付き合いだして数年すると結婚を考えるカップルが多いかと思います。学生ならともかく、成人男性であれば3年も付き合っていれば結婚という人が多くなってくる頃合いでしょう。
早ければ半年程度で結婚してしまうということもあります。余程気があったのか、友人付き合いが長かったか何かでしょうね。
しかし、世の中好き合っている者同士だから付き合っているはずなのに、なかなか結婚しないカップルが多かったりもします。10年とかもはや夫婦でもおかしくないはずなのに、結婚していない。
その多くは男性側が、まだその時ではないと結婚を長引かせることの方が多いようで、女性はいつプロポーズを受けられるのかそわそわしているようですね。
実はこれには、男女の結婚感の違いが大きく左右されるからこそ起こることなのです。
今回は、そんな男女の結婚感の違いについて話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
男性は自分が設定した基準をクリアしないと結婚に踏み切らない!
「なんで結婚してくれないの!」
と女性がしびれを切らして言うのは、おそらく付き合って長い時間が経ってしまったり、両親との対面などをすでにやってたりと手をつくしているのにも関わらず、いまだ男性側が「まだ、ごめん」と結婚の意思をハッキリしないからなのではないかと思います。
この『結婚』というもの。実は女性の方が焦りやすく、男性は後回しにしてしまう傾向があります。
女性の方は子供を産める年齢や、先々の安定を考えて早く結婚したいという感情が強くなったりなど、考えることが増えた結果、早く結婚したいという結論にたどりつくことが多いのかと思います。
一方で、男性側は自分で子供を産むわけではないですし、共働きを選択すれば生活は楽になるはずです。しかし、なかなかプロポーズをしようとしない。
なぜでしょうか?答えは簡単。
「浮気をしているか、女性が本命でないからです」
……というのは、冗談で可能性のひとつではありますが、ほとんどの男性がそうとは思わないでください。
男性というのは結婚に責任を感じる生き物だからというのが、本当の答えです。
それと、結婚後に奥さんにバカにされたくないというプライドも併せ持ち、なかなか結婚に踏み切れないことも多い様子。
結婚となると、たとえ共働きでも奥さんが身ごもったら生活を支えていかなければなりませんし、子供が生まれたらその命に責任もあれば成長段階でお金もかかります。
すべてうまくやらなければならない、という考えを持つ人ほど余計に自分がある程度社会的に立場や収入のある人間になってからプロポーズをしようと考えて二の足を踏むようですね。
逆に、少なからず女性の方もなかなか結婚に「うん」と頷いてくれない人がいます。
この場合は、男性の責任を取るという行動とは真逆で責任を取りたくないという思考になってしまっていることがあります。
たとえば実家暮らしが長く、親が健康で家事ができるのであれば女性側はそれに甘えてしまっており、結婚してしまうと自分で何もかもやらなければならない。何もできないし、怒られるのは嫌!責任もとりたくない!でも彼は好き!
といった、甘い考えをもっている女性です。要はいまの環境が居心地がよすぎるのでしょうね。
いずれにしても、片方に結婚願望が芽生えてから長く相手が結婚したい素振りも見せないと、その感情のすれ違いが起きてしまうことがあります。
結果的にどこかで冷めてしまい、別れてしまうカップルも多いのでしっかりとお互いに、どれくらいの目途でどうなったら結婚しよう、と決めておくなど相談することが大事でしょう。
結婚は夫婦で責任をもつもの
さて、どちらかというと男性の方が結婚に関して全ての責任は自分が負うものとして考える傾向が強いのですが、おそらくこれは『一家の大黒柱』と呼ばれている昔からの役割からそう考えてしまうのでしょう。
腕力の強い男性が、女性を守る。
それに関するフレーズは定番ではありますが、結婚生活となると違ってきます。
旦那は妻を守り、妻は夫を支えるという夫婦で役割は違えど、責任は分かち合う関係が理想ではないでしょうか。
というか、おそらく片方だけがその責任を取るような関係では結婚生活も長くはならず、最初はよくても徐々にどこかで壊れてしまうことになってしまいます。
せっかく一緒になったというのに、ギクシャクして不和を招いてしまうのも嫌ですよね。
やはり、会話の多い男女こそが互いに遠慮をすることなく言いたいことを言い合える素晴らしい男女のありようかと思います。
最近、会話もマンネリになってきてろくな話をしていないな、と思ってきたら別れが近づいているのかもしれません。かつては会えばあんなによく話をしていたのに、最近は少なくなってきたなと思ってきたら倦怠期になってきたといっていいでしょう。[…]
うまくいかなければ、感情的にならず冷静に話し合いを積み重ねて、どちらかが責任を取るのではなく二人でどうにかするというのが夫婦です。
なので、なかなか結婚に踏み出させない男性も、一人で抱え込まずに一度彼女とちゃんとどうして結婚がまだできないのか、意見をすり合わせることで楽になる部分はきっとあり、そこまで責任を感じなくてもすむこともあるでしょう。
まとめ
さて、なかなか結婚に踏み切らない男女についてまとめてみました。
確かに、結婚というのは人生の一大イベントです。そこに多くの責任やしがらみを感じて、足踏みをしてしまっている人も多いでしょう。
結婚は一人でするものではないので、まずはパートナーと話し合うことが大事かと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。