輸入ビジネスをやってみようと志して、結局「儲からない」という人が多くいるのかなと思います。
実際、管理人もやってみましたが、確かにある法則にあてはまったものを扱うとなかなか儲かりません。
ですので、おそらく扱うものの問題なのではないかとは思います。
今回は、海外輸入品を確実に売れるとはいいませんし、それは人の努力次第ですが扱うものによって儲けに差が出てくるという話をしたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
海外輸入品で儲からない原因とは?
管理人も本来はこのブログの為に海外輸入を試しにおこない、本記事を書いている頃には4度程アメリカから日本に輸入をおこなってきました。
副業の記事を色々とまとめてきたことにあたってやはり自分でも何か体験をと思い、どうせなら個人の力のみでできることをやってみようと考えた管理人。選んだのは、輸入ビジネスです。なぜこれを選んだかというと、管理人の英語力は100点満[…]
まあ、誰しも初心者時代はあるもので記事内では輸入した物には触れていませんが、友人といくつかのジャンルを仕入れて、実際に販売してきました。
しかし、ある程度時間が経てば売れていくものの、一向にトントンで利益がでない!!
損はしていないけど、利益がでなければ副業としては意味がありませんよね。ただの労力の無駄というものです。
原因としては、まず一つ。国内送料と手数料が地味に響くということ。
仮にメルカリで販売したとしても、手数料が売上の10%とそして、送料が最低でも170円。大型になると、1,000円以上取られてしまいます。
となると、手数料と送料以上の利益をとらないと利益はありません。
そしてもう一つのしかかってくるのは、海外から日本に送る送料です。
これは地味どころか、一度でも経験した方はわかると思いますが、かなり送料も日本に到着する時間もかかってします。
たとえば、管理人はShipitoというアメリカとヨーロッパに一時的に置ける輸入転送業者を利用しています。
詳細は下記の記事を読んでいただければと思います。
アメリカから輸入するにあたり、アメリカ国内でしか発送をしないもの、あるいは個々に日本に送ると高くつくものが出てきますよね。そもそも、どうしても欲しいものがアメリカ通販サイトにあるのにアメリカ国内のみしか配送されないのでは手に入れるの[…]
が、日本は寸法で基本的に宅急便のお金を取られますが、海外は大型荷物は加算額はあるものの、基本的に重さでかかる送料が違ってきます。
重ければ重いほど、日本に輸入する送料負担額は増えるのです。
たとえば、上記のShipitoのサイトで送料の見積もりが取れますが、
- 20ポンド(約9kg)購入価格:100ドル
- 10ポンド(約4.5kg)購入価格:100ドル
で計算をしてみましょう。すると、
20ポンドの荷物 |
10ポンドの荷物 |
はいまあ、基本料金は入るからベースが高いのですが、同じ100ドルの買物をしたらなんとここですでに35ドル(4,000円くらい)が違ってきてしまいました。
さて、重いということは商品そのものも大きい傾向にあることが多いかと思います。
さらにここで先の日本での送料を考慮してみてください。余程値幅がある商品ではない限り、かなりの送料地獄でせっかく海外輸入で珍しいものを仕入れたとしても利益なんてほとんど取れないどころか送料赤字のことも。
いまやメルカリ・ラクマ・PayPayフリマと出品して便利に個人間取引ができるツールがあります。利用している人も少なくはないのではないでしょうか?そして、ちょっと『せどり』や『輸入ビジネス』を始めてみようという人も利用している[…]
そもそも、これで予算オーバーしてしまうということもありえるわけです。
つまり、輸入ビジネスにおいて何も考えずに安く大型の商品を仕入れてしまうと、無駄に送料ばかりがかかってしまい儲けどころではないということですね。
初心者にオススメは小さく軽く、値幅が取れる商品
さて、重量がかさむと送料が高くなるという話をしてきましたが、そうなると逆に小さく軽く、さらに値幅が取れそうな商品を選ぶのがよさそうです。
少なくても、初心者のうちはそうした方が失敗は少ないでしょう。
管理人もうっかり重い商品を入れてしまって、送料がかなりかさんでしまったうえにその輸入分はまったく利益が取れなかったことがあります。
こうなると販売額を次の仕入れでなかなか回すことができなくなってしまうので、完全な失敗でした。
おそらく、このように結果的にトントンあるいは赤字になってしまったという人も少なくないのではないかと思います。
そうですね。たとえば、クリスマスの時期ですと海外ならではのクリスマスオーナメントが数多く販売されます。
良し悪しの感じ方は人それぞれですが、日本で見かけないものを珍しがって欲しがる人もいますのでクリスマス時期が近づくにつれて需要は高まっていくでしょう。
さて、管理人もいくつか試しに買ってみましたが重さはというと0.1ポンド(40g程度)です。
当たり前ですよね、クリスマスツリーに飾るものを重い物なんかにはできません。
もうお分かりかと思いますが、こういった軽い物を集めて送れば安い送料で数も多く日本に送ることができるというわけなのです。
まあ、その前提として先の管理人が使っているShipitoや下記のような輸入転送業者などの倉庫に一度入れなければなりませんが、利用するかはその人しだいとなるでしょう。
重量のあるものよりも、軽くて小さな売れそうなものを見極めて、購入すると少なくてもかかる送料が少なくなるので利益をとりやすくなるのは間違いないでしょう。
ちなみに軽くて寸法の小さなものというと、
- 衣類
- 小さめのおもちゃ
- 腕時計
- キャラクタ―グッズ(小さいもの)
- キーホルダー
- ゲーム
- CD
- 家のちょっとした飾り
などといったものがあげられます。
もちろん、これに限りませんので自分の得意な商品から見つけるといいかもしれません。
ちなみに初心者の定番は衣類だそうです。少なくてもこの辺りは、海外からも日本でも送料はかなり抑えられることができる商品なのは間違いないでしょう。
まとめ
さて、輸入ビジネスでどのようなものを扱ったらいいかについて話をしてきました。
管理人は調子に乗ってディズニーショップで大きな物を購入してしまい、失敗しました。ヤフオクで何とかその重量があるものは高額で売れたものの、やはりかかった送料は、その時の荷物全体に影響を及ぼします。
結果的に赤字となりかねませんので、固定客ができて要望でもない限りは重いものはあまり個人販売向きではないといえるかと思います。
ちなみに、家の中も大きな商品ばかりですとごちゃつくので、色んな意味でも最初はやめておいた方がいいかもしれませんね。
本記事が参考になれば幸いです。