最近、会話もマンネリになってきてろくな話をしていないな、と思ってきたら別れが近づいているのかもしれません。
かつては会えばあんなによく話をしていたのに、最近は少なくなってきたなと思ってきたら倦怠期になってきたといっていいでしょう。
もしも、互いが黙って同じ空間にいても嫌な気がしないのであれば、まだ問題はありませんが、話題を探しているような居心地の悪さを感じ始めたら……覚悟した方がいいのかもしれません。
今回は、そんな会話の数が今後の男女の付き合いの長さを意味しているということについて、話をしていきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
何でも話せて会話の多いカップルは長く付き合える!
さて、人間の基本的コミュニケーションのひとつである会話という行為。
おそらく恋人同士になった当初、あるいは恋人同士になる前は色んな会話に華を咲かせていたことでしょう。
しかし、長く付き合っていくと徐々に話すこともなくなり、お互い目の前にしても会話がなくなってくることがあります。
自然と会話量が減ることにより、相手への熱は冷めていくもので付き合っていることの満足度が減ってしまいます。
いわゆる倦怠期というヤツですね。これが続くと、自然な形でお別れとなってしまうカップルは多くなってしまうのです。
人の恋心やカップルなどの心理については多くの人が研究しており、さまざまな調査をしたところ、
「カップルの会話の量が多いほど二人の満足度が高まる」
という結果がでています。
おそらくこれは、メールという媒体を通しても同じことかと思います。
いまやほとんどの人が利用し、使いこなしているメール機能。携帯電話のアプリを使えばどこからでもお手軽に文書での会話のやりとりをすることが可能です。あまり良いとは言えませんが、歩きながらメールをしている人をよく見かけます。しかし[…]
だって、会話がないということはお互いに興味がなくなってしまったということと同義です。
中には寡黙な人や、会話が苦手という人もいますが、やはり相手に理解をしてもらう為には話し合うことが大事です。
仮に相手のことをほとんど知り尽くしているとしても、同じことだけが繰り返し毎日起こるわけではなく、何らかの違ったことがおきるはずです。
そんなささいな出来事を毎日の話題にできるカップルはやはり長続きすることでしょう。
ちなみに、
「男女の夜の営みについて、フランクに話し合えるカップルはその満足度が高い」
という調査結果も出ています。
プラトニックな関係のカップルも多く存在しますが、やはりいつかは結婚してするもの。
生殖行為は人間の本能的なものでもありますし、これまた恥ずかしいと思うよりもパートナーなのですから、率直に話すことができる方がひとりよがりにならずに済み、より満足を得ることができるでしょう。
要するに、日常のささいなことからディープなことまで遠慮なく話すことができるカップルの方が相手に満足し、長続きしやすいということになります。
会話には質も大事なことが!否定はNG
ではここまでは、会話の量について焦点をあててみましたが、会話の中身についてははたしてどうなのでしょうか?
結論からいえば、どんな会話でもいいが相手を否定せずに、肯定してあげることが大事ということです。
日常生活においても、否定から入るひとって結構いますよね。
これって相手のことや発言を認めていないということに繋がってしまうんです。
「〇〇をやってみたい」
「いや、それは本当に必要なのか?」
といった会話ですね。誰もが一度はどこかでした覚えのあるようなやりとりではないでしょうか。
これって、前者は前向きなチャレンジ精神を見せていますが、後者はそのチャレンジ精神に対して完全に否定から入ってしまっています。
要するに否定から入られるとヤル気が削がれるんですね。
これが一度や二度なら、まあいいでしょうがずっと続くと「何を言っても無駄」と相手に対して冷めた感情しかもてなくなってしまいます。
逆に、
「〇〇をやってみたい」
「あ、面白そうだねこれ。やってみたらいいよ」
といった会話でしたらどうでしょうか。
たった一言の肯定の言葉が「この人に話してよかった」という信用感を生み出し、また話してみようという安心感に繋がります。
さて、この否定から入る会話と肯定から入る会話。1ヶ月、1年ではさほど影響はないかもしれませんが、それが10年も続いたらどうなるでしょうか。
毎度否定されるのなら、もういいやと諦めモードで会話がなくなる一方、肯定から入る方はおそらく「またお願いしてみようかな」と相手に期待を持って話ができる仲を継続している状態を容易に想像できるのではないでしょうか。
実際、アメリカで新婚夫婦を対象にこの実験が行われました。
やはり否定的コミュニケーションをしているカップルは、13年後には結婚満足度を低下させていたという結果がでています。
パートナーがやりたいことへの共感や、合わせ方というのは先々を考えることにおいて重要なことなのですね。
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結局のところ、付き合い始めは熱烈な感情が先行して沢山の会話をしようとしますが、その熱が冷めてきた後は普段からの会話の量と質が別れるか、別れないかの差を生むかもしれないということでしょう。
まとめ
さて男女カップルの会話の量で長続きするかどうかをまとめてみました。
もちろん、色んな形態や性格のカップルがいるので全てにあてはまるかというと違いますが、せっかくのコミュニケーション手段である『会話』はお互いを知る為に必要なことです。
もし別れるつもりがないのであれば、ラフに会話できるような関係になっておいた方が、長続きもしてお互いに楽かと覆います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。