会社でよく『忙しいから!」というアピールをしていて、仕事を振りにくいという人はいますよね。
まるで口癖のように「忙しい」「時間がない」という人。いかにも仕事を多く抱えていてできる人のように見えますが、実はそういう人ほど仕事はできません。
今回は、そんな仕事中の口癖で仕事のできる人、そして仕事のできない人を判断してみようと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
仕事が忙しい!時間がない!という人は能無しの可能性が高い!
職場や取引先でやけに「忙しい」や「時間がない」ということをアピールしてくるような人はいませんか?
ぶっちゃけ、結論からいいますとこういう人は大抵が能無しで仕事が遅かったり、段取りが悪かったりと一緒に仕事をしていても、
「使えないヤツ……」
という人間ばかりです。
すみません。ちょっと言葉が強かったですね。
はい、こう言い換えましょう。
「自分の能力のなさを、そんな言葉でカモフラージュして隠そうとしているだけ」
と。
まあ、確かに忙しい人はいますし、時間がないという人もいるでしょう。しかし、仕事のできる人はそんな自分アピールを基本的にはしません。
この辺りは、心理学の面からもそういわれていますし、管理人の社会人経験からも「まさにその通り」といった感じに当てはまる人は非常に多いのです。
というのも、そもそも仕事のできる人はわざわざ「忙しい」「時間がない」なんて自分仕事やっていますアピールなんてせず、黙々と作業をして一つずつ確実に仕事を片付けていきます。
仮に横から仕事を振られたとしても、頭の中でざっくりといま手持ちの仕事の作業時間と優先順位をスケジュールで考え、うまくこなせそうなら請けるし、難しいようでしたら遠慮なく誰かに声をかけて頼ります。
ですので、作業量に対して常に余裕がある状態にあるのがいわゆる『できる人』なのです。
さて、その一方で忙しさをアピールする人はいかがでしょうか?身の回りにいるのでしたら、思い浮かべてみてください。
常に似たような作業の仕事ばかりに追われ、仕事の段取りも悪く、提出期限を守れなかったりギリギリだったり、新しい仕事を振られても自分ができるかできないかを考えずに請け、無駄に抱え込んで期限ギリギリでやっと助けを求めるような人。
少なくてもこの全てか、いくつかにあてはまるような人が「忙しい」「時間がない」アピールをしているのではないでしょうか。
つまり、要領が悪く時間の使い方が下手なのでこういったことになってしまうのです。
結果、予定通りに効率的に仕事を片付けられないので「忙しい」とか「時間がない」とアピールをしつつ、仕事をやっている感を出して自分が仕事が『できない人』なのを隠そうとするのではないかと思います。
まあ、結構いるものですがこういう人がいると周囲が大変です。そもそも仕事が遅いのでなかなか進まず、見かねた上司が「手伝ってやれ」と周囲にいる人に声をかけて、手伝おうとすると中途半端に作業を進めたものがいくつも出てきて、わけわからない状態になっているもの。
そして結局、自分の仕事でもないのにその人が抱えていた仕事を手伝っていると、残業になってしまって迷惑を被るといったようなことを繰り返し起こすような人ですね。
なぜか、こういう人に限って自己評価が高くプライドが無駄に高いので不思議です。
世の中、自己評価がやけに高い人っていますよね。何の自負を持っているかは人それぞれですが、「自分は他の人と違うから」「この仕事は自分にしかできない」と何かにつけて優秀さをアピールします。しかし、ちょっと冷静にその人を見[…]
ちなみにいえば、社内ならまあ仲間内ということでいいでしょうが、取引先の担当者がコレだとかなり厄介なのは想像に難くないでしょう。
ですので「忙しい」や「時間がない」と常々言うような人がいたら、覚悟をする必要はあるかもしれませんね。
他にもある、口癖による性格タイプ
仕事において代表的な口癖が「忙しい」とか「時間がない」ですが、よくよく意識して聞いてみると、その人がよく使う言葉によってタイプが色々と違ってくることがわかります。
この辺り、特に人と喋ることが多い職場や職種であれば把握しておくと相手がどのような人間か大まかにでもわかるので、参考になるかもしれません。
いくつかご紹介をしていきましょう。
・なるほど
相手の説明や話を聴いた後に「なるほど」といかにも理解したかのように見せますが、残念ながらこの『なるほど』という言葉を使う場合、相手は理解していないまま話を進めようとしている状態かと推測できます。
大抵理解出来たら「わかりました!」「了解です!」と言いつつ、簡単にでも理解度を示すか質問があるはずです。
あるいは「すみません」「ここまで理解しましたが、ここからがわかりません」などどこまで分かったのかを示してきます。
一方で『なるほど』という言葉は相槌や同意に聞こえますが、理解していません、話をよく聞いていませんと言っていることと同義です。
ひょっとしたら、さっさと終わらせる為にとりあえず同意をしている……といったものかもしれませんね。
少し適当な人、仕事に身を入れていない人、話題に興味がない人といった人達が多用する言葉かと思います。
・そんなことはどうでもいいから
相手との会話中に意見が対立した時に「そんなことはどうでもいいから」と言って話を切ろうとする人は、相手の意見を聴くつもりがないという人です。
自分勝手で、自分の意見が絶対という人が反論を適当に受け流す為にこの言葉を使います。
つまり、このセリフを吐くような人とは最初から会話にはならないでしょう。
もし会話の最中に「そんなことどうでもいいから」と違う意見に対してこういったことを言う人がいたら、厄介な人間であるということがわかります。
・要するに
相手との会話でこの『要するに』という言葉を多用して、勝手にまとめて理解するような人は仕切り屋のタイプが多いです。
とはいえ、ごちゃごちゃに絡まった話を「要するに○○ということでいいでしょうか?」とまとめて問いかける人は、ちらばったピースをまとめて一本にできる非常に会話の理解度が高い人といってもいいかもしれません。
しかし、自分の都合のいいようにまとめて勝手に解釈して「要するに〇〇なんだろ!?」と決めつけてしまうような人は注意が必要かもしれません。
核となる言いたいことが伝わらず、勝手に話をまとめて強引に結論を導き出そうとするので時間が経ったときに修正不可能なくらい明後日の方向へと突き進んでいき、かつ相手の説明が悪いせいだとする人もいます。
せっかちな人といってもいいので、怒らず根気強く説明する必要がある相手です。
・というか
このように内容を言う前に『というか』をつけるような人は、自己主張の強い人です。
他人の意見に対して、自分の意見を真っ向からぶつけるのは仕事において可能性を広げるという意味で非常にいいことではあるのですが、この口癖をする人は自分の意見に自信があり、こだわるタイプが多いです。
ですので、余計なトラブルを起こしやすい面倒な人が多いのがこの口癖で話に入ってくる人です。
まとめ
さて、仕事相手の口癖についてまとめてみました。
注意深く聞いていると、何となく相手の口癖とパターンが掴めてきます。
社会人になって何人も相対していると何となく、話をしているとほんの一分程度で相手の性格が口癖などのポイントから何となくわかってくるものです。
ここにあげた以外にもあるかと思いますが、口癖などから相手がどんな性格かも何となく読めるようになりますので、ちょっと気にしてみましょう。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。