本ブログではよく『ラクに痩せる方法はない！』ということでお伝えしてきています。
実際それは変わりませんが睡眠時間を使った『比較的ラクに痩せる方法』であれば、効果はあるかもしれません。
今回は、そんな寝ながら痩せるという方法について話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
寝ながら痩せるなんてできるの！？
冒頭でも述べましたが、基本的にラクに痩せる方法というのはダイエットにおいては存在しません。
もちろん、そのラクさは人によって感じ方が違いますが、少なくても何らかの我慢や努力、意識改革をしたりジムなどに行ってお金を使ったりしなければならないでしょう。
ダイエットをしたいと考えている女性、世の中にはとても多いですよね。さまざまなダイエット方法はありますが、パッと思い浮かぶのが食事制限と有酸素運動ではないでしょうか？でも、街中にある普通のジムって気合の入った汗臭そうな男ばかり[…]
つまり、世の中の人はそれだけ一度太ってしまったら痩せることに苦労をしているというわけです。
だというのに、
「ラクをして一ヶ月 －３ｋｇ」
ないない。絶対にありえません。落ちたとしても、胃腸の内容物が落ちてそれだけ体重が減少しただけで、ダイエット方法にもよりますが努力もしていないのに脂肪はそこまで簡単に落ちたりはしません。
これは集客をする為に目を引かせる為のキャッチコピーというものです。よく見ると『痩せ方には個人差があります』と逃げの文書がどこかにあるかと思います。
さて、いきなりラク痩せダイエットの批判などをしてしまいましたが、簡単に痩せられる方法というのはなかなかありません。
しかし、睡眠時間を使うことで比較的にラクに痩せやすくなるという方法はあります。
本来、一般的な生活をしていると睡眠時間は活動をしていないので一日でもっともカロリー消費が少なく、脂肪を蓄積させてしまうものとなってしまうのですが、この睡眠を利用して脂肪を燃焼させようというのが今回の話です。
寝ている間なら意識はなく、苦労はしないので比較的ラクに痩せられるという構図となります。
ということで、寝ながら痩せる方法について解説をしていきましょう。
寝ながら痩せる方法について解説
さて、寝ているだけで脂肪が燃焼して痩せていくなんて本当であれば嬉しいことですよね。
だって、人間は基本的な生活サイクルの中で睡眠を毎日数時間取らなければならないものですし、その時間は意識がないのでダイエットのツラサとか苦労などを感じることのない時間です。
人にとって、唯一毎日のストレスから解放される時間と言っても過言ではないかもしれません。
しかし、先にお伝えしたように睡眠時間は横になって寝ているだけですので人間の活動は最小限ですので基礎代謝以外のエネルギーを使うことはほとんどありません。
この時間に余った余剰エネルギーは肉体に蓄積されて脂肪になるのが一般的です。
にも関わらず、この寝ている時間で痩せられるというのはどういうことか？
大雑把にいえば、
「空腹のツライ時間をこの睡眠時間に押し付けてしまおう！」
ということです。
人間の太るメカニズムは血糖値にあり、太る食べ方をしていると血液の中の活動エネルギーであるブドウ糖を使いきれずに余剰エネルギーとなったものは脂肪へと蓄積されてしまいます。
最近太ったな……と感じたら、ダイエットを始める時です。実際はすでに遅いのですが、そのまま放置しておくとさらに悲劇をまねいてしまいます。しかし、運動だけではツライ割にはなかなか痩せないですし、食生活に切込みを入れなければなりません。[…]
この血糖値が落ちて全身に回すエネルギーがなくなると、エネルギーの補給を必要として空腹になるわけで、この空腹時に何も摂取しないと代わりに備蓄された脂肪を分解して代替エネルギーとします。
しかし、空腹というのが続くのは結構ツライものです。ですが、このメカニズムを逆に利用することで痩せに繋げることは可能です。
というのも、
「就寝前に血糖値を下げる」
といったように食事量・食事時間を調整することで寝ている間の代謝エネルギーをすべて脂肪燃焼に回すことが寝ながら痩せるという仕組みなのです。
しかし、多くの人が朝は寝起きだから小食で夜はバランスを取るようにガッツリ食べるという人ばかりです。
が、これは痩せることができない食生活です。
だって、夕飯をガッツリと食べてしまったらその分、睡眠までに血糖値は下がらずにむしろ余剰エネルギーが発生してしまいます。
ましてや、遅い時間に夕食をたべたり夜食をたべてしまうのであれば、確実に上がったままの血糖値で睡眠に突入してしまうでしょう。
これでは脂肪が蓄積しっぱなしですので痩せるどころか太る一方です。
理想としては、逆にすること。朝ガッツリと食べて日中の活動時間でエネルギーを使い果たし、夕食は少なめでちょうどそのエネルギーを使い切ったあたり（大体3時間程度でしょうか）で就寝するというのが痩せやすい食生活となります。
こうすることで、睡眠時間中は空腹を感じずにかつ常に脂肪燃焼が起きている状態になるのです。
「なんだ、ラクに痩せる方法じゃん」
と思ったあなた。確かにラクかもしれませんが、あくまで『比較的』ラクであるということを先にお伝えしていたことを忘れてはいけません。
寝るときに血液中にあるブドウ糖を使い切った状態にするということは、寝床についたときにはかなりの空腹状態であるということです。
問題は、その空腹に耐えて寝ることができるかどうかということ。
しかもそこで、ついつい夜食に軽くでも手を出してしまえばまったく意味をなさないどころかマイナスです。
少なくてもそのサイクルに慣れるまでは、空腹状態での就寝を余儀なくされるのでなかなか寝付けなかったり、お腹がすいて苦しむこともあるでしょう。
本や雑誌、メディアなどで紹介されているラク痩せダイエットの方法にはいいことばかり書いてあるのがほとんどですが、このようなデメリットを忘れてはなりません。
ですが、ダイエットの中では意識のない睡眠時間を使って脂肪燃焼をさせるのが『比較的』ラクな方法であることは間違いないですし、いつでも意識すれば始められますので、これからダイエットを始める人やダイエット中の人はチャレンジしてみるといいかと思います。
まとめ
まとめさて、睡眠時間を脂肪燃焼に回すということでまとめてみました。
確かに、この方法は空腹に慣れたら非常にダイエットに有効的な方法かと思います。だって、無意識のうちに少しでも脂肪燃焼が起こっているのですからラクといえばラクでしょう。
しかし、いままでの食生活の習慣を変えることや寝る前の空腹感というのは非常に最初は厳しいものとなります。
それを乗り越えてのラク痩せになりますし、お気楽な気分でダイエットを始めるとすぐに頓挫してしまいますので、どんなラク痩せダイエット法でもこうするんだ！と強い気持ちでやらないと成功は難しいのではないかなと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
