【節約】自動販売機は価格が高い!メーカーの利益幅が大きいのは自動販売機

夏の盛りを中心に、対面もなにもなく手軽にお金を入れるだけで飲み物が買える自動販売機。

家の前に一台あると地味に生活の利便性が変わってきますよね。

しかし、節約の面をいうのならば自動販売機はあまりよろしくないといえるでしょう。

なぜなら自動販売機はメーカー側の利益幅が大きいだけで、あまり安いとは言い難いからなのです。

今回は、自動販売機での飲み物購入が節約には向かないということで、話をしていきたいと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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自動販売機は価格が高い!

水・お茶・ジュース・炭酸・栄養ドリンクなどなど、まあそれに限りはしませんが一般的には飲み物が販売されている自動販売機。

ついつい喉が渇いたら目の前にある自動販売機で購入してしまうという人もいるでしょう。

特に夏の暑い盛りであれば、少し歩き詰めのときにちょうどよく目の前にあるとオアシスを見つけたかのように購入して口の中に注ぎ込むかと思います。

なるほど、確かにそう考えると便利ですしある意味で、人の命を救っている存在ともいえるかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。

確かに350ml缶で一本120円。安いところで100円。500mlになると140~150円。ペットボトルなら160円くらいが自動販売機で販売されているお値段としては一般的です。

お財布の中の小銭で買えてしまうのでさして気にしないという人もいるでしょう。

が、しかしこれ自動販売機としては適正価格ですが、金額としては非常に高いのです。

そもそも、350mlの一般的な金額である120円で設定されている自動販売機ですが、入っている飲み物をみてください。

水・お茶・コーラ・スプライト・ファンタなどなどそれぞれ原材料も違えば、原価となるコストも種類によって違ってきます。

あ、ちなみに「ミネラルウォーターなんてただの水じゃん」と思うかもしれませんが、地味に輸送や加工のコストもかかっているので安値というわけでは決してありません。

 

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しかし、それにしても工場では大量生産をするわけで、原材料や人件費などを考えたとしても一本当たりの製造原価はそう高くなるものではありません。

ゆえに、業務用スーパーなどに行くと1缶100円以上で販売されているものが、1缶当たり50~60円で売っていることも珍しくないのです。

そう考えると、どうしても飲まないと喉がカラカラで厳しいというときを除いた、平時の何となく飲み物を買って何となく冷蔵庫に入れておいて好きなときに飲むということは、節約とは程遠いということですね。

そもそも、スーパーで販売されている2ℓの飲み物が自動販売機の350mlと同じという時点で、多くが容器代ということに気が付くかと思います。

家で飲むのなら、極力は自動販売機で購入した飲み物は避けて安いところで買っておいた方が、はるかにお金の節約になるということですね。

 

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自動販売機は利益の塊?

さて、先に業務用スーパーでは1缶あたり50~60円という話をしましたが、業務用スーパーも営利企業ですのでそれで販売しても十分に利益がとれるからその値段になっているということ。

つまり、原価的に考えると1本あたりメーカー側は15~20円程度ではないかと考えられます。

ちなみに、自動販売機は国内に550万台以上が設置されており、年間で7兆円を超える利益を稼ぎ出しているといわれています。

自動販売機は、基本的に飲料メーカーが製造した自動販売機を委託業者経由でそれぞれの土地をもっている人に貸し出して設置するというもの。

無償で土地の持ち主に自動販売機を貸し出すことも多く、かかってくるのは委託業者へのマージンと飲み物そのもの、そして土地の持ち主への売上の10%~15%程度のロイヤリティくらいなもの。

ここに中間業者をほとんど挟まないことから、1缶あたりにかかるコストとなるとやはりさしたる金額ではないといえるでしょう。

なお、年がら年中稼働させているので電気代がかかるんじゃないの?と思われるでしょうが、それは多くの場合において自動販売機を置いている土地の持ち主の負担になるのでコストとして考える必要はありません。

つまり、高い人件費を払わず、販売金額が高く、売れれば売れるほど、メーカーの利益は大きく入ってくるいわば利益の塊なのが自動販売機の飲み物なのです。

ついでにいえば、自社の自動販売機ですのでその時に売りたい商品を設定できるので、飲料メーカー側にとっては利益率も非常に高く、販促もしやすいことから利益を生み出しやすいシステムであろうことは間違いないでしょう。

 

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まとめ

さて、自動販売機の飲み物は高いので節約に向かない!ということでまとめてみました。

案外、小銭ですとポンポンと出せるので思わず買ってしまいがちですが、よくよく考えると累積金額は安く買ったときと自動販売機で買ったときではかなり違ってきます。

すでに節約して買っていないという人はいいでしょうが、うっかり自動販売機で購入している節約者がいるのであれば、安いお店で買っておいて持ち運ぶということをした方がいいのかもしれません。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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