牛丼や親子丼、カレーやラーメンなど一品で事足りてしまう食事って多いですよね。
特にひとりで外食ともなると、そのような食事が多いのではないでしょうか。
しかし、知っていましたか?このような一品物の食事って実は太りやすいんです!
今回は、そんな一品物の食事は太る!ということについて話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
一品物の食事は太りやすい!なぜ?
駅前や商店街を歩いていると、牛丼屋・ラーメン屋・うどん屋・カレー屋・ハンバーガー屋・蕎麦屋などが立ち並んでいることが多いかと思います。
加えれば、お好み焼き屋・たこ焼き屋・パスタ屋・パン屋・ピザ屋なども商店街に多かったりするかと思います。
このように、一品で事足りてしまう食事を『一品物』と言うのですが、何かと忙しい現代人ですのでこの辺りのお店を回って毎日色々と食べているという気になっていませんでしょうか?
実は、このような食事をしていると太りやすいのです。
まあ、この中では比較的うどん屋と蕎麦屋はカロリー量は少なくて済みます。
しかし、それ以外はまさにカロリーの塊といっても過言ではありません。
そもそも、よく考えてみてください。
牛丼は半分以上がご飯という炭水化物。上に乗っているのは牛肉という高カロリー食品。
ラーメンはスープに油が多く、綿は炭水化物。
カレーはそのほとんどが炭水化物であるご飯。
ハンバーガー屋はパンという炭水化物にハンバーグという牛肉が挟まっています。
さて、このほとんどが人間の身体のエネルギー源となる炭水化物ばかり含まれた食事です。
特に麺類は一番高カロリーです。
お米・パン・麺類と糖質ダイエットをするのであればあまり摂取したくないこの3種。どれも炭水化物で食べると太ると言われているものですが、よほど厳しいダイエットをしていない限りは量は少なくしても習慣として食べる機会は多いと思います。[…]
そしてこのエネルギーが消費されないと自然と余剰エネルギーとして脂肪となり、蓄積してしまうのは当然ですね。
つまり、このようなものを食べまわしていると過度に炭水化物を摂取することになり、太りやすい食生活のできあがりということ。
仮に毎日違うお店の違うメニューを頼んでいたとしても、一品物の似たり寄ったりの食事をしている以上は変わらず、高カロリーを摂取することになってしまうのです。
量を減らせばいい?問題は一品物の量ではなく、品目を増やすこと!
ではこのように、一品物は太るぞと言うと、
「じゃあ、量を減らせばいいじゃないか」
という返しをしてくる人もいるでしょう。
もちろん、量を減らせばその分だけ摂取するカロリー量は減るので理論上は体重の減少が見込めます。
が、問題がふたつ。
ひとつはそもそも、外食の場合は一定量の食事がお金を払った分だけ提供されるので、つい全部食べてしまい減らすということは難しいということでしょうか。
いえ、その前に出された物を残すのは失礼とか、お金を払っているのだから残すのは勿体ない、食べかけを誰かに片付けさせるのはイヤなどといった感情が前面に出てくる人の方が多いかもしれません。
特にそういった人は、一品物の食事を頼むと全て食べてしまう為、最初から量を減らすということは不可能かと思います。
そしてもうひとつ。
量を減らして足りますか!?食べた気になりますか??
いままでそこそこ満足して食べていた量を、一品物は太るからと量を減らしたら物足りないとか、食べた気にならないとなってしまい、どこかでバランスを取ろうとしてついおやつを食べてしまったり、別のところで食べる食事が増えてしまうしわ寄せが起きてしまいます。
「昼は少なめにしたし、なんか物足りないから夕飯少し多めにするか」
と思ってしまっているようでは、いつまで経っても痩せることはできません。
このように、ダイエット中の一品物の量を減らすことでかえって別の弊害が起きてしまう人も少なくはありません。
ではどうすればいいか。
それは、食事の品目を増やすことです。
たとえば、一品物のカレーであれば一口目……カレー。二口め……カレー。三口目……カレー。
と基本的に食べ終わるまではずっと同じ味が続きます。最初こそいいですが、途中から無意識に味に飽き始めて腹を満たすだけの満足感を得るだけの食事となってしまうのが一品物の特徴です。しかも炭水化物ばかりで高カロリーです。
その一方で、品目が多ければそれだけ沢山の味を楽しむことができ、ひたすら食べ続ける一品物と違って色々と箸をまわしているうちに気が付いたらある程度お腹が満たされていたということも多いかと思います。
もちろん、品目の中にカロリーの低い野菜を織り交ぜることで体重増加の防止にも繋がります。
満足感は食事量だけで得られるものではないので、お腹が満たされた以外の満足感も得ることができるでしょう。
つまり、適量の範囲で色んな味をあじわって食事を楽しめる人ほど、太りにくいといっていいのかと思います。
もちろん、外で仕事をしている人や忙しい人はファーストフードなどで押し込んでさっさと食事を済ませたいという人もいるでしょうが、せめて朝食や夕食など家での食事だけでも意識して一品物で済ますのはやめた方がいいでしょう。
まとめ
さて、一品物はダイエットには合わないということでまとめてみました。
楽にお店に入れて楽に食べられるのは大抵、丼や麺類を提供しているお店ではないかと思いますが、外食は太ると言われるのはここにあります。
よくよく見て考えていただくと、炭水化物ばかりであることに気が付くかと思います。
余剰エネルギーは脂肪として蓄積してしまいますので、ダイエットを志したらこういったところからも食生活を見直すといいでしょう。
本記事が参考になれば幸いです。