自分を出すことが恋愛感情を強くすることに!相手の心を開きやすくするコツ!

相手に何でも話をできる仲。男女の在り方としては理想となる恋人関係ですね。

ですが、どんなに他人からみても仲がいいと評されるカップルでも、最初からそうだったわけではありません。

当たり前ですね、他人同士から始まり何かのきっかけで出会い、仲を深めていくのが一般的な恋愛スタイルでしょう。

互いを理解しているからこそ、信頼して何でも話しができるのです。

はてさて、このように好きな異性との距離を近づけるにはどうすればいいのでしょうか?

実はこれ、ちょっと恋愛心理学が関わってくるのです。

そこのところも絡めて、今回はお話をしていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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相手の心を開くには、自分を出して悩みを相手に相談すること!

社会人の気楽な女の子

さて、学校・職場・どこかのバーや友達の紹介など、初めて会う時は他人です。

よそよそしく、何の感情もわかないまま挨拶を交わすのがまあ、特殊な出会いの事例を除いて一般的なファーストコンタクトといえるでしょう。

それは友人や知人、あるいはただの同僚だったかもしれません。そんな人にちょっと悩みを打ち明けたときに自分も似た悩みを持っていると言われたり、自身の趣味が判明したときに同調してくれたりすると同性、異性関係なく急に仲良くなったりしたことはないでしょうか?

このように、自分から他者に自分の情報を話すことを『自己開示』といいます。

そして、それに対して相手も自己開示してくることを『自己開示の返報性の法則』といわれています。

つまり、自分を相手に知って貰う為に話をすることで情報の共有感が生まれ、さらに仲が深まっていくのです。

これが男女の異性であれば、隠し事のない何でも話せるカップルということで実に理想的な関係となるでしょう。

しかし、誰しも『自分の悩みを聞かれてどう思うか?』『自分の弱いところは見せたくない』『この人におかしいと言われたくない!』ということで言うのをためらってしまいがちです。

さて、自分が思っているということは、ひょっとしたら相手も同じように思っていることかもしれません。互いにそうなってしまうと、なかなか二人の距離を縮めるのは難しいところでしょう。

お互いの深い部分に足を踏み入れていないので、表面の見える部分しか相手を理解していないのだから当然と言えば当然ですね。

実は先の『自己開示』による心理的実験でこのようなことがわかっています。

「個人的情報を自己開示すればするほど、他者からの好感度がアップする」

ということです。

それと同時に、

「自己開示の内容がプライベートで深いほど、相手も同様に深い話をする傾向にある」

このようなこともその実験でわかったようです。

つまり、自分が悩みなどを伝えた分だけ、相手は自然と心を開いて自分のことをお返しとばかりに話をしてくれるのです。

自分と相手だけが知り、共有することで「この人は自分が信用して話せる人だ!」と深く信頼し、もっと色々と話をするようになり、そこからいつしか強い恋愛感情へと昇華していくと互いの心の距離が縮まって、何でも話せる関係へとなれるということでしょうね。

 

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自己開示は見極めが大事!タイミングを考えて!

これはダメですNO

さて、いくら自分のことを話したら信頼されるといっても、むやみやたらに自己開示をするのはNGです。

先の話は、最低限の信頼感のある関係であることが条件のようなものです。

お互い、まだよく知りもしない相手にいきなりプライベートな悩み事を言われたら「えっ、なに?キモッ」「なんで自分にそんなことを話すの?」となるのが普通です。

例えお近づきになりたい相手だったとしても、警戒心しか生まれないのはまったくの逆効果となってしまいます。

特に恋愛に関してはこういった精神面に関しては段階を踏むのが大事で、まずは当たり障りのない会話から、徐々に話をする仲になっていくまではグッとまだその時ではないと我慢をしなければなりません。

そして、30分でも一時間でも何らかの話が続くようになった辺りが、ようやく自分を出すことのできる範囲に入った頃合いでしょう。

よくわからない、という人の為にひとつ例をあげてみます。

 

仮に結婚したいと婚活サイトに登録したAさんがいたとします。

しかし、Aさんの両親はそろそろ介護が必要な年齢なうえに、弟が働かないニートでAさんが養っているようなもの。

さて、このAさん。婚活中に一人の女性とデートすることになりました。Aさんは誠実に自分のことを話そうと彼女に自分の事情を伝えます。

「両親が介護で……弟がニートで……養わないと」

 

はい。女性はこのAさんに対してどのようなことを思い、答えるでしょうか?

「えっ……う、うん。そういう人無理かな?」

ということをおそらく言ってお断りを入れるでしょう。

ほぼ初対面の相手にこんな重いことを言われて受け入れられる人がどれだけいるでしょうか?おそらくほとんどいないと思います。

 

一方、仮に順調に交際が進んで彼女がAさんの性格、誠実さや真面目さがわかってきて結婚一歩手前の段階で同じことを言われたとします。

すると女性はどのような反応になるでしょうか。一概には言えませんが、

「その……少し考えさせていただけますでしょうか」

と即決はなくても、即お断りのようなことはなくなるのではないかと思われます。

これは相手への信用と、今後の生活を天秤にかけているということになり、その段階にまで進んだことを意味しています。

ここで彼女が受け入れて、一緒に考え、Aさんが決して彼女を裏切らない姿勢をとれば自然と仲睦まじいカップルになっていくのではないかと思います。

つまり、自己開示をするにしてもある程度の信頼と時間が大事ということで、タイミングの見極めは必須ということなのですね。

 

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まとめ

さて、自分を出すことが恋愛感情に繋がるということについてまとめてみました。

何でもかんでも、誰にでも自分をひけらかすというのはさすがによくありませんが、この人は信用できる!と思える人を相手に自分を出すことは悪いことではありません。

相手も自分を信用していれば「なんだ、そんなことか」と言いながら、少しずつ何でも話すことができる仲へとなっていくことでしょう。

人の見極めというのは大事ですが、そのような仲の人がひとりくらいは近くにいて欲しいものですね。

本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。

 

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