ミネラルウォーターは安全?作り方とは?防災対策にもなる水購入のすすめ!

昭和の頃ではあまり考えませんでしたが、最近では当たり前のように自販機でもスーパーでもミネラルウォーターが販売されています。

さてこのミネラルウォーターってどうなんでしょう。安全なのか?どういう作り方をしているのか?そもそも、わざわざお金を出して『水』なんか買う必要があるのか?

という疑問がある人は案外いるのではないかと思います。

今回は、そんなミネラルウォーターについて安全なのか?作り方はどうなのか?いざという時に利用できるミネラルウォーターの話をしていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

ミネラルウォーターは安全?

蛇口をひねれば水が出る。

長い歴史の中で、これほど水において利便性にあふれた時代はないですし、アフリカなどではまだ井戸を掘ったり川に水を汲みに行っています。

そして、水道から出る水も綺麗であからさまなよどみというものがありません。日本は恵まれた国ですよね。

ですが、そんな時代においても『水』がスーパーやコンビニ、自販機などで売られています。

中には、

「水なんてお金を出して買うのは勿体ない!」

と豪語する人がいます。

まあ、日本では水道設備さえあればどこでも利用できるただの水に貴重なお金を払いたくない気持ちはわかります。

それを買うくらいなら、味のついたジュースやお茶、紅茶の方がいいという考えもあるでしょう。

その一方で、

「水道水ってまずいし、安全性に不安だから飲料水は買っている」

という人もいらっしゃいます。

なるほど、確かに消毒されていたり長い水道管を通ってくるわけですし、途中が錆びていたら?と蛇口に汚れがあれば雑菌があるかもしれないし……と考えたりするのも納得です。

かくいう本ブログ管理人も、飲料用と食品用にはミネラルウォーターを使用しています。

 

 

これですね。キリンのアルカリイオンの水です。

個人的にはこれが一番美味しく感じますし、すでに飲みなれているので他のミネラルウォーターを飲まないことはないですがあえて変えようとは思いません。

さて、こういうことを言うと必ずある意見が、

「じゃあ、ミネラルウォーターは安全なのか?」

という疑問です。

確かに昔、生産地を偽ってただの水を入れていたという事件がありました。

そういった人災を考えるとミネラルウォーターだろうが、水道水であろうがどれが安全なのかわからなくなってきますが、そういった人的要因を抜きにすれば、ミネラルウォーターは安全であるといって問題はないでしょう。

なぜなら、販売メーカー・ブランドが販売し続ける為には安全な商品を提供し続けなければならないからです。

そこには責任もあり、保証も当然あります。そもそも、食品衛生法の基準をクリアしていないと販売なんてできません。

なので、販売されている水は安全といっていいですし、飲料水・食品用として使用している人が多いのです。

ちなみに、感じ方は人それぞれですがお米などを炊く際に水道水だとどこか水の臭みがありますが、それがなくなるので美味しくご飯が炊けるという利点もあります。

 

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そもそも、ミネラルウォーターとは?作り方はどうするの?

さて、そもそもミネラルウォーターとは何なのでしょうか?

「水源から汲んだ水」

という理解をしている人が結構いますが、その回答では30点といっていいかもしれません。

残念ながら、ただ水源の地下から汲んだ水の場合はナチュラルウォーターと呼ばれるもので、ミネラルウォーターとはちょっと違ってきてしまいます。

というか、ただ水源からとってきただけの水を販売する場合は安全とはいいきれませんよね。

ですので、ここからはミネラルウォーターの作り方となるのですが、

「ミネラル成分の調整、オゾンの殺菌、紫外線の殺菌などの方法で殺菌処理」

といった加工をしたものが、ミネラルウォーターと称されるのです。

ここまでして、始めてミネラルウォーターとして販売されるので人によって安全になるように施されているわけですね。

この辺りは農林水産省の『ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン』として容器入りの飲用水の基準が定められているので、よほど悪質なメーカーでない限りは安心といっていいでしょう。

 

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飲み水は昔から買われていたの?

昔は、今のように大気汚染がなかったので、綺麗な水だっただろうから買うようなことはなかったんだろうな。井戸とか掘っていたから買うこともないだろう。

と思っている人はかなりいるようですが、残念ながら違います。

実は江戸時代でもすでに「水屋」という、水を売り歩く商売があったのです。

たとえば、玉川上水や神田上水などは自然の勾配をつけることで町々に水を通して、使われなかった水はそのまま河川に放流されていました。

ですが、そういった上水が通っていない場所や井戸の水が濁っていた地域はどうでしょうか?まともな水を手に入れるのは難しかったでしょう。

ですので、水を水船で運んでそこから天秤棒の両端に桶をぶら下げて、時代劇の魚屋のように「みず~、みずはいらんかね~」と売り歩いていたのです。

しかし、塩分の含まれた水が売られることも多かったそうであまり品質はよくなかったのでしょうね。ですが、水の通らない地域にとってはそれが生命線でしたので買わざるをえなかったわけです。

ちなみに、明治31年に改良水道がとおるまではずっと水屋の商売は続いており、いまの時代が恵まれていることがわかります。

 

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ミネラルウォーター購入のすすめ!防災時に役に立つ!

テレビ

さて、数年に一度の間隔で日本のどこかで大災害が何かしら起こっています。

大地震、台風など前日まで普通の暮らしをしていたはずなのに突然災害に巻き込まれたということは必ずしもこれからも起こりえることです。

そんなときに、

「蛇口をひねれば水が出るんだから買う必要ないだろ!」

なんてことは言っていられません。

だって、蛇口をひねっても水がでないのだからどうしようもありません。

設備や水道管が壊れたら当然、水は通りませんし、電動ポンプが停電でとまっても水は出てきません。

そもそも、浄水場に問題が起こってしまえば配水そのものができなくなります。

給水車を待っているにしても、復旧してこられるようになるまでの何日かは過ごさなければならないわけです。

とすると、普段から生活に浸透させるように水をストックして使いまわしておいた方が、いざという時にすぐに「無い!」という状態を回避することができるでしょう。

 

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もちろん、空いたペットボトルなども水を溜めておくことに使えますし、飲料水として使わないにしてもトイレを流すときや洗い物をながす時に利用することができるのです。

こういったいざという時の備えがないと、困るのは自分自身です。

ですので、普段使いするしないに関わらずミネラルウォーターを購入してどこかに置いておくことは大事な防災対策なのかと思います。

ちなみに、最近では家族持ちの過程で設置することが多くなったウォーターサーバーですが、普段の飲料水としても当然使えるのですが、ストックしてある水はいざという時の飲料水として利用できます。

普段はただの飲み水として利用する側面しか目立ちませんし、場合によっては勧誘が面倒だと感じるものですが、防災用と考えれば普段使いもできて被災時にも重宝するなかなか付加価値のある製品かと思います。

防災意識がある人は導入を考えてみてもいいかもしれませんね。

 

富士山の天然水のウォーターサーバー

 

まとめ

さて、ミネラルウォーターについてまとめてみました。

ミネラルウォーターを買っていると言うと、不思議と「勿体ない!」という人が出てきます。

ですが、基本的には安全ですしいざという時の防災対策品にもなりますし、そこにお金を出しているわけですので買っている人からすると勿体ないとは感じませんよね。

意見や感じ方、味覚は人それぞれですが、仮に普段使いしなくてもいざという時の為にストックしておくことは意味のあることなのかと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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