「いまどこにいる?」「いま何してる?」
恋人になりたてのときは、自分を気にしてくれているんだなと嬉しい気持ちになるものです。
が、暫くしてくるとそれが負担になり、息苦しい束縛に変わってくるように思えてくるのが普通の人かと思います。
「どうしてすぐに連絡してくれないの?」「今日は早く帰ってくると言ったよね?」
など、常に監視されているような状況に徐々に嫌気や恐怖を感じてくるかもしれません。
今回は、そんな束縛してくる恋人の危険性についてお話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
束縛の裏側は、自分がそういう願望があるからこそのもの
世の中、いざ付き合い始めて恋人になってみるとやけに相手を拘束したがる人がいます。
恋人初期の頃はいいでしょうが、だんだんと自由がないことに気が付き始め、気が休まらなくなってくるでしょう。
離れていても簡単に連絡がとれる携帯電話やSNSがいまはあるので、どこにいても電源をつけている限り着信やメッセージは届きます。
しかし、しばらく無視して返信も何もしなければさらに「どうしたの?」「何で返答してくれないの?」と追撃がくるのです。
そう、このような状況では常に行動を監視されているようで辟易してくるのは当然かと思います。
これがさらに積み重なってくると『逃げたい』と思うようになり、恋人関係は破城していきます。
さて、このように 恋人を拘束したくなる人ってどのような人なのでしょうか?
ひとつは、不安であることは大きな要因として間違いないでしょう。
自分に自信がなく、相手が見ていないところで浮気などをしていないか常に行動を把握しておきたいのです。
他にもプライドの高さゆえに、相手が自分のいないところで勝手なことをしていないか監視する為、自己愛が強く相手は自分に惚れているんだからいつ、どんな時にでも構って欲しいなど様々です。
しかし、人のそんな心理の裏には『投影』という要素がかなり大きく関わってきているのだといわれています。
つまり自分自身なら相手の見ていないところでこうするだろうな、という願望があるからこそ、相手も同じことを考えていると思い込んで見えないところにいると疑心暗鬼に陥ってしまうということですね。
たとえば、自分の奥底に浮気願望があったのだとしたら、相手にもあると勝手に決めつけて考え、少しでも安心を得ようと何度でも連絡をし、結果的に束縛が強くなってしまう。そういうケースは結構多かったりします。
逆に怪しいと感じたら探偵などに相談してみるというのもいいかもしれませんね。
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束縛の強い人はDV・モラハラ・ストーカー気質かも
さて、そんな束縛の強い人ですが転じると思い込みが激しい人ともいえるのではないでしょうか。
仮に会社の接待でキャバクラなどに行くとなると、他の女と酒を飲むのか!浮気だ!!
学生時代の同窓会に行くとなると、昔の男に会いに行くんだ!浮気だ!!
と頭の中で自動的に脳内変換がされてしまい、通常では「はいはい、楽しんでおいで」と言うところを「浮気だ!!」とそう思い込むようになってしまうのです。
かなり偏った考え方ですよね。しかし、こういった束縛の強い人の考え方ってどこか常軌を逸している考え方が多々見受けられます。
それも、付き合いが長くなればなるほど執着は強くなり、別れようとしたりするとストーカーへと変貌をしてしまいやすくなってしまうのです。
仮に押しに負けて結婚したとしても「自分は悪くない、あなたの為」と自己正当化をしてDVやモラハラといった行動になっていくといったパターンも意外とあるようです。
いずれにしても、自己中心的でさらに歪んでいるのは間違いないでしょう。
もし、付き合った恋人の束縛が強いと感じ始めたら、一度冷静になって普段の相手の行動をみなおし、執着へと移行する前に早めに別れて離れられるよう、行動する方がいいのかもしれませんね。
まとめ
さて、束縛の強い恋人についてまとめてみました。
実際、束縛の強い人って第三者から見ていても、どこか気持ち悪さや薄気味悪さを感じるものです。
付き合っている恋人は恋は盲目というべきか、見えていない部分が多々あるでしょうが熱のピークが過ぎて落ち着いてくる頃にようやく気が付き、執着されてしまったということもよくあることです。
それでうまくいけばいいですが、うまくいかないこともままあり、その場合はやはり幸福とは言い難いのかなと思います。
そういった束縛する相手だとわかったら、早めに逃げる方がいいのではないでしょうか。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。