登山中の休憩頻度はどれくらい?初心者の休憩の取り方ポイント!

登山は、ただ山道を歩くだけという考えではいけません。休憩をおろそかにしていると疲れすぎて歩けず、集中力も低下して事故のもとになってしまいます。

疲れを感じたら休めばいいや、と思っていると休憩場所がなく結局、疲労困憊になってしまうこともあるでしょう。

ここでは、そんな登山初心者に向けて登山中の休憩のポイントについてをまとめていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

登山は休憩をすることも重要!

登山は、山の花々を見たり自然の空気に触れて心をリラックスしたりと人によって目的などは違いますが、頂上を目指して歩くという点では同じかと思います。

中には自身の体力に任せて行程も組まずにガムシャラにガシガシ歩き、疲れたら休めばいいや程度の「何とかなるさ」くらいの考えで登山を始める人がいます。

確かに何とかなるかもしれませんが、ならなかったらどうするのでしょうか?平地とは違い、山は緩やかな場所でも斜面を上っていくので通常よりも体力を奪われやすいです。

無茶なペース配分や、考えなしに上るとハンガーノックなどになって他人に迷惑がかかってしまう可能性があります。

それに、のんびり休憩をはさんで落ち着いた気分で山の空気や雰囲気を感じるのも登山の醍醐味ではないでしょうか。

登山では、休憩も多くの意味で大事な要素となります。それではここからはそんな重要な休憩のポイントをあげていきます。

 

①事前に一時間に一度くらいの休憩場所を決めておく

登山コースを決める段階で、休憩場所を決めておきましょう。目安としては、一時間に一回くらいの休憩ができる頻度がいいでしょう。

たとえ体力が有り余っていたとしても、一息つくくらいの感覚で一時間……長くても一時間半に一度くらいは足を休める時間が欲しいところです。

その際に念の為、行程に入っていない休憩できる場所をチェックしておくのもポイントです。

把握しておくだけでも、急な怪我や雨に降られたなどのトラブルに見舞われた時に役に立つ可能性があります。

場所はなるべく広くて安全な場所を事前に調べて選んでおくといいかと思います。

 

②休憩は5~10分程度で体を冷やさない!

足がクタクタになった状態で座り込み、なかなか立ちづらくなったり気持ちが完全に落ち着いてヤル気の減退がおこったことはありませんか?

気持ちが緩んでしまわない為にも、一回の休憩では5~10分程度が無難な時間です。

加えて身体が冷えてしまうと、再度行動をしようとしたときに動くのが辛くなってしまいます。歩いて熱を発している状態でも休憩していると冷えて寒さを感じてしまうこともあります。何か羽織るものを用意しておくといいかと思います。

荷物をおろし、短時間で、体を冷やさないように!

登山中の休息はこれくらいで考えておいた方がいいでしょう。

 

③体調不良者がでたら引き返すことも考慮に!

誰かと行動を共にし、それまでは自分をごまかして歩いてきた人でも休憩時には糸が切れたようにバテてしまったり、体調不良が表面に出てしまう人もいます。

そういった人が出てきたら少し長めの休憩をとるか、引き返すなど臨機応変な対応を考慮する必要があるでしょう。

場合によっては山小屋があれば、そちらに避難して急遽宿泊することも検討しなければなりません。無理に頑張っても体調が悪化するだけですので、状況を見て行動することが大事です。

靴擦れなどの軽度なものでも、放っておかずに休憩時に対処してしまいましょう。

 

④水分・糖分・塩分のエネルギー補充は必要です!

登山中はかなり体内エネルギーや水分を消費するものです。

歩いている途中で行動食を摂ったり、水分をあまり摂らなかったというのであればこの休憩のタイミングで補給をしておくことが大事です。

特に疲労が激しい時は糖分補給は必須です。

意識的に水分・糖分・塩分を摂取しないと本当に突然電池が切れたように動けなくなる(ハンガーノック)ことがあります。

食欲がなく固形物を摂り辛ければゲル状のものや、スポーツドリンクなど吸収性のいいものを持っておけば対処可能ですので一つは念のために持参しておきましょう。

 

関連記事

登山において重要なことの一つが水分補給です。ただの散歩のように考えているとしたらとんでもありません。登山は長時間の歩行を要するので、歩いているとじんわりと汗をかいていきますし、水分補給をしないと高山病や熱中症で倒れかねません。[…]

 

Sponsored Link

 

山中でへばってしまわない為のテクニック

ハイキングする女性

さて、休息は必須ですがそもそも休憩場所までにへばってしまうことも考えられます。

本格的にバテはじめてしまうと、何もないところで動けなくなってしまい、次の休憩場所にたどりつくことすら困難なこともあります。

本当にそうなってしまったら、断念して山を下りる必要があるでしょうが、そうならない為にも疲れにくくする為のテクニックをご紹介したいと思います。

①靴選びやストックを使って疲労を軽減

登山において靴選びは重要です。ただの運動靴を履くよりも断然疲労の溜まり方や安全面などが違ってきます。

ちなみに、靴ひもが緩んだだけでも足への負担が違ってくるので、しっかりと固定するように結びましょう。

なお、登山用のストックを使うと体重が分散され、バランスよく歩けるので疲労が溜まり辛くなります。

 

関連記事

登山で必要なものの一つに登山靴があります。動きやすい運動用のシューズでもいいですが、長時間舗装されていない道を歩くこともあります。そんな場合、やはり登山に特化した靴を用意するべきです。しかし登山初心者の方はどのような登山靴が[…]

 

 

②ペース配分を考えて歩く

大股で急ぐように歩くと体力の消耗が激しくなるうえに、心拍数が上がって休憩時に一気に冷えてしまうこともあります。

初めての山ならペース配分を考えるのは難しいかもしれませんが、小さめの歩幅と一定の速度でゆっくり進む程度の気持ちで歩くのが登山の歩き方のコツです。

焦ってもいいことはないということですね。

③こまめな水分補給と行動食の摂取

このあたりは先ほどお伝えしましたが、10~15分に一回は軽くでも水分を補給しておきましょう。

ベストはスポーツドリンクで、行動食も定期的に食べておかないと一気に疲労の波が襲ってくることがあり、動けなくなってしまいます。

行動食とは、登山中に摂取するカロリーや糖分・塩分補給の食べ物です。その他、万が一遭難や怪我で動けなくなってしまったり等なにかあった時の非常食も合わせて持っていくと安心です。

ちなみに、行動食って何をもっていけばいいの?と思う人もいるでしょう。

基本的におやつ感覚の、下記のようなものを持っていけば問題ないかと思います。

  • ソフトクッキー
  • ドライフルーツ
  • ゼリー飲料
  • ナッツ系

カロリーと糖分が豊富に詰まったソフトクッキー。チョコチップなどが入ったものだとなお糖分が増して疲労緩和に繋がります。

ドライフルーツは甘みと酸味が混じっているので、疲れていても食べやすく糖分を補給できるもの。

ゼリー飲料は水分補給にもエネルギー補給にもなり、さらに飲みやすくて固形物が疲労困憊で食べられないときでも口に入れやすく、吸収もいいので一本は用意しておくべきでしょう。

は歩いている最中でも気軽に口に放り込んでゆっくりと舐めていられます。手軽なエネルギー補給として最適です。

そしてナッツ系はエネルギー補給もありますが、塩分補給もできるアイテムです。体内の水分調整には塩分が必須で、汗で失われてしまうとその調整ができず、ひたすら汗をかいて余計な水分が出てしまうおそれがあります。スポーツドリンクを持参していれば自然と摂取できますが、なければ代用として持っていくのもアリです。

 

関連記事

登山中にお菓子は必須です!……まあ、実際はお菓子じゃなくてもいいのですが、手軽に食べやすくエネルギーを補給できるのはお菓子が優秀というだけで特別こだわる必要はありません。登山は意外と体力を使い、気が付かないうちにビックリするくらい突[…]

 

 

なお初めての登山で、ストックや登山靴を揃えていない場合もあるかと思います。そういう場合は下記のようなレンタルサイトを利用するのがおすすめです。

 

登山グッズレンタルサイト やまどうぐレンタル屋

 

初心者用キットなどもありますし、登山の道具を知る事のできるサイトですので、興味本位で見るだけでも参考にはなるのかなと思います。

 

Sponsored Link

 

まとめ

登山初心者の休憩についてまとめさせていただきました。

軍隊ではないのですから、ただ重い荷物を持ってひたすらに山を登るのではなく、レジャーとして山を登るという人がほとんどかと思います。

せっかくですので、こまめに休憩をとって山を感じるというのも登山のひとつの楽しみ方ではないでしょうか。

 

Sponsored Link