小学生時代の算数と違って中学生になると難易度が跳ね上がるのが数学という教科です。元々計算とかが苦手で授業に全然ついていけない!という人もいっぱいいるでしょう。
確かに、非常に得て不得手がある勉強教科ではないかと思います。しかし、受験もあるのでいつまでもそう言ってはいられませんよね。
もちろん、計算力がある人が得意かというと中学生以降の数学はそうでもありません。しかし、要は考え方の問題であって勉強の仕方しだいで成績アップは実現するんです。
今回はその勉強法の解説をしたいと思います。
本記事が、参考になれば幸いです。
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数学って社会で必要?
そもそも、数学って社会に出て必要なの?すでに諦めが入り始めた人は開き直ってそういう発言をして自身をごまかそうとしますよね。
案外数学って授業の速度もはやくて一度ついていけなくなると、連鎖的にわけがわからなくなります。結局、いつの間にか苦手教科となってしまう人もいるでしょう。
しかし、数学って将来とても大事でいて重要な教科なんです。
特に身の回りにある製品っていうのは多くの数学が使われており、パソコンひとつ。スマートフォンひとつとっても計算の塊といっても過言ではありません。
土方なら関係ないだろ、と思われるかもしれませんが測量などがありますし会社で上に立とうとするのんでしたら、統計学や経済学の勉強は必須。そうでなくても会社側の人間になった以上は数字と数字予測というのは必ずついて回るものです。
円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフなど可視化させたりと、とにかく数学はどこでも何らかでついて回るものです。
仮に使わないような会社や状況にあったとしても、方針を立てたり、順序立てて考えるという能力にも数学は寄与しているんです。
そもそも、高校受験や大学の受験ではほとんど必須の教科ですので、将来なりたい職業の可能性を広げる為にも、数学というのは早めに克服しなければならない教科なのです。
どういう勉強法をすればいいの?
そもそも数学ってどう覚えればいいの?公式は覚えたけど全然成績が上がらないけど?という人は多いですよね。
それもそのはず。公式はあくまで基本的なものなので、それだけを覚えたところで当て込み方や解き方をしらなければ無用の長物といったものです。
数学の基本的な攻略法はシンプルなたった一つ。
覚えた公式を使って一つでも多くの問題を解く。これだけです。
もちろん、数学センスのある人は教えられたら応用でどんな問題が出てもすぐに解けるでしょうし、IQも比較的高いでしょう。
しかし、そんな人ばかりではありませんよね。そういう人はどうするかというと、徹底的に問題の解き方を身体と記憶に染み込ませておくのが数学の成績を上げる一番の方法なんです。
要は、数学もまた一種の暗記問題のようなものなんですよ。
数学というのは、実は同じ公式を使った問題に関しては数字や表現を変えただけの似たような問題が出題されるというのがパターンです。というより、教師は数学の専門家ではないのですからそれ以外まずできません。
となると類似の問題をしたことがなければ、どの数字をどこに当てはめればいいのか見当もつかないかもしれません。
しかし、類似の問題を何問もこなしていたらどうでしょうか。
「あ、この前やった問題の別パターンか!!」
と思ってあっさり数字の当て込み方も解き方もわかるので、後は計算を間違えないだけです。
受験の際に過去問をできるだけ解けと言われるのも、こういった傾向があるからなんです。
ですので、誰でも最初の基礎公式から基礎問題までは理解できるようになっていると思いますので、まずはひたすら基礎問題を解いていき、完全に自分の物になったと思ったら次へと進み、またひたすら基礎公式、基礎問題を解くということを繰り返していけば、すべてに応用がきくようになるのが数学という教科なのです。
ちなみに、公式を眺めて覚えただけで大丈夫と勘違いする人もいますが、そんなので点数が取れて成績がアップするのなら誰も苦労しません。
経験を積むという行為が数学の成績を上げる為の近道といっていいでしょう。
すでに置いて行かれているというのでしたら、分かっている人や教師に助力を頼んで基礎的なところだけでも教わるといいかもしれませんね。
どうやって解けば成績が上がるの?
では、どうやって解けば覚えるの?成績が上がるの?という実用的な覚え方を少し解説していきましょう。
結論から言えば、とにかく書くことです。
数学っていう教科は面倒くさがりには非常に合わない教科だといってもいいかもしれません。なぜか書くのを面倒くさがって途中式を残さなかったり過程を省くのです。
さて、テストで途中式を書かなかったらどうなるか?
時間内に全て解き終わっていざ見直しをしようという時に途中式がないと最初の回答が合っているのか、それとも間違っているのか見直すことができません。
実は、比較的数学の得意いな人ってちゃんと綺麗に途中式までしっかり残して間違いがないか確認をしながら解いているのです。なので、そもそも間違いも少なければ後々で見直しも容易にやれるから点数の取りこぼしが少ないのです。
これは社会にでても同様で、結果ばかり求められがちですがちゃんと過程を盤石にした人ほどミスが少なく成果も上がりやすくなる傾向にあります。
途中式を書いている人ほど、成績も上がりやすくなりますのでもしできていないというのであれば、ぜひ実践をしてみてください。
これが計算問題における成績を上げるコツとなります。
続けて図形問題ですが、おそらく一番苦手な人が多くて証明問題までくるとチンプンカンプンという人も多いかと思います。
しかし、受験でほぼ必ず出るのが図形問題ですのでこれを落とすのは非常に痛手です。
そして、図形問題もまた書くの一点が問題を解くカギとなります。
図形を眺めて頭の中で数字を当てはめても、特に苦手な人は混乱をするだけでしょう。なので、一辺の長さを直接書き込んで可視化してやるのが一番です。
後は図形問題などは、
「ここが6cmならこっちも6cmで、この場合は半分になるから3cm……」
とこのようにパターン化されているものがほとんどです。
つまり、基礎問題を普段から解いて図形の長さのパターンや計算を覚えていれば容易に解けるのです。
たまに、基本図形の方向を変えたりなどして視覚的に困惑させてくる問題もありますが、そもそもパターンを覚えていれば問題ありません。
これこそ、考え方しだいです。テスト用紙をひっくり返したり、自分で解きやすい図を横に書いたら前解いた問題と数字を変えただけで同じものだったということはよくある話です。
数学はひらめきや発想力の学問でもありますので、思いついた手をやってみると成功に繋がったということがありますので諦めずに抜け道を探してみましょう。
ちなみに、3D図形のような問題も出されると難しいと言われるものです。落ち着いて展開図などを書き込むことで解けることが多いので、何度も基礎問題を解いて自分なりの解き方を開発していきましょう。
まとめ
さて、数学の成績を上げるコツについてまとめてみました。
数学に必要な物はセンスではありますが、基本公式や応用は経験を積まなければなかなか解くことができないものがほとんどです。だから、授業も教えることより解くこと、解き方が中心になった教え方ではないでしょうか。
最初から苦手意識を持ってしまうと諦めが入ってしまうので、体育会系ではありますが前向きにコツコツと問題を解いていけばいずれどのようなパターンでも対応できるようになるかと思います。
本記事が何らかのきっかけになるのでしたら幸いです。