今年中に何かをやり遂げたい!じぶんの目標はコレだっ!
そうやって強く宣言すると、実は達成がしやすくなると言われて信じられるでしょうか?宣言したところで、どうせやっても無駄……そうわずかでも思ってしまったら難しいのかもしれませんね。
しかし、本気でそう思い、自分ならできると思い込むことで実は目標達成がしやすくなるのです!
その心理的な仕組みについて解説をしていきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
大切なのは最終目標を断言すること!
「どうせやっても意味がない」「どうせやっても無理だから」と『どうせ』という言葉を使い、最初から諦めている人はなかなか大きなことを成しえることができない人です。
成功したらラッキー程度で、無難な道をたどるのがそういう人の生き方と言えばそれまでですが、それで大成したという人はあまり聴きません。
一方、成功を信じて「自分は必ず〇〇になる!」「絶対に〇〇を達成させる!」そう宣言し、困難に立ち向かいつつも努力する人が大抵が何らかの成功をその手に掴んでいます。
「どうせ精神論だろ!そんなの誰にだってできるわ!」
と最初から諦めているような人や、他人の努力を冷めた目で見ている人はそう言うでしょう。
しかし、成功にはこの単純な精神論が重要なのです。
さて、「言霊(ことだま)」というものがあるのはご存じでしょうか?
言霊というのは言ったことに霊的な力が加わり、それが叶ってしまうというものです。これだけではただのオカルト要素に近いものとして聴こえるでしょう。
しかし、人間というのは期待や予想をしてそれができると信じて言葉にすることで、無意識にそこに向けたイメージ通りの行動をして、見事に叶えてしまうことがあるんです。これを心理学では「自己成就予言」と言われています。
おそらく昔から言われている言霊の正体の一部は自身の行動が起因とするコレではないでしょうか。
自分が理想的な姿を思い描いてそこに向けて意識的にも、そして無意識化でも達成しようと努力し、試みることでいつか達成されるというものです。
まさに自身に向けた精神論の結果というわけです。
たとえば、野球のイチロー選手は小学校の作文で、
「将来プロ野球選手になる!」
と宣言しています。なるほど、この当時はただの夢だったかもしれません。
しかし、彼は自身の宣言した通りに努力に努力を重ね、見事にプロ野球選手になり、果ては海外へと飛び出していきました。
イチロー選手の過去エピソードになるくらいですので、相当に強い意思を持った宣言だったのでしょう。
それは必然的に自身の目標へと向けた行動力となり、自己成就予言を達成しました。全てではないにしても、成功者には多く共通する部分ではないかと思われます。
「夢を持ってやってきたからいまがある!」「ずっとこの仕事がやりたかったんです!」
大抵の成功者はこういった子供の頃から、あるいは自身の目標を誰かに宣言してから、努力してきたなど何らかのエピソードがありますよね。
逆に平凡に生きてきて、目標もなく平凡に暮らせればいいやと思っている人が他者と違うことをして目立ったり、会社を興して大成功を収めたなんて話はとんと聴くことがありません。
中にはたまたま運よくチャンスがあったという人もいるでしょうが、そのような例は希少ではないかと思われます。
思い込みと言えばそうかもしれませんが、占いなどで「今日は異性と素敵な出会いがあるかも。積極的に!」と言われれば、少し積極的に出会いを求めようと思い、行動してみるのがまた人なのです。
それだけ『思い』という力は強く、それを口から発することでより強くなるということです。
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宣言して実現するにもルールがある!
さて、ほぼほぼ精神論のような話になってしまいましたが、実はこの『宣言』の力を効果的に使うことにはルールが存在します。
身もふたもなく言えば、思い込みの力を強くすることで未来の成功へと繋がるのですが、下記のことをするとより強く効果が出やすくなります。
- 宣言は現在形で!
- ポジティブなことを宣言!
- 宣言は短く!
- 今の自分の延長で宣言を!
- 他人と違うことをしていると意識!
- 自身の嫌と思うことは宣言しない!
- とにかく信じる!
と、これが大前提となります。それでは、ひとつずつ解説をしていきましょう。
【宣言は現在形で!】
よく、~なれたらいいな。~なったらいいな。ということを聞きますが、これは自身の無さのあらわれです。
宣言ではなく、ただ希望を言っているだけなので、無意識化では難しいと感じているところがあるからこういった言葉になってしまうのです。
ですので、宣言するのなら「何ヶ月後には合格している!」「将来は〇〇になっている!」と現在形で宣言をすることで強い気持ちへと変わっていきます。
【ポジティブなことを宣言!】
仕事でミスをしないようにしている。少しは痩せている。そんな言葉や宣言に意味はありません。やはりこれも弱い宣言です。
「ミスをしないどころか、全員から認められるくらい仕事ができるようになっている!」
「スリムになっていて、誰に見られても恥ずかしくないスタイルになっている!」
など、ポジティブなことを宣言としていいましょう。
【宣言は短く!】
だらだらと、プロ野球選手になる為に毎日素振りして~走りこんで~努力して~のような、そういった宣言は意味がありません。
はっきりと「プロ野球選手になるんだ!」とそれくらいの短い宣言の方が単純でいて、明確な目標へとなります。
【今の自分の延長で宣言を!】
絵がへたくそなのにプロの絵描きになっている。足が遅いのにプロのマラソン選手になっている。などといった、明らかに自身に才能がないと思われるであろうことを目標に宣言しても達成するのは難しいでしょう。
確かに努力をすることで向上もするでしょうし、精神論として宣言をするのは自由ですがやはり成功を掴むには現在の自分を見極め、その延長で宣言をした方が成功する確率は高いでしょう。
【他人と違うことをしていると意識!】
ふと「どうせ誰かがやっている」とか「誰かの真似になっていないだろうか」といったことを考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは停滞を生むのでよくありません。常に新しいことをしている!と自信を持つことで、結果的に新しいものや発想が生まれていきます。
【自分の嫌と思うことは宣言しない!】
嫌いなことを嫌々やって伸びる人はいません。サッカーが嫌いなのに、サッカー選手になる!なんて荒唐無稽もいいところです。
ですので、自分が本当に好きで目指したいものでない限りは、宣言としては意味のないものになってしまいます。
【とにかく信じる!】
結局のところ、宣言するのも目標に向けて努力をするのも自分自身でしかありません。
となると未来の自分の姿を思い描き、いつかそこにたどり着けるのだと信じることが精神的な力と支えになります。
自分自身の力を、なりたいものを、自分が信じる。それがいつかの目標達成へと繋がっていくのです。
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まとめ
さて、宣言することで目標を達成しやすくなるということをまとめてみました。
ほとんどがこれは精神論ではありますが、自分がなりたいもの、なってみたいもの、やり遂げたいものがあるのなら自分でどうにかするしか達成する道はありません。
そこに挫折などもあるかもしれませんが、明確な目標があれば苦しくても乗り越えることもできるはずで、最近ではくだらないと言われている精神論も実は自身にはとても効果があるものなのです。
心理学上でも自己成就予言という言葉があるくらいですので、強く目標を達成したいという望みがあるのならば、はっきりと宣言をして目標に向けて走りだせば、いつかその目標は叶えられるかもしれませんね。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。