災害時の停電対策は事前に!備えておきたいのは明かりと蓄電池!

台風や地震、大雨による土砂災害などまさに天災と呼べるものが増えてきた昨今。地球温暖化だーッなどと騒がれていますが、いますぐにどうにかすることはできません。

ましてや、そんなスケールの大きな話は個人レベルではやるに越したことはないものの、たかが知れているので、国レベルで考えてもらいたいところですが、そんなことを言っても災害は個人に降りかかってくるもの。

さてまあ、世界中でも数少ないほぼインフレが完璧に整っている国である日本ですが、災害が起きてしまえばそのインフレが途絶えてしまうのは当たり前です。

そして、一番利用されているだろう電気に関しては『停電』となってしまうのが定番であり、困ってしまうものです。

今回は、そんな停電対策として災害時の電気が切れた時の備えについてお話をしていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

ここでちょっとだけ!

防災グッズは『いま』という平時だからこそ買えるものです

いざという時に手ぶらで逃げてしまうと後々でさらに困ってしまうかもしれません。

東日本大震災のときのように大災害が起きたとき、何も持っていなかった人が少なくても避難所にたどりつくまでどれだけ苦労したかは記憶に新しいことでしょう。

防災のプロが監修した『防災バッグ』をもしもの時の為に用意しておくと、いざというときにすぐに持ち出せて安心です。




 

災害に停電はつきもの!

大都市の風景

かつて夜は真っ黒な闇の世界でしたが、電気が発明をされてから街は明かりを灯し、夜でも街灯やお店の光、家々の窓から漏れ出てくる明かりなど、衛星写真からもハッキリわかるように夜を照らしてくれています。

他にも冷蔵庫で食品を冷やしたり、冷暖房で快適に過ごしたり、スマートフォンを充電して使えるようにしたりできるのも全て電気があるからで、その利便性を甘受できるのも普通のことと誰しも考えているでしょう。

しかし、そんな当たり前にある電気ですが、台風や地震といった災害が起きてしまえば停電はつきものです。

するとどうなるかというと、一度は経験されたことがある人がほとんどだと思いますが、電気は消えて真っ暗。水道は出ない、冷蔵庫も使えなくなり、基地局の電源が落ちていれば携帯電話も使えなくなるという、普段の生活が突如として失われてしまいます。

ちょっとした災害なら電気会社の対応しだいで数時間から一日程度で復旧はするでしょうが、大きな災害となるとそうはいかないことは時折起きる大規模災害のニュースを見れば容易に想像がつくのかなと思います。

どんな災害でもそうですが、外がまだ明るいならともかく真っ暗になった家の中でどうすればいいのか、どうしたらいいのかがわからなければただ恐怖が増幅されるだけです。

そう、人間って本能的に暗闇の中では大なり小なり恐怖を感じる生き物なのです。

ですので、停電の際に一番備えておきたいのは明かりです。合わせて蓄電池などを持っておくと、長期間の停電になっても安心ではないでしょうか。

 

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明かりは作業用と据え置き用の2種類を用意した方がいい!

古いランプ

さて、急な停電時に心理的な不安にならないよう明かりは一番大事なところです。ただブレーカーが落ちただけであれば、戻せばいいだけでしょうが電線が切れていたり復旧が大変な場合は時間がかかってしまうのは間違いがないでしょう。

ですので平時のうちにそういった災害があって電気が消えてしまったときの為に備えておくといいのですが、可能であれば作業用と据え置き用の二つにわけて持っていた方が無難です。

どうしてこの2種類が必要なのか説明していきましょう。

 

・作業用の明かり

災害の後は、家具や割れたガラスなどが散らばっているおそれがあり、踏んだり引っかかったりして怪我をする前に早々に片づけたいところです。

状況を確認する為に外に出なければならないこともあるでしょう。

そんなときにパッと思い浮かぶ懐中電灯だと思います。確かに手軽にスイッチを入れるだけで照らすことができるのですから

ですが、実は懐中電灯は片手がどうしてもふさがってしまう為、災害用としてはオススメはできません。

実は災害時に懐中電灯よりも便利なのがヘッドライトです。

 

こんな感じの頭にかぶって進行方向を照らすことができるものですね。

何といっても利点は両手を空けることができるので、作業がやりやすいということ。

ちなみに、市販の電気屋で販売されているものも十分使えますが、登山やキャンプといったアウトドア専門店あるいは専門の高性能ライトメーカーなどは光量の大きな物が販売されています。

安全を考えるのであれば、明るいヘッドライトを事前に購入しておくと『いざ』がきたときに非常に役立つかと思います。

 

 

高品質・高性能のライトメーカー

オーライト



 

・据え置き用

据え置き用の明かりは、停電時に電灯などの代わりに広い範囲を明るく照らすことができるものを用意しておくといいでしょう。

オススメとしては、LEDランタンです。

キャンプ用として本ブログでも下記の記事をまとめていますが、別にアウトドアに限らずとも防災用品として使用可能です。

 

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とはいえ、家族がいない一人暮らしであれば一個で問題ありませんが、家族がいる家庭であれば3つは最低でも備えておきたいところです。

なぜかというと、一人が移動する際にもっていってしまったら、残された方は真っ暗な空間になってしまうから。

トイレ・キッチン・リビング辺りに置いてつけておけば、ひとまずの生活空間の明かりは確保されるでしょう。

移動用にもうひとつ、贅沢を言えば人数分は欲しいところですね。

 

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家庭用の蓄電池を持っておくと便利!一個は持っておきたい!

台湾の夜の街

ヘッドライトやLEDのランタンがあれば、停電をしても明かりの確保ができるので不安は軽減されるかと思います。

ですが、停電が長期化したときに困ってくるのが各種充電の問題、そして冷蔵庫等の問題です。

結局のところ、電気のある生活に慣れ切ってしまっている現代人は何日もかかる停電状態になってしまった時に、はたしてどれだけ我慢ができるでしょうか?

もちろん個人差はありますが、不便な生活を強いられている状況ではストレスが溜まる一方でよくありません。

そもそも、そういった状況下では物流なども止まっている可能性があり、食糧確保すら満足にできるかわからないので冷蔵庫が止まっているといった状態も食品の保存という観点からよくありません。

ですので、蓄電池を事前に備えておくことを推奨いたします。

蓄電池は、電気を平時に蓄えておき、必要なときに利用できるもので『定置式蓄電池』と『ポータブル型蓄電池』の2種類があります。

災害時はポータブル型蓄電池の方が持ち運びもできて活躍します。

停電が長期化した際に、家庭の電力をもしもの時の為にまかなうことができる物ですので、費用などを考慮しつつ導入を検討してもいいのではないでしょうか?

 

 

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まとめ

さて、停電時の備えについてまとめてみました。

平時は確かに何もなく、当たり前にあるものでも一度災害が起きて停電にでもなってしまばそれだけで『当たり前』はなくなってしまいます。

その時にどれだけ不便になるかどうかは、普段の備えではないでしょうか。

あるのが当たり前で何も用意をしていないと、いざという時に困ったことになってしまいますので停電時の備えとして、明かりや蓄電池は用意しておいた方がいいのかなと思います。

本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。

 

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