デートでは男性が奢るのが当たり前!そういわれていた時代がありました。その風潮はいまにも残り、男が奢って当たり前。女は奢って貰って当たり前というのが絶対という考え方を持っている人はまだいらっしゃいます。
男らしく、見栄を張ってでも女性に奢り、女は自分を満たせてくれる男性に憧れる。まあ、バブル期のお金があった頃の風潮ですね。
一方で、最近では恋人同士で割り勘という考え方も増えてきています。
はたしてデートでは男性の奢りか、それとも割り勘がいいのか。今回はそんなデート時の支払いのお話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
デートでの支払いは男性が奢る?割り勘?それぞれの考え方
すでに恋人同士であったり、友人から恋人になる過程や婚活で成果が出た人は、ほとんどの人がデートということをしますし、何度でも繰り返しするでしょう。
明治や大正時代のように数度顔合わせをしただけで結婚ということなんて今どきはほとんどありえませんので、お互いを知る為にもデートってとても必要なことだと思います。
さて、そんなデートですがついて回るのが支払いというものです。
図書館や公園といった、お金をかけないデートもありはありですが、せっかくだから美味しい食事もしたいし、遊園地などに遊びにいきたいところ。
そんなとき、
- 男性が奢るのか
- 女性が奢るのか
- 割り勘か
の三択が支払いの段階になってせまられます。
これがもし初デートだというのなら、女性が奢るということは選択肢から外した方がいいかもしれませんね。
一番最初のデートから女性に奢らせる男なんて、格好悪いにも程がありますし、おそらく世間の風潮が許さずに仮にそのデートが終わったとしても、二度目は女性の方からお断りとなる可能性が高いかと思われます。
とすると、後は男性が奢るか、割り勘か。
これに関して、実は……答えなんてありません。
しいていえば、男女の関係性といった方がしっくりくるでしょう。
たとえば、婚活サイトなどで出会った男女で初デートであるのならば、男性側がお金を出した方がその後うまくいきやすいです。
婚活市場においては、いまだバブル期のように男性が女性をエスコートして奢るというスタイルの手引きをしていることが多いですし、参加者も個人の意思はあれど暗黙の了解として大体それに従っています。
というのも、男性が一度女性に奢ると女性は少なからず恩を感じます。だから、次のデートへと繋げやすいということは心理的にあるのです。
互いに相手が自分にふさわしいかを見極める場ですのでここでケチったりしたら、ガッカリされてしまうこともあります。
女性側が「私も支払います」と言われたら「いえ、初デートくらい僕に出させてください」というやりとりもありますが、ある意味で社交辞令として定番のやりとりといえるのかもしれませんね。婚活においては、男性が見栄を張った方がうまくいきやすいかと思います。
一方で、気心の知れた友達以上恋人未満といった関係でしたらどうでしょうか?
この場合に関しては、婚活などと違ってその縁は余程のことがないと切れません。だから、キッチリ割り勘をしたり、男女で奢りあったりと気を使わない対等な関係で支払いを分けるのはまったくおかしくありません。
近しい関係だからこそ、お互いの経済状態もわかるわけで、互いに自立した対等なパートナーでありたいとこういった男女は考え、そういった人達が最近では増えてきています。
このように、男女がいまどういう関係にあるのか親密度によって、男性が奢った方がいいのか、それとも折半か違ってくるのではないかと思います。
割り勘の仕方も色々!割り勘はどうやったらいい?
さて、それではいざ割り勘にするとなるとデート慣れなどをしていない人にとっては難しいものですね。
これもカップルによって様々ですので一概にはいえませんが、悪い例を一個あげてから世の中で見かけるスマートな支払方法をあげていきましょう。
そもそも、割り勘で悪い例とはなんぞや?と思うかもしれませんね。あるいは想像がついた人がいるかもしれません。
それは、一円単位までキッチリと男側が計算して女性に払わせることです。
意外にいるのがこのタイプ。お金に細かいのか、それとも損をしたくないと心の中では考えているのか。いずれにしても「ケチッ!!」と思われても仕方がない行為です。やめた方がいいでしょう。
せめて端数など、男性側が少し多めに出してあげて欲しいものです。
では、悪い例とは反対にどのような割り勘の方法がスマートなのでしょうか。様々な方法がありますが、
- デート毎に男女交代でお金を出す人を決める
- 出せる時に、すぐにお金を出せる方が支払う(金額とか気にしない)
- 男性に会計を任せ、後から女性が半分を男性に払う
- 出してくれた人に相応のものをプレゼントする
などなど、カップルや考え方によって様々ですが後に貸し借りで尾を引かないやり方で、互いに支払い合うというのが理想かと思います。
割り勘といっても、デートでは大抵は男性が多めに払ったり、サラッと支払ったりするものです。
考え方は多様化しましたが、根底にはまだ男性が奢り、女性が奢られるという考えが風潮として残っているのは事実ですので、細かいことをせずに男性が少し多めに支払うことでうまくいくこともあるかと思います。
特に男性は異性の前では格好よく見栄を張りたいという意識が強いものです。食べ終えた後などにテーブルの上でお金を渡すとなんだかプライドを傷つけられたと思う男性も少なくはなかったりします。
ですので、支払い後に「いくらだった?」と女性から尋ねて半分を渡してやり、男性も「ありがとう」と返すくらいが平和的でちょうどいいのかもしれません。
ちなみに、恋人のうちから割り勘というある程度の平等システムを互いに意識して作っておけば、将来子育てなどの問題に直面したときに、家事や育児なども平等にしなければ、という考え方が根付くかもしれませんね。
まとめ
さて、デートでは男性が奢るのか、それとも割り勘かをまとめてみました。
これに関しては男女の永遠の課題のようなものなので答えは出ないかと思います。カップルの数だけ考え方もあるので一概には言えませんが、男性が少し多めに払うということを意識するくらいがちょうどいいのかなと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。