掃除用の洗剤って何を選べばいいの?液性による用途の違いを知ろう!

生活をしていると、欠かせないのが掃除です。人によっては、毎日・一週間に一度など日を決めて家の掃除をしますよね。

しかし、ついうっかり忙しかったり体調が悪かったらサボってしまいがちなのも掃除というもの。しばらくやっていないとカビは出るわ、油汚れは溜まるわ、トイレに黄ばみや尿石はつくわで悲惨なことに。

いくらサボりがちな人でも、これはないと一念発起して掃除をやり始めたはいいけど、取れない!となっていたりしませんか?

それはひょっとしたら洗剤の選び方が悪いのかもしれません。

今回は、掃除用洗剤は何を選べばいいのか液性に着目してお話をしていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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洗剤を選ぶときは液性に注目!

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今まで親に頼った生活をして、初めて一人暮らしを始めたという人などは、意外と日々の生活が大変だということに気付かされることでしょう。

仕事・食事・洗濯・掃除・買物など全てを一人でこなさなければなりませんので、慣れるまでは苦労することでしょう。

とはいえ、仕事はしないとお金が入りませんし、食事は生きる限り摂らなければなりません。洗濯をしなければ着るものが汚れますし、買物はこれらのことをする為にも必須です。

しかし、掃除に関してはすぐにやらなくても死ぬわけでもなし、労力も時間もかかるので後回しにしがちでついサボってしまう人は多いのではないでしょうか?

この辺りは個人差もありますが、ずぼらな性格な人ほど放置しがちで、気が付いたらゴミの山、汚れだらけということがあるものです。

ここで「よし、やろう」と決めて掃除用具を揃え、時間を作り、始めてみたものの、こびりついた汚れはなかなか取れません。

「おかしい、ちゃんとキッチンやトイレ用の洗剤を買ってきたのに……まったくとれない」

とやる気が無くなったりしてしまわないでしょうか。

確かに、長期間放置した汚れはなかなか取れません。しかし、まったくとれないということはなく、ひょっとしたら洗剤の選別が悪いだけなのかもしれません。

「でも、ちゃんと用途に合わせた洗剤を買ってきたのに」

と考えるのは、今まで掃除をしてこなかった人の常套句です。

確かに、住宅用・窓用・トイレ用・キッチン用・カビ用など様々な用途で洗剤が売られています。

しかし、それだけでは不十分な情報なのです。

たとえば、普段使いで数日に一度洗う為だけに強力な物を毎度使用するというのも手肌や素材にやさしいとはいいがたいですよね。

ですが頑固な汚れとなると、強力なその汚れの適正にあったものでないと大して効果が見込めないのです。

さて、その適正に合ったものは何かというと『液性』というものとなります。

必ず商品ラベルに書いてありますので、ここをまず見てから買いましょう。

 

 

上記画像はまぜるな危険、で有名な『サンポール』のラベルです。そこには『液性/酸性』と明記がされています。

もし、近くにあれば見てみましょう。必ず何らかの液性が書かれているはずです。

用途もそうですが、掃除用の洗剤選びはこの液性でするといっても過言ではないのです。

 

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液性はどれが何の用途の掃除に使えるの?

疑問女性

さて、液性で選ぶとはいいましたがはたしてどのような選び方をすればいいのでしょうか?

まずは、その液性の種類ですが一般的な教育を受けた人でしたら知っていると思いますが、この液性には、

  • 酸性
  • 中性
  • アルカリ性

の3種類が大別して存在します。少し洗浄力が弱くなる『弱アルカリ性』や『弱酸性』もありますが、ここでは割愛をしておきましょう。

では、まずはサッと知りたい人の為にザックリと各用途について言ってしまいます。

  1. 水アカや尿石など水回りにできる汚れはアルカリ性なので、酸性の洗剤が効果的。
  2. 家中の茶色くなったり黒くなったりしている汚れのほとんどは酸性なのでアルカリ性洗剤が効果的。
  3. 手肌や素材にやさしく、界面活性剤で汚れを落とす毎日の掃除に効果的な中性洗剤。

というのが、効果的な液性の使い方となります。

ちなみに、界面活性剤というのは本来混ざり合わない水と油のような物質を混ざり合わせやすくするものです。

まあ、それだけではどうして落ちるのかチンプンカンプンでしょうが、たとえば油汚れにいくら水で流そうとしてもなかなか落ちにくいものです。

しかし、界面活性剤の入った洗剤を使うとこの働きによって油汚れが水と混ざり溶け込んで落ちやすくなるようになります。

洗剤の用途が中性なのに、使用する場所分けされている理由は、この界面活性剤がその場所に適した特有の成分が含まれているからなのです。

しかし、長期間放置された頑固な汚れはこれではとることができない為、強力な液性をもった洗剤が必要となり、あくまで中性に関しては毎日あるいは数日に一度程度の掃除に適した洗剤といえるでしょう。

では、各液性について細かくみていきましょう。

 

・酸性洗剤

水回りについての汚れは基本的にアルカリ性になります。そして人間から排出される尿もアルカリ性なので、酸性洗剤が有効です。

蛇口や浴室、鏡の水アカなど気が付いたら黒ずんで塊となってしまっているのがほとんどですが、これには酸性の洗剤で落とすことができます。

もし長期間掃除をしておらず、固まってしまってちょっとやそっとでは取れない場合はラップやトイレットペーパーで湿布をしつつ、洗剤を垂らして浸透させていくとさらにとれやすくなります。

例)サンポールやクエン酸

 


・アルカリ性洗剤

家の中の多くは酸化した汚れなので、アルカリ性の洗剤で落とすことができます。換気扇やコンロなどの油汚れ、人間の手アカなどに効果的です。

ただし、アルカリ性洗剤は洗浄力が強い分だけ素材を痛めることもあります。

まずは目立たない場所から試してみたり、弱アルカリ性の物を使ったりと心配であるのなら工夫してみるのがいいかと思います。

例)住居用洗剤や油汚れ用等

 


 

・中性洗剤

先にお伝えしたように、界面活性剤を利用して用途別に手荒れや素材を痛めることなく毎日の掃除で利用できるのが中性洗剤です。

シンクやトイレ、浴室など掃除をする機会が多い場所でこまめに掃除をする場合にちょうどいいでしょう。

逆に言えば、数ヶ月単位で掃除をしない人がこれを使っても、なかなか汚れはとれにくいということですので、購入する際に考える必要はありそうですね。

一番見かけるのがこれだからと何も考えずに買ってしまうと、汚れが取れない!と後々で買いなおすことになることになるかもしれません。

例)台所用洗剤や浴室用洗剤等

 


 


 まとめ

さて、洗剤の選び方についてまとめてみました。

スーパーなどで普段売られている目立つ洗剤は、大抵が毎日使用する中性洗剤だったりするので、掃除をサボりがちの人にとっては『落ちない』と焦ることがあるかもしれませんね。

しかし、ちゃんと液性などを確認すれば多くが落とすことのできる汚れですので、試してみましょう。

どうしても駄目であれば、本当にプロの力を借りての家事代行サービスなどを利用してもいいかと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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