋に成績を上げるだけを目指すのであれば徹底的に英語の文法に慣れるしかありません。
とはいえ、慣れるといってはどうすれば?という意見もあるかと思います。
もっとも単純な覚え方は正解である和訳を読み、英文を読んでを繰り返すことです。声に出すとより覚えやすいでしょう。
つまり、こういう文法がきたときはこういう和訳になるんだな、というパターンを頭に叩き込むんです。勿論、様々な文や単語が絡み合うので一朝一夕にはいかないでしょう。
しかし、考えてもみてください。一度この並びがこういう意味なんだな、と頭に浸透したらどうでしょうか?
最初に習うくらいもっとも単純な This is a Pen(これはペンです)だって、ペンという単語を入れ替えるだけで『これは~です』と一つの文書として何通りも頭の中で成立させられるのです。
そして、テストにおいても基本的に教科書の範囲の派生問題になるでしょうから徹底的に教科書の和訳と英訳を覚えたうえで、応用すれば文法も自然とできるようになるものなのです。
一文一文を書いて、音読してを完全に覚えるまで繰り返すことで応用もきくようになり、自然と英語を得意教科へとすることもできるでしょう。
ちなみに、英会話として習熟したいのでしたら字幕映画などで本場の英語を聴いて覚える方法もあります。もちろん、日本語訳はあまり見ずに目を閉じて英語だけを聴いて字幕で後から答え合わせをするんです。
雰囲気と状況から伝わってくるものもありますし、何度も繰り返していると聴きおぼえてくるので何となく何を言っているのか分かってきます。
聴きとり問題を急に出されてパニックを起こさない為にも、このようにして慣れておくと安心にも繋がります。
まとめ
さて、英語の成績を上げるコツについてまとめてみました。
英語の基礎はローマ字で、成績を上げるにはとにかく単語を覚えることが重要です。そもそも単語の意味が分からなければ、どのような文なのかすらわかりません。
なので、最低限赤点を取りたくないという人であっても英単語を覚えておけば何とかなるものですので、頑張って覚えていきましょう。
本記事が何らかのきっかけになるのでしたら幸いです。