街中で話しかけられた時は警戒しろ!名刺交換や寸借詐欺かも

街中で急に他人に話しかけられたことありますか?「ひょっとしたら自分に用事かも」と思って大抵の人は止まりますよね。

道を尋ねたいだけの人かもしれないし、ひょっとしたら急病で救急車を呼んで欲しいと助けを求める声かもしれません。

しかし、……中にはいるんです。他人を騙そうとする人たちが。

今回はそれをご紹介していこうと思います。

 

なお、悪質繋がりでこんな記事もありますので興味があればどうぞ。

 

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街中で話しかけてくる悪質な人たち

あのー、すみません。いいですか?

会社の帰り、駅前を歩いていると話しかけられ、振り向くと髪の長い若いスーツ姿の女性がそこに立っていた。新卒だろうか、まだスーツを着慣れていないようにも見える。

なに?

尋ねると、彼女は頬を紅潮させながら少し身をよじり、そして勇気を出したようにこう言った。

一目見てあなたのことが――――――。

 

さて、この続きはなんでしょうか?

①好きになりました!

②カモに見えました!

さて、どっちでしょうか?①といいたいところでしょうが、残念ながらその可能性は0.0001%くらいしかありません。

ええ、まったくないとはいいませんが限りなく0に近いでしょう。

正解はおわかりでしょうが、この究極の二択の場合は②の『カモに見えました!』です。

選択肢を増やせばもちろん、自分が何かを落としたりして拾ってくれた可能性もありますし、本当に何か困っているのかもしれません。

しかし、路上で話しかけてくるのは何らかのたくらみがあってのことだってあるんです。ここからは、そんな街中で話しかけて相手を陥れようとする悪質な人達をご紹介していきます。

【名刺交換】

駅前で「新人研修で名刺交換の練習をしているんです。お願いできませんか?」とそう話しかけてくる若手の男女がいます。

確かに何も知らずにその会社に入った新入社員の男女が名刺交換の練習をさせられているのかもしれません。

しかしこれ、名刺交換詐欺といわれている警戒するべきものなのです。

新人か、頑張れよ!という応援の意味を込めて名刺交換をしてしまうと、後々でとても大変なことになります。

なぜなら彼らは『名簿を作って売る名簿屋』や『悪質不動産営業』の電話をしてくる会社の人たちなのです。

特に名刺交換に応じてくれる人は『世間知らず』や『優しい人』というカモ扱いされてしまうのが常です。

その翌日、あるいは一週間後くらいから職場にじゃんじゃん悪質なセールス電話がかかってくるようになります。

一度名簿屋で出回るとしばらくかけ続けられ、職場にとっても自分にとっても迷惑でしかない状況に陥ってしまいます。

善意を利用したかなり悪質な詐欺ですので十分注意しましょう。

 

https://twitter.com/774NB/status/188620766210834433

 

 

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【アンケート】

駅前や繁華街に立って、ターゲットを見つけるとにこやかな顔で近づいてきます。「アンケートお願いします」といいながら写真の商品を見せて「これのどれがいいですか?」と質問してきます。

しかし、彼らの目的はそちらではありません。「アンケートをお答えくださった方に署名をお願いします」と名前や住所・電話番号を書かせようとしてくるのです。そして、それが目的です。

正直、彼らにとってアンケートなんてどうでもいいんです。話しかける手段とアンケート業者だと安心させる為だけのことです。

やはりこちらも名簿屋や投資用マンションや保険などの人間でしょう。あるいはもっと他の悪い組織の人間かもしれません。

いずれにしても、個人情報を迂闊にしらない人間に渡してしまうと被害を受けるのは自分です。

なお、いきなり募金を求めてきて名前や住所などを書かせることもあります。決して個人情報を渡してはいけません。

加えて、アンケートに答えていただいたお礼といってついて行ってしまうと、妙な柄の悪い男に囲まれてセールスされるようなものもありますので、路上アンケートは応対しない方がいいでしょう。

 

 

 

【フィリピン人募金詐欺】

有名なフィリピン人募金詐欺というものがあります。急に片言のフィリピン人を自称する外国人が話しかけてくるんです。

そして小さなプラカードを見せてきて、めぐまれない子供に募金をと訴えてきます。

しかし、これは間違いなく『嘘』です。そもそも、国は彼らに募金の許可をしていません。

つまり、めぐまれない子供の為に集めているわけではないというわけです。

組織的に多くの駅の近くでおこなっている目的は不明ですが、自分達の日本での滞在費。あるいはバックに何らかの組織がいるという話があります。

 

 

 

【寸借詐欺】

駅から少し離れ、交番からもそれなりに離れたところで活動することが多いです。例えば自転車置き場の近くなどに出没します。

「お金がなくて帰れない」と数円を見せてきます。そして、電車代という小銭をもらうか借りるかしようとするんです。

しかし、当然ながらこれも『嘘』です。そうやって日銭を稼いでいるのが彼らであり、それが寸借詐欺というのです。日に一万くらいは稼げることがあるそうで、意外と彼らはお金を持っています。

他人の善意を利用し、そして小銭程度なら返さなくても訴えられない、返すつもりがあったといえば罪に問われないといったせこい昔からある詐欺で、これをやるのにろくな人間ではありません。

「警察にいって借りてください」といって嫌がるのであれば、間違いなく困っておらず他人を騙してお金を盗ろうとする目的の人間です。

優しい人はお金を渡してしまうでしょうが、それは騙されている可能性が高いので注意しましょう。

 

 

 

【エウリアン】

いまや以前に比べてほとんど聞かなくなったエウリアンです。主に秋葉原で活動し、絵画のパンフレットを渡し「ぜひ見て行ってください」と店に誘導して高い絵画を買わせるものです。

エウリアンは大抵美人のお姉さんですので、知っている人はあからさまにスルーしますが、知らない人は思わず受け取ってしまい断り切れずに絵画を買わされてしまう可能性があります。

潰れたとの情報がありますが、場所を変えているという話もありますので気を付けてください。

 

 

【路上時計詐欺】

高価な時計と思わせて、数万を詐欺する時計詐欺です。もちろん、高価な時計なわけがなく二束三文の時計です。

かなり前に都内で流行った詐欺ですが、まだ出没している様子です。大抵、車の前で人のよさそうな人に話しかけ、在庫処分と称しながら飲み代を要求するのが定番です。

知らない人はうっかり騙されてしまうかもしれませんが、口がうまいだけの詐欺ですので注意しましょう。

 

 

【キャッチ】

詐欺とは違うかもしれませんが、夜の繁華街などを歩いているといるのがキャッチですね。遠慮なくチャラい兄ちゃんが話しかけてきて自分の店に引き込もうとしてきます。

大抵、雇われの大学生や違法で働いている高校生などで何店舗もかけもちしています。そして、雇われとはいえ店の人間ではないので店の事情をそこまでよく知っていないこともあります。

かなり淘汰されましたが、いわゆるぼったくりバーというものに引き込まれてしまったらとんでもないお金を要求されてしまいますので、飲む店を探していても安易にキャッチに捕まるのはやめておいた方がいいでしょう。

 

 

https://twitter.com/mx5_saitama/status/1211252842851229696

【ナンパ】

主に女性に注意が必要ですが、ナンパをされてついていくと事務所に連れていかれてAVに強制出演させられた、という話もあります。

酔わせて襲われたということもありますので、ナンパには注意が必要です。

ナンパを軽々とするような人間は大抵ろくでもないような人や女遊びが好きな輩ばかりなので、危ないと思ったらついて行かない方がいいでしょう。

スカウトと称して騙す手口もあるので特に注意ですね。

 

 

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どう防御すればいいか?

では、望んでもいないのに話しかけられたらどうすればいいでしょうか?断って穏便に立ち去れるのでしたらいいでしょうが、しつこい人もいます。

まあ、しつこいということはほぼ確実に悪質業者などですので、折れて受け答えをしてしまうと身に危険が及ぶことがあるので気を付けましょう。

お勧めの対応方法をお伝えいたします。

【無視】

外で怪しいと思うような他人に話しかけられても無視するのが一番最強の防御方法です。大抵相手は警戒させないよう、にやにやした顔で話しかけてきます。声をかけられても返答せずにスタスタ歩いていけばほとんどスルーできます。

世の中の人は知り合いでもない限り、あまり他人に話しかけるようなことはしません。後ろから話しかけてくるような他人は何か落としたものを拾ってくれた人かもしれません。

けど、前で待機しているような状態から話しかけてくるのは大抵は何らかの勧誘でカモを待っています。遠慮なく無視してしまいましょう。

【逃げる】

相手がしつこい場合は、走って逃げてしまうのがいいでしょうね。相手に悪いなんて思う必要はありません。交番の場所を把握しているのでしたら、交番に向けて走っていけば、追いかけてきた時にひょっとしたら助けになってくれるかもしれません。

交番の場所を知らなければ、可能な限り人が多い場所に移動しましょう。人の目があるのとないのとでは大違いです。

【警察を呼ぶ】

最終手段ではありますが、しつこい・悪質だと思ったら遠慮なく警察に電話をした方がいいです。

そういった不審者の通報は日常茶飯事に連絡がいくものですので、自意識過剰ではありません。むしろ、警察としては何かあってからでは遅いので身の危険の懸念があればすぐに通報してくださいと言ってくれるくらいですので利用しましょう。

警察なんて大事、と思っていたら被害にあうのは自分です。防犯意識を高めておきましょう。

 

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【最悪の場合 音を立てる 声をあげる】

警察がくるまでは時間がかかりますし、悠長にしていられない場合もあります。

そう、相手が人数がいて囲まれてしまったりとにかくしつこい場合です。滅多にはそこまでしつこい人はいませんが、

 

https://twitter.com/dekoponxxklxx/status/1114858559936679936

 

この人のように勝手に声をかけて、断っても勝手にしつこくついてくるようなちょっと恐怖を感じてしまう場合もあります。

もちろん、この場合には逃げるという選択肢が一番無難でしょうが、もしもというどうしようもない場合があるかもしれません。

「成果がないと、このまま帰れないんだよ!」

と世の中には自分の事情だけで恫喝してくる人もいるんです。

そういう場合、男性であってもどうもできない場合がありますし、特に女性の場合は無力なことが多いです。

こういった場合は大きな声をあげるしかないかなと思います。大声を出されれば相手も誰かくるかも、警察を呼ばれるかも、と考えるでしょう。

しかし、実際こういう場面で大声を出せる人って少ないんです。頭の中がパニック状態なので『大声を出す』とか『うまく逃げる』という選択肢がとれないのが一般的です。

 
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そういう人が多いから、このような防犯ブザーが販売されているのかと思います。

キーホルダー型で小さく、しかも安いので結構子供に持たせていたり、自分の防犯用として持っている人も実際かなり多いです。

でもしかし、こういったのを持っている人が多いということはそれだけ自衛手段や、防犯を考えなければならない時代だということなんですね。

 

 

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まとめ

日常生活の中には多くの落とし穴があり、人を騙そうとする人間は一定数存在します。

その時に、一度隙を見せてしまうとつけこむように何度も何度も連絡をしてきたり、搾り取ろうとしてきたり、あるいは犯罪被害にあってしまいます。

基本的に知らない他人を相手に何かを求められても『断ること』が大事です。

本記事が何らかの参考になれば幸いです。

 

 


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