婚活で成果が出たり、一生懸命告白して成功した男女はまあ、そう遠くないうちに初デートくらいはするでしょう。
しかし、まだ会ったばかり。あるいは付き合いたての相手となると最初はどのような人で、どのような性格かを知りたいと思うでしょう。
特に婚活での初デートなんて、一回一回が勝負のデートで早急に相手のことを互いに見極めたいと思うものです。
この際、男性はまあ無難な黒とか白の服を選び、奇抜な色は選ばな傾向があるのであまり参考にならないかもしれませんが、女性はデートとなるとお洒落をして、自身の好きな色の服を着用してくるでしょう。
そう、好きな服の『色』を着てきたり、身につけてくるのでその色から大雑把ではありますが相手の性格を予想することができるのです。
今回は、人間の色の好みから性格の傾向はこうであろうということを、心理学の面からお伝えしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
その人の好きな色で大まかな性格は予想できる!
誰しも、子供の頃から何となく好きな色というものはあるかと思います。
多少趣味趣向は年齢と共に変わることもありますが、それでも気が付けば同じ色の服や商品ばかり買っていたということは多いのではないでしょうか。
このあたり、それぞれ個性もありますので、
「穢れのない純白の白が好き!」
「情熱の赤だ!」
「無難な黒が好きかな、汚れ目立たないし」
とまあ、人によって好みは違いますしこの辺りの趣向を他人に押し付けるような人もなかなかいないでしょう。
さて、この『色』の好き嫌いですが、これはその人の性格的傾向が投影されているといわれています。
少なくとも、スイスの心理学者であるルッシャーという人物は色と性格の関係を研究して、そう主張をしているのです。
とはいえ、あくまで傾向なので大まかにしかわからないのは確かでしょうが、婚活など一生の相手を探す場面などでは少しでも相手から読み取れる情報が欲しいところです。
何せ、相手の趣向から性格が分かれば、そこに合わせることで自然と相手からの好感度も上がるというものです。
少なくても、相手の色の好みを把握さえしておけばプレゼントなどする時にも、好きな色の物を贈るということはできますよね。
その為にも、デート中にはぼんやりと会話だけに集中をしないで相手がどのような色を好んで身につけているのか、どのような色のアクセサリーをつけているのか観察するといいでしょう。
話は戻りますが、そこから性格を読み取ることができるかもしれません。
そして、心理学者のルッシャーは色別に下記のように性格的傾向を分析したのです。
ぜひ、ひとつの参考にしてみてください。
色 | 性格的傾向 |
● 赤 | 情熱的で積極的な行動派 ただ、攻撃的な面もある |
● ピンク | 愛情深く世話好き その代わり傷つきやすい |
● オレンジ | 社交的で陽気 反面、嫉妬深いところも |
● 黄色 | 明朗快活 実は野心家で大きな夢を追う |
● 緑 | 我慢強く堅実 そして社会性のある平和主義者 |
● 青 | もの静かでクール 信頼関係に気を配れる人 |
● 紫 | 繊細で感受性が強い ロマンチストな人が多い |
● 茶 | 協調性があり人から頼られる どちらかというと家庭的 |
● 黒 | 頑固でプライドが高い 飽きやすくもある |
〇 白 | 真面目な理想主義者 潔癖主義なところもある |
色と心で感情が変化する
少し前にアメリカの大統領だったドナルド・トランプ氏やパラク・オバマ大統領が演説のときに赤いネクタイをしているのは、情熱的で強く伝えたいメッセージを伝えるからであるというのはよくいわれる話です。
実は心理学とは面白いもので、分野は多くあるのですがそのひとつに色彩心理学というものがあります。
これがどのようなものかというと、色が与える感情の関係や印象の違いについて研究されている分野なのです。
たとえば、黄色は明るく・熱く・強く・近くに見える効果を持っているプラスの性質があります。
その一方で、青色は暗く・冷たく・弱く・遠くに見える効果を持っているマイナスの性質となります。
もし街中でこの黄色と青の服を着た人が並んでいたとしたら、間違いなく黄色の服の人の方が目立つうえに「元気そうな人だな」という印象を与えます。
逆に青色の人の方はあまり目立たないですが「何だかクールな人かもしれない」といった印象を与えるでしょう。
つまり、この色と与える印象を考慮した服を着たり、身につけたりすることで相手の印象操作を自然とすることができるということですね。
面接やデート、プロポーズなど、場面に合わせた色を選ぶことで見せたい自分を演出することができるのではないでしょうか。
ちなみに、これは医療分野や教育分野でもよく使われるようになっています。
たとえば、部屋の壁紙を明るい色にしたら気持ちまで明るくなるといったようなものです。
逆にこれが紫の壁紙であったら、おそらく気持ち悪さとか不安とか精神的に何か起きてしまいそうですよね。
このように、色が人に与える印象というのは決してバカにできないものなのです。
だから、デートなどには演出したい自分の『色』を主張した服や小物などを用意しておくといいかもしれませんね。
まとめ
さて、好きな色で性格がわかるということでまとめてみました。
おそらく誰しもが好きな色というものを持っているので、自然とその『色』の物が集まる傾向にあるのが人間ですし、大事な場面ではそのパーソナルカラーが安心と自身をもたらす為、意識的にしろ無意識的にしろ身につけてくるでしょう。
印象操作なんて考える人は少ないでしょうが、よく見せようと思う人は多いかと思います。
相手の持つ色は色んなヒントがありますので、ぼけっと見逃さないようにチェックをした方がいいという話ですね。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。