親族経営の企業への就職はやめておけ!最悪のデメリットだらけ

就職において、大企業は数多くあれど意外と狭き門だったりしますよね。ならば中小企業で自身の力を見せつけて上にあがってやる!

そんな人もいるかもしれません。しかし、できるだけ中小企業でも親族経営のところは覚悟がない限りやめておいた方がいいでしょう。

100人以上の規模の会社であれば、多少はマシでしょうが10人以下などの小さな会社は避けた方が無難です。いくら働き先に困っていても、長く続けるつもりでしたら避けるべきです。その理由、一部管理人の経験もふまえてお伝えいたします。

本記事が多少でもお役に立てれば幸いです。一つの意見としての読み物としてお愉しみいただければと思います。

 

ちょっとここだけ(20代の転職を考えている人向け)

転職を一番考えるのは20代かと思います。

会社というものは入社してみないと良し悪しなんてわからないもの。

自身に合わない、ついていけないと思っていたら若いうちに転職して落ちつける会社を見つけましょう。

特に20代であることは大きな武器となり、経験なんてなくても多少のことならマイナスにはなりません。

かといって、様々な年代の人が転職活動をする主戦場で戦うのも不安ですよね。

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親族経営はパワハラブラックばかり!

基本的に親族経営企業は見出しの通り、パワハラやブラック要素が横行していることがとても多いのです。

なぜかって?企業倫理の基本的な取り組みなどをまったくしていないからです。役員は全て親族、ということは曖昧でいてなあなあな部分が増えていく傾向が強くなります。

それでも就業規則があり、パワハラや就業についての規定があれば最低限はしているといっていいでしょう。最悪、訴えれば勝てますし一応は会社側から建前上のことはしている体裁は整っています。後は結局『人』しだいでしょう。

が、10人以下の企業は絶対にやめておいた方がいいといえます。なぜなら就業規則の届出義務や周知義務がないからです。つまり、何をしても許されると勘違いしている人間がいるのですよ。

人間、偉くなると変わるものです。政治家でもそうですよね?選挙の時はへこへこしつつ、当選すると途端に偉そうに振舞ったり。

会社も同じで偉くなり、周囲を身内で固めると自分に危害を加える者がいなくなるので勘違いして傍若無人に振舞うことが増えていきます。人間の汚い部分ですが、小規模の親族経営企業はその傾向が強いといっていいでしょう。

そうでないなら、余程の「アタリ」です。これも『人間』しだいですが、どのようなことがあるのかまとめてみました。

【給料が安い】

特許製品などを作り、余程もうかっている会社でなければ給料に期待はまったくできません。だからこその企業規模といえるでしょうが、親族経営企業にとって身内以外の従業員は代わりのきく駒と考えている人もいます。

従業員を激務で安い給料で使い倒し、経営者一族はたいして仕事しないで贅沢できる給料をもらっているというのはよく聴く話です。

天下りしたお偉いさんが月数日しか出社せずまったく貢献していないのに、巨額な給料をもらっていますよね。そんな何かの特権階級と勘違いしているのが多いのが親族経営で多いパターンです。

【残業が多い】

まさにブラックの代名詞というべきなのが残業の多さですよね。まさに使い倒すがごとく、親族経営企業は従業員を「給料払っているんだから」と遠慮なく遅くまで残業させます。

ちなみに残業代がでるのであれば、優良企業といえるでしょうが残念ながら中小企業で多いのは「みなし残業」という制度です。

みなし残業というのは、残業が多いことを見越して毎月定額を払い〇〇時間までの残業代はここに含まれているというもの。それを超過するとちゃんと残業代が追加で払われるシステムです。

一見するとそれ以下の残業時間にしてもお得だし、超過した残業時間も貰えるのでいい制度だと思いそうですがまったくもって逆です。

何時間残業していても、『残業をしていない』ことにすればいいのです。タイムカードがない企業であれば会社も証拠として残るものがありません。

本来許されないことですが、「残業代を全額払うと会社がつぶれる」と勝手な理屈で正当化する会社が残念ながら日本には大量にあります。

【パワハラ・セクハラが横行】

人間、偉くなると横暴になるのは先にお伝えした通りですが、雇用主という強い立場から弱い立場である従業員へのパワハラやセクハラは当たり前です。

事例をあげれば、従業員のミスは鬼の首を取ったかのように必要以上に怒鳴り倒し、場合によっては損失補填をさせようとしてくることがあります。これは違法です。

しかし、自分のミスには「あ、やっちゃった」と簡単にいうどころか、「あんたの確認不足」と他人に責任転嫁してきます。

ストレスのはけ口にされてはたまった物ではありませんが、クビをちらつかされたら気の弱い人なら逆らうことなんてできないですよね。

他、後継ぎが男の子の場合嫁探しをしている場合があり、従業員の女性に「うちの息子の嫁にならない?」と言ったり、ことあるごとに肩を触ったりセクハラなんて当たり前にする経営者がいます。

小さな世界だからこそ、遠慮がなくなってしまっているのでしょう。

【働かない】

偉そうにいうだけで従業員に過大に働かせ、ろくに働かないのがこういった親族経営企業のパターンの一つです。仮に働いていたとしても役員のうちの一部程度で他はただ所属しているだけで働きません。

従業員としてはそんな人間がいるというだけで、モチベーションが下がりますよね。ましてや、自分が外で稼いできたお金で不労所得を気取って働かないで多額の報酬を得ているのですからストレスはたまり放題です。

【有休休暇がない】

法律上、半年で8割以上出勤している従業員には10日以上の有休が与えられるものです。しかし、このような企業では通用しないことがあります。

最初から有休なんて制度を考えていないのです。あるいは、勝手に消費したことになっていることだってあります。つまり、自分の会社の為に従業員は金を出しているのだから働いて当然、休むなんてもっての外……という思考なのでしょう。

小さな親族経営企業あるあるではないでしょうか。会社によっては中規模企業でも部署によって同様のことがあるそうです。

【休みがない】

親族経営をしているような零細企業ですと、休みが少ないところが多いです。残念ながら給料の低さと休みの多さは比例しないのですね。

従業員はほぼ毎日のように出社しなければならないのに、経営者側は長期で休みをとって海外旅行などに行くことなんてザラにあることです。加えて育児休暇など当たり前にあるものがなかったりするので、休めません。

これでは身体も精神も病んでしまいますよね。

【詐欺が横行】

これは管理人が昔一時期所属していた会社なのですが、さる請求先が一桁低く請求書を送ってきました。よくある人為的な間違いですね。

それに気付いて連絡をして訂正してもらいます。まあ、ここまでは当たり前の話です。しかし、あろうことか社長の奥さんは何といったと思いますか?

「うちの儲けがあんたのせいでなくなったじゃない!」

とのことです。要するに、平然と詐欺をしろと言っているのと同義です。相手のミスを自分の儲けと思っているところがかなりヤバいです。

他にも当たり前のように1000本なんてどうせ数えないから、と勝手に客先納品分の本数を削ったりなど多岐に渡りおかしなことをしていました。

どうやらコンプライアンスというものがないようですが、どうもこういったことをしている親族経営の会社は存外にあるようです。

後から聞いたところによると仮にバレたとしても自分は確認していないと、都合よく従業員のせいにするつもりだったようですね。

 

とまあ、実際に管理人が所属していたところや、その後も見聞きしたり調べていると親族経営企業にはこういったところが多いように感じます。

勿論、まともなところもありますので全てではありませんが可能性は高いといっていいでしょう。特に、二代目・三代目が社長をやっている会社ですとまともな経営能力もないボンボン育ちのお坊ちゃんですので傾向が顕著です。

二代目が会社を傾かせ、三代目が会社を潰すというのは本当かもしれませんね。

ちなみに唯一のメリットは、経営者一族に気にいられると昇進が早いということくらいでしょうか。それでも少人数制ならさして立場は変わらないのですけどね。

 

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そんな親族経営の会社に入ってしまったら?

さて、もしそんな酷い親族経営のブラック企業に入ってしまったらどうすればいいでしょうか?いくつか選択肢をまとめてみました。

【我慢して続ける】

せっかく見つけた会社なのだから。自分の履歴書を汚したくない。ここで辞めたら失業手当がもう貰えない。など、さまざまな理由があるでしょう。

我慢して続けていることでいつか居心地がよくなっていくということはあります。この場合、自身の体や精神を壊さないよう注意をしていただきたいですね。

あるいはあまり余暇時間はないと思いますが、わずかな時間に副業などを考えてみるのも一つの手かもしれません。ブログを書いて広告収入を得たり、アンケートお小遣いサイトなどでわずかにでも稼ぐんです。

給料が厳しい会社であれば、選択肢として入れてもいいのではないでしょうか。

 

 

【辞めて転職する】

糞会社!と思ったのなら、サッパリあっさりと辞めて転職してしまうのがおそらく一番スッキリすることでしょう。入ってしまった会社だけという狭い視野で考える必要はないのです。

世の中には、会社なんて無数にありますし同じブラックでも給料だけは高いような会社はいくらでもあります。会社選びに失敗したくないのでしたら、年数の長い100人以上の企業を次は選びましょう。

比較的、中規模の企業ですと製造業はホワイトなところが多く、商社などといった自社商品をもたないところはブラックなところがあるのではないかと思います。

事前にリサーチしておくと安心かもしれませんね。

 

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【訴える】

あまりに我慢ならないとき、その正義の心をもって訴えてしまうというのも一つの手ですね。勿論、もうその会社にはいられなくなりますが残業代など支払われなかった分が支払われれば少しは心が晴れるでしょう。

それで会社をたたむことになろうと、それは違法行為を行っていた自業自得ですので経営者一族の責任ですので心苦しく思うことはないのです。

ただし、パワハラ行為やセクハラ発言を録音しておいたり出勤した時間の記録など証拠集めは重要です。そのうえで、お金があれば弁護士などを雇えばまず負けることはないでしょう。

最近ではそういった訴訟も増えていますので、やり過ぎだの、大げさということはないのです。

 

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まとめ

ということで、親族経営について経験や見聞きした情報などからまとめさせていただきました。

働き方改革などで少しはマシになりながらも、いまだ横行するブラック企業はやはり小規模親族経営企業となると余計に多いのではないでしょうか。

身内ばかりが上だと、一番したの従業員に対して『自分が上』という考え方が先に立って、他人に対しての思いやりがなくなってしまうのでしょうね。

残業代も払えないのなら人を雇うな、潰れてしまえ!という過激な意見もありますが、ある意味でその通りの部分もあります。経営している方も、尊厳ある人間として従業員を雇ってもらいたいものです。

本ブログが何らかの意見参考になれば幸いです。

 

 


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