仕事にミスはつきものです。しかし、その謝り方を間違えてしまうと周囲から嫌われてしまうこともあります。
今回は、仕事にミスをしたときに一体どのように謝るのが効果的なのかをお伝えしていきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
転職を一番考えるのは20代かと思います。
会社というものは入社してみないと良し悪しなんてわからないもの。
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特に20代であることは大きな武器となり、経験なんてなくても多少のことならマイナスにはなりません。
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ミスの原因をどこに置くかで印象が変わる!
仕様確認の間違いでミスをした。段取りが悪くて納期遅れが発生したなど、社会に出ると謝るという場面が非常に増えるかと思います。
ちょっとした行き違いによる自分のミスとは言えないようなことでも、場合によっては大きな問題へと発展することもあるのが仕事です。
さて、この事後処理は当たり前ですが客先には素早く、真摯におこなわなければなりません。
そして、その手始めに上司にまず釈明をおこない、事情を説明したうえで客先の対応をあたるのが一般的です。
しかし、この釈明の仕方ひとつで上司にも、そして客先にも与える印象が変わってきてしまいます。
つまり、原因を自分におくのか、他者におくのかということです。
これを『帰属理論』といいます。
仮に客先に人的確認ミスによる納期遅れの連絡をする場合、
「自分の確認不足でした、申し訳ありません」
と釈明の最初に主原因を自分におくのが『内的帰属』
「実は、納期遅れの連絡がくるのが遅くて……」
といったように釈明に初めから他者に要因があるように主原因をおくのが『外的帰属』といいます。
多くの人は思い通りにいかないと「自分は悪くない」と思っており、理由になるからと後者を選ぶでしょう。
しかしこれは、相手からすれば自分のことを守っている言い訳に聞こえてしまうということが多々あります。
結局、一度自分が確認すれば防げたミスを確認しなかったのが原因なわけで、相手に言い訳として聴こえてしまえば心証はあまりよくないといえるでしょう。
人間と言うのは不思議なもので、潔く自分のミスだと謝った方が、
「ちゃんと謝っているんだし、今回は仕方ないな」
と下手な言い訳をするよりも許してくれたりするものです。
場合によっては、キッチリと謝った方が自分の株を大きく上げることもありますので、謝罪の場ではあまり他者原因であるということから始めるのはよくないかと思います。
あくまで、そういった他者原因であることをを説明する場合は、自分の間違いであることを前提としつつ、相手から深く問われた時にそえる程度にしておきましょう。
意外と相手も同じような経験をしたことがあるもので、わかってくれるものです。
ちなみに、相手が会社の品質保証部や検査といった部署ですとしつこく、しつこーく原因を求めて改善策を書面で出せなどと言ってくるところがありますので、ある程度説明ができる準備をしておいた方がいいかもしれません。
会社において一番やばい釈明方法は防衛機制の合理化
さて、ミスをしてしまったときに色んな釈明の仕方がありますが、一番まずいのは心理学でいうところの『防衛機制の合理化』とされているものです。
それはなんぞや?と思われるかもしれませんが、
「いやぁ、あんな会社とは切れて良かったですよ」
といった、自分のミスを転じて正当化させてしまうことです。
確かに、普段は滅多に注文もくれなかったり、担当者が特殊な人だったりなど不満に思うようなことがあるかもしれません。
しかし、だからといってミスをミスとして認めないのは社会生活において一番やってはいけないことです。
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そのようなつもりはなくても、悪意をもってミスをしたと思われるかもしれませんし、仕事に一生懸命な人達の前でそれを言うのはもっとも嫌われる行為です。
しいてプラスになるとすれば、自分を納得させる為の落としどころになるということくらいでしょうか。
仮にそう思ってしまったとしても、その会社で続けていくつもりがある以上はあくまで心のうちに留めておいた方がいいかと思います。
まとめ
さて、ミスをしたときの謝り方についてまとめてみました。
基本的に仕事においては潔く自分のせいとして謝ってしまった方がいいということですね。
とはいえ、実はこれが一番効果があるのは男同士の場合であるのかなと思います。
というのも、男は合理的に考える傾向があるので、ちゃんと謝られたらそれで済ませてさっさと解決策を考えた方が建設的だと思う傾向があるからです。
一方で、男と女の場合はちょっと違っていて女性は自分が納得するまで説明を求める傾向があります。
もちろん、潔く謝るのは当然ですが理由を求めてくることは多いので、キチンと誠意をもって伝えられるようにしておきたいものです。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。