畑や田んぼ、家庭菜園など生活あるいは趣味として植物を育てている家というのは多いかと思います。
しかし、コンクリートジャングルといわれる都会ではあまり見かけませんが、ちょっと外れた土の多い場所に行くと意外といるのが「モグラ」です。
そんなモグラが植物被害を与えてしまいます。ですので、モグラの忌避する超音波を使って被害をなくしましょう。
本記事が参考になれば幸いです。
モグラ被害とは?
普段見かけることはほとんどありませんが、意外と見た目は可愛い哺乳類のモグラは、畑や家庭菜園などに現れると害獣として扱われます。
とはいえ、モグラは肉食なのでミミズや昆虫などを食べて生きています。なので野菜など植物を食べて被害を及ぼすわけではありません。
しかし、穴を掘って地中を進むのでその鋭い爪は植物の根を切って進みます。
そうなると当然ながら植物は栄養を吸い上げるはずの根がボロボロなので元気をなくしてしまいます。
それだけではありません。モグラの穴にはネズミが入り込むことがあり、植物の根を齧ってしまったりする二次災害的な要素もあるんです。
いくらモグラが食べないとはいえ、その穴を使ってネズミが侵入してきては被害は大きくなるばかりです。
だからこそ、モグラは直接的に野菜などを食べるわけではなくても害獣として扱われてしまうのです。
ちなみに、モグラが住んでいる場所にはモグラ塚というモグラが地表に顔を出した跡が残っています。
ポコッ、ポコッ、ポコッ
サーバルの放飼場にモグラ塚が出現!
そのうち、サーバルのモグラたたきが見られたりして・・(北) pic.twitter.com/mOw4rFJ6xX— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) February 16, 2016
こんな掘り返したようなのがいくつもあると、見た目もいいとはいえませんよね。
だからこそ、駆除したりすることも多いんです。
超音波でモグラがこないようにしよう!
これが何かというと、見出しですでにわかると思いますがモグラが忌避する超音波を発生させてモグラを撃退するグッズなんです。
なぜ超音波が効果があるのかというと、モグラは目が発達していない分、耳がとてもいいんです。
もしあなたが24時間自分の家で蚊のぷ~んという音がずっと聴こえていたらどうでしょうか?不快すぎて家にずっといたいとは思いませんよね。
モグラだって同じことです。自分の巣でずっと嫌な音を鳴らされ続けたら近寄りたくもなくなるでしょう。
暑くなってくると嫌な音と共に出てくる嫌な害虫『蚊』ですが、どうして針に刺されているのに痒くならないのか不思議ではないですか?気付いた時にはすでに痒くて肌が盛り上がっている。そういうこと、よくあるでしょう。それは蚊ならではの特性による[…]
このモグランは1台 ¥12,800- で、2台+1台(サービス)で¥19,800-となっており、単一乾電池一本入れて後はモグラの被害が多い場所に設置するだけでいいんです。
効果がなければ返金するという制度もあるので、お金はかかりますがモグラの被害にあっているのであれば、一考してみてもいいのではないでしょうか。
その他モグラ退治グッズ
もちろん、超音波のグッズに頼らずともモグラ撃退グッズは他にもいくつか販売されています。
種類としてはモグラ忌避剤・トラップ・煙幕などが代表的なものとしてあげられています。こちらもモグラには効果が見込めるグッズとなります。
【忌避剤】
強い臭いでモグラを退治するグッズです。比較的安価に入手でき、撒くだけでモグラ撃退の効果が見込めるものとなっています。
ただし、安価なだけあって撒いたら終わりというわけではなく雨など降ると流れてしまったり、臭いが薄くなってしまうことが多いので、そのたびに撒かなければいけないので、労力は必要となります。
一度撒いた時に追い出すことができればいいのかなと思いますが、動物の嗅覚って慣れてしまうことがあるので効かなくなる、あるいは最初から効かないことがあります。
一度やってダメなら効果がないと諦めて別の手段に出た方がいいかもしれませんね。
【トラップを仕掛ける】
トラップを仕掛けるというのはイノシシなどといった害獣退治によく使われるのでイメージする人は多いですが、農業等の従事者であれば使用に問題はありません。
しかし、農業関係にたずさわっていない一般人が罠を仕掛けて捕獲するには役場の許可が必要になります。
簡単にいえば、鳥獣保護法の法律違反なんです。
害獣とはいえ、それは農家の人だからこそであり、趣味などに関しては『仕事ではない』という扱いになるのでしょう。
うかつに仕掛けてしまうと最悪、100万円以下の罰金がくだされますのでいくら販売されているからといっても、一般人は使用しないようにしましょう。
【モグラ用煙幕】
モグラの巣に放り込んで、巣の中を煙と臭いで満たしてモグラを追い出す方法です。
当然、モグラは逃げるでしょうから一定の効果は見込めるでしょう。
問題は煙が出ることです。
モグラの穴に煙を充満させるわけですから、かなり煙は出ます。つまり、場所によっては火事だと思われてしまう可能性もあるんです。
火を扱うことになるので、使用する際には周囲に気を付けるようにしましょう。
まとめ
さて、モグラ対策グッズについてまとめてみました。
モグラそのものは穴を掘って餌を探す為にひたすら進んでいるだけなので害獣として退治されるというのはちょっと可哀想な話ではありますよね。
しかし、農家などにとっては死活問題ともなりえてしまうので仕方のない部分もあるかと思います。
こういったもので穏便に出て行ってもらうのが一番の方法かもしれませんね。
本記事が参考になれば幸いです。