夏は夏らしく、夏らしい食べ物をたべたいところです。この時期は日の光をたっぷりと浴びた野菜が甘くなり美味しいですよね。
ビニールハウスなどで一年中食べられるものではありますが、やはり旬のものが一番美味しく感じますよね。
ここでは夏の代表的な野菜をまとめてみました。
本ブログが多少でも参考になれば幸いです。
代表的な夏野菜ってなに?
夏野菜は全般的に栄養価が高く、水分やカリウム、ビタミンが多く夏バテや脱水症状などの予防にも最適です。
つまり、夏は夏らしい野菜を食べるのが一番いいということですね。ビタミンの多いカラフルな野菜は甘いものから苦いものまで。
野菜は好き嫌いの好みが分かれるものですが、ぜひ緑黄色野菜の多い夏野菜を楽しみましょう。
【トマト】
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色はまったく違いますが、ナス科であるトマトは抗酸化作用のあるリコピンをたっぷり含んでいます。
リコピンってカゴメのウェブサイトによりますと、善玉コレステロール(LDH)を増やして悪玉コレステロール(LDL)を減らす働きがあるというとても重要な栄養素なんです。
甘かったり酸っぱかったり苦かったりしながらも、みずみずしくて営業がある素敵な野菜ですね。
【ナス】
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ナス科のそのままナスですが、料理にいれたり味噌汁にいれたり、漬物にしたりと多様な使い方ができる野菜です。
ナスは水分が多く、ポリフェノールの一種である「ナスニン」が含まれており、トマトのリコピン同様に抗酸化作用を強く持っていて生活習慣病やガンなどの予防に効果的なのです。
そして、カリウムも含まれておりこれは身体を冷やす作用があります。つまり、夏バテを防止する効果があるということですね。
【キュウリ】
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ウリ科の世界一栄養がない野菜!といわれてギネスブックにも載っているキュウリですが、栄養がないわけではないですし、サラダのトッピングとしてかかせない野菜ですよね。
実はギネスに載っているのは果実という扱いであり、海外でキュウリは果実なんですね。そして100g14kcalというカロリー量の低さから世界一栄養がない果実。それが転じて日本では世界一栄養がない野菜といわれるようになっただけなんです。
カロリーが低いということはダイエットに最適な食材ということで、キュウリダイエットというのがあるそうです。
ちなみに栄養素は、βカロテンが含まれていて皮膚や粘膜、髪の毛などの細胞の健康の維持に寄与する成分です。免疫力にも効果がある栄養素です。
他にもカリウムなどが含まれていて、ナス同様に体の体温を下げる効果がありますので夏バテ防止になる野菜です。
【トウモロコシ】
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焼いても茹でても食べられ、嫌いな人を滅多に見かけないトウモロコシ。ほどよい甘さの小粒の果実のようでなんだかあまり野菜というイメージはないかもしれませんね。
夏ではBBQで焼いたものや縁日で売られているのを仲間と食べたり、家で茹でて食べたりするのに夏の情緒を感じるところですがその栄養価の多くは炭水化物です。
ですので、普通の野菜に比べたら少しカロリーは高い傾向にあります。それもそのはず、お米と同じイネ科なのです。だから、トウモロコシで飢えをしのぐような物語もあるんですね。
ちなみに、食物繊維も多く含まれているので便秘の解消効果があったり、含んでいるビタミンによる身体の代謝も促進されるので夏を乗り切る為の要素としては十分といえるでしょう。
【ピーマン・パプリカ】
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ちょっと苦かったりで子供は苦手な子が多いかもしれないピーマンはナス科の野菜です。
苦手な子には細かくしてチャーハンなどにすると食べてくれるかもしれませんね。大きいピーマンとしてパプリカという品種もあります。
子供に「ピーマンやっ!」といわれてしまいますが、ビタミンCが豊富に入っており夏風邪の予防や疲労の回復に作用する効果があります。
βカロテンも含まれており、目の疲れを癒したり免疫力を上げる効果もあるのです。
【オクラ】
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中はぬめったネバネバで外観からの見た目からシャクシャクするかと思いきや、柔らかい食感となるオクラですが、サラダにしたり料理に使ったり多用途で使えるアオイ科の野菜です。
オクラのネバネバしたイメージはあるかと思いますが、このネバネバが栄養タップリだったりします。その栄養は、ガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維で整腸作用を促します。
その他、βカロテンにカリウムなども含まれており、免疫力のアップや高血圧の抑制など体にいい成分が多量に含まれています。
さらにカロリーも低いので、ダイエット向きの野菜です。
【ニラ】
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ネギ科のニラは滋養強壮にいいと昔からいわれている野菜です。しかし、その独特の匂いが嫌で子供の頃からニラが苦手という人もいるかもしれませんね。
しかし、ニラは栄養がいっぱいでスタミナ料理にもかかせない野菜なんです。そしてこの独特の匂いを作っているのがニラの特徴であるアリシンという栄養素なんです。
なんとこのアリシン、風邪の菌やウイルスが体内に入っても殺菌してくれるという効能があるんです。さらには血行を促進する効果やビタミンB1の吸収を助けることで疲労回復などを向上させるといった力もあります。
他にも豊富なβカロテン、食物繊維など健康によく夏を超すのに必要な力を身体に与えてくれるのです。よく病気になるという人はニラを意識的に摂るといいかもしれません。
【カボチャ】
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ウリ科の大きな野菜、カボチャは特にハロウィンのシーズンになるとよく見かける野菜ですね。
その大きさから最初に切込みを入れる時は大変ですが、焼いて食べたり、てんぷらにしたり、サラダやスープなどいろんな食材に使えて便利で美味しいですよね。あまり苦手な人はいないかもしれません。
そしてカボチャに含まれる栄養はβカロテンや食物繊維、ビタミンが豊富に入っており健康維持にかかせない成分が多量に入っています。
まさに栄養満点の野菜といっていいでしょう。
【ズッキーニ】
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外からの見た目はオクラやキュウリに近いですが、ウリ科のカボチャ属になる立派なカボチャの仲間です。
名前は知っていてもあまり意識して食べたことはない野菜かもしれません。それもそのはず、日本で販売され始めたのは1980年くらいなのですからまだ日本食に完全にはなじんでいないということでしょう。
しかし、イタリア料理やフランス料理といったヨーロッパを中心に当たり前のように使われており、最近では家庭での消費量も増えてきました。
そんなズッキーニは、カボチャ同様にβカロテンやビタミン・食物繊維などが含まれており健康促進効果があります。
ちなみに熱すると甘くなり低カロリーなのでダイエットにも効果的です。
【シシトウガラシ】
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ナス科のシシトウガラシ。通称、シシトウですがその名のイメージの通り辛いのを想像しますが、普通に売られているシシトウガラシはピーマンのようでいてさして辛くはありません。品種改良のおかげですね。
しかし、10個に一個くらいの割合でとんでもなく辛いのが混ざっているんです。見分け方は簡単……ではありませんが、他のと比べて少し黒くなっているものや種の数が少ない物は確率的に高いようです。しかし、先に間引きされるので余程運が悪くないと引くことはありません。
シシトウは唐辛子の仲間として、カプサイシンという栄養素が入っています。これは、エネルギー代謝の促進によるダイエット効果や発汗・デトックスの効果があります。ですので、食べてから運動をすると効果的でしょう。
他にもピーマン同様にβカロテンやビタミン類が入っており疲労回復の手助けをしてくれます。
【レタス】
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サラダといえば、レタスですね。ハンバーガーなどにも挟まれ料理にもよく使われているキク科の野菜です。
ドレッシングをかけてサクサク食べると美味しいですよね。キャベツ同様にクセがないのでとても食べやすい野菜かと思います。
しかし、実は95%が水分で特筆すべき栄養があるわけではありません。含まれる栄養は、食物繊維やビタミンやカリウムといったもので免疫力やお通じに関係のあるものです。
しかし、肉料理・炒め物・スープなどなんにでも調理できる万能な野菜であることは間違いないでしょう。
【スイカ】
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夏の定番といえばスイカでしょう!毎年スイカ割などを海で楽しんだりする人もいるのではないかと思います。
しかし、夏野菜の紹介の中でなぜスイカが?と思う人もいるかもしれませんね。スイカは果物!と断じる人もいるでしょうが、野菜といわれることもあるんです。これはそもそも果物と野菜の定義が曖昧だからなんですよね。
だから、果物的な野菜という位置づけにされてしまっていて、流通の関係上で野菜となることもあれば、販売時に便宜的に果物という扱いになることもあるんです。ややこしいですが、要するにどっちかは人によるということです。
ウリ科のスイカの水分量は90%以上でほとんど水のようなものですが、ミネラル成分がたっぷり入っています。そして、そのスイカの赤さにはβカロテンやリコピンが含まれており、免疫力や善玉コレステロールを増やすなど血液に作用する健康成分がたっぷり入っているんですね。
さらに、カリウムが利尿作用を促してくれるのでデトックス効果もあり、まさにスイカ一つでスポーツドリンクや一種の栄養ドリンクのような効果が得られるんですね。
【メロン】
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その値段から高級感に定評のあるメロンもスイカ同様に果物と野菜という両方の定義をもっています。甘くて美味しいからそう思わないかもしれませんが、野菜という側面もあるんです。
ウリ科のメロンですが、メロンの種類によって栄養価は変わってきますが総じて栄養価はかなり高いのです。
ビタミンは免疫力の促進、ミネラルが豊富でその中のカリウムは血圧の上昇を抑えたりむくみを解消し、食物繊維は腸内環境をよくし、GABAと呼ばれる栄養素は興奮を抑える神経抑制効果もあったりと様々な健康的な効果が満載にあります。
高いには高いなりの効果があると考えてください。毎年の夏、一度はメロン食べたいですよね。
まとめ
以上、代表的な夏野菜をまとめてみました。
どれも夏の暑さで失う、あるいは弱っている部分に作用するような栄養ばかり含んでいます。野菜嫌いでしたら勿体ないですので、少しでも食べて健康促進効果をあげ、夏バテなどにならないようにしたいですね。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。