喧嘩するほど仲がいいというように、喧嘩してもすぐに修復してまたすぐに仲のいい姿を見ると「なるほど」と納得してしまうこともありますよね。
しかしさして仲良くない男性同士、女性同士ですと気に食わないことがあると「わあっ!」と声を上げて喧嘩してしまい、今後の付き合いが急になくなってしまうこともしばしば。
それが男女であっても同様に、喧嘩別れでお互いに口汚く罵って終わりということもまま、あることですかね。
一方、仲のいい男女に見られる光景は女性が一方的に責めて男性が黙ってしまうという光景がよく見られます。
さて、これは一体どういうことなのでしょうか。本記事はどちらかというと女性向け記事になりますが、なぜ男性は女性と喧嘩すると黙ってしまうのかその心理を探ってみましょう。
本記事が参考になれば幸いです。
どうして男性は女性と喧嘩すると黙るの?
さて、どんなに仲のいい男女も長い付き合いのうちに一度くらいは喧嘩するようなことがあるでしょう。
それはささいなことかもしれませんし、不貞行為などといったとんでもないことだったりもするかもしれませんね。
そんな二人の関係が恋人か、夫婦か……あるいは仲のいいだけの男女ということもあるかもしれません。
喧嘩はどのような関係であろうと、気に食わないことがあれば勃発するものです。
とはいえ、基本的に男性は女性との喧嘩を避ける傾向がありますので、多くの口喧嘩の始まりは女性からということが多いかと思います。
特に気の強い女性であればズケズケと事あるたびに注意をしてくるので、喧嘩も自然と多くなってしまうのではないでしょうか。
しかし、そんな男女の口喧嘩。最初は男性も軽度な反撃をしてきますが、途中から急にだんまりになってしまうようなことがよくあります。
女性にとっては、この態度は不思議でしかないかと思います。
実はこの状態のときの男性は、イラつく気持ちを抑えて喧嘩にならないよう、必死でストレスに耐えているのです。
それがささいなことであれば男性にだって言い分はありますし、女性には口ではなかなかかなわないという男性は非常に多いといえるでしょう。
口のうまい女性は相手を論破するのが得意なので、男性が下手なことを言うと何倍もの屁理屈や口撃で返し、さらに男性はイライラが増します。
だからこそ押し黙り、爆発してしまわないように耐えているんです。
ですが女性は、女性であるがゆえにこの態度を理解できずに、
「黙ってないで何かこたえなさい!」
「いっつも都合が悪いことになると黙るんだから!」
とさらに責めの姿勢を崩さないことが多々あります。要するに、女性側としても謝るなり納得のいく説明が欲しかったりと様々なのでしょう。
しかし、男性はここで下手なことを言えば、喧嘩になることを理解しているので自身の気持ちを落ち着ける為にもさらに黙ります。
この辺りで一度女性側も落ち着いて冷静な姿勢を見せれば、大喧嘩に発展することはないでしょう。
ですが、ここから先に進んでしまい、女性が責め続けるとついに男性のストレスが限界に達してしまいます。
すると大喧嘩が勃発してしまい、仲直りまで時間が結果的にかかってしまうでしょう。
男性はストレスや動揺に弱い傾向
アメリカのストレス研究で、男女が喧嘩した際に男性の血圧と心拍数が跳ね上がり、なかなか落ち着かないという研究結果があります。
つまるところ、男性は女性に比べてストレスに弱いという傾向があるということです。
実は自殺率も女性よりも男性の方が高いというのも、こういわれると納得できるところですね。
だから、男性は女性と口論になるとストレス値が一気に跳ね上がっていくので、努めて冷静になろうと努力をする為に一度押し黙り、感情をコントロールしようとするのです。
そこでさらにストレスがかかると、まあ後はどうなるか明白ですね。
コントロールが効かなくなり、怒りあるいは蓄積してしまうと鬱病などに発展してしまうことも可能性としてはあるんです。
ですので、女性もまた男性が黙ったら一度冷静に責め立てるようなことをしない方がお互いの為になるということを知っておいた方がいいかもしれません。
まとめ
さて、口喧嘩の時になぜ男性は押し黙ってしまうのかをまとめてみました。
実際、最初からわあっと応戦せずに一度黙って冷静になろうとする男性はまだまともな人かもしれません。
ストレス値の限界は人それぞれで、短気な人を責め立てようとすると何をされるかわかったものではありませんよね。
ですので、女性も怒った時に責めるにしても、程度を考えて相手が押し黙ったら一度口撃をやめるなど落ち着くことが大事かと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。