何かと疲労が溜まりやすい現代社会。あまりに疲労が溜まり過ぎて土曜、日曜はぐったりとしていたりしませんか?
なるほど、確かに睡眠は大事でしょうが普段からの食生活も大事なんです。
食べることで疲労回復に効果的な食事の栄養素。そして、食材を食べ合わせることにより疲労物質除去効果も高まるものがあります。
そのいくつかではありますが、疲労回復に最適な栄養素と食材をご紹介していこうと思います。
本ブログが多少でも参考になれば幸いです。
関連記事は下記にて
・免疫力を高める食べ合わせとは?ウイルスや疲労に負けない食事!
疲労を回復する食材とは?
さて、疲れた時に体の中からなくなっているものといったら、エネルギーでしょう。ですので、体のエネルギーとなる栄養素を補給することをまず考えるべきかと思います。
特にタンパク質は暑さなどで消費されやすいので、タンパク質を中心に疲労を回復する栄養を合わせていくのが基本です。
ということで、まずは疲労回復に役立つ栄養素となるものをあげていきましょう。
- タンパク質(マグロ等)
- ビタミンB1(豚肉等)
- ビタミンB2(納豆等)
- ビタミンB6(にんにく等)
- ビタミンC(ブロッコリー等)
- クエン酸(レモン等)
まずはエネルギー補給にタンパク質が基本ということで、タンパク質の代謝を助けるビタミンB2、ビタミンB6を組み合わせた食事が効果的です。
他、ビタミンB1やビタミンC、カリウムは汗で排出されてしまうので、積極的に摂りたいものです。
そして、疲労物質を体内から取り除く栄養素にも注目してください。
果糖、クエン酸、リンゴ酸、乳酸菌、ビタミンB1などがそれにあたりますので疲れを感じたら摂るといいでしょう。
さらに体内の水分量の調整と血流改善にはたらくミネラルもうまく組み合わせることで、疲労をやわらげることができるんです。
普段はバランスよく栄養を摂れる食事をして、疲れたなと思ったら少しだけ意識してこれらの栄養が摂取できる食事を心がけましょう。
食べ合わせは大事!疲労回復を促す食べ合わせ
さて、食材単体での栄養はありますが、別の栄養素と食べ合わせることで疲労回復を促してくれる食べ合わせもあるんです。
そのいくつかをご紹介していきたいと思います。
・疲労物質を取り除く効果を及ぼすもの
【梅干し+トマト】
梅干しに含まれるクエン酸は、疲労物質である乳酸を分解して排出する効果があります。
そして、トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用をもっていて細胞を丈夫にする効果があります。
これを組み合わせて、疲労物質の除去をしながら疲労の回復を促すことができるんです。
【なし+かき】
秋定番の果物のふたつです。なしに含まれる果糖、リンゴ酸、クエン酸は疲労物質を取り除く作用があります。
そこに、カリウムやビタミンCを豊富に含んでいるかきを加えることで、失われやすい栄養素を補給しつつ、疲労物質を排出することができます。
・消費されやすい栄養素を補う効果を及ぼすもの
【すいか+メロン】
夏の定番の果物(正確には野菜)の組み合わせです。
このふたつは、暑い時期に特に汗で失われてしまうカリウムと、ビタミンCを含むものです。
ですので相乗効果により、栄養素の補給に最適な食べ合わせとなります。
【えだまめ+鶏肉】
えだまめに含まれるビタミンB1とビタミンCは特に夏場に汗で失われやすいものです。
そこに、鶏肉を加えることで暑さで失われやすく、エネルギーの補給へと繋がるタンパク質を摂取します。
この組み合わせは、夏バテの防止に最適な食べ合わせとなっています。
・筋肉・皮膚・血管を丈夫にする効果を及ぼすもの
【カリフラワー+ブロッコリー】
サラダなどで組み合わせることが多いかと思いますが、カリフラワーとブロッコリーはβカロテンとビタミンCを含んでいます。
この栄養素は強力な抗酸化作用により、細胞を丈夫にする効果があります。
一緒に食べることで、より効果的になるので食べ合わせるといいでしょう。
【もも+ヨーグルト】
ももにはカリウムが含まれており、血圧の低下を促す作用があります。
さらにヨーグルトに含まれるカルシウムは骨を丈夫にする効果があり、これを組み合わせることで体の衰えを防止する効果へと繋がります。
朝軽食しか食べらえないという人はいいのではないでしょうか。
まとめ
さて、疲労を回復する食材と食べ合わせについて簡単にですがまとめてみました。
疲れたときには、やはり体内から必要な栄養がなくなってしまっているので補給する必要があるかと思います。
疲労には甘いものがいいとされていますが、やはり他にも必要な栄養素がありますので、ちょっとだけ意識して食べることでより疲労回復に繋がるのではないかと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。