住宅購入最大のリスク、隣人ガチャ!事前に調査してトラブル回避をしたい!

結婚し、子供もでき、広い場所に移りたいと考えるとマンションや一戸建ての購入を考える頃合いになるかと思います。

しかし、隣人ガチャといわれるくらい隣近所にまともな人から、まともじゃない人がいることは多々あります。

そして、引っ越してみないとわからないことって結構多かったりするので注意をしても泣きをみて我慢するか、早々にせっかくのマイホームを手放すということもありえるのです。

今回はそんな、隣人トラブルのリスクを減らせるような方法を考察していこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

隣人トラブルにはどんなのがある?

改めて、マンションや一戸建て。購入するにはまさに、人生で一番高い買物であろう住居。

お金が有り余っているような人ならともかく、多くの一般庶民は一世一代の決心をして買う絶対に失敗をしたくない買物なのは間違いありません。

東日本大震災のときのように、せっかく意を決して家を買ったのに大災害で命は助かったものの、ローンだけ残ってしまったなんて状態は未来にまったく希望がもてなくなってしまいます。

そんな災害とまでいくことは滅多にありませんが、得てして住民トラブルというのはどこでも起こるものです。

残念なことに、平気で他人に迷惑をかけられる人間というものは存在するもので、誰もが他人に気をつかうわけではありません。

まあ、そのような優しい世界であればそもそも、ニュースの犯罪報道もかなり減少することでしょう。

引っ越すというのは、当然そういったリスクはあるわけで、賃貸であればすぐに引っ越せばダメージは少ないですが、一戸建てやマンションを購入してしまったらそうはいきません。

お金を出した時点で後戻りできないのが、マイホーム購入というものなのです。

そして近年では『隣人ガチャ』という造語がつくられるくらい、アタリとハズレの差も大きいわけです。

では、どのようなトラブルがあるのかをまずはあげてみましょう。

 

・騒音トラブル(一般的)

隣人トラブルの代表ともいえるのが、騒音トラブルですよね。

生活をしていれば、大なり小なり音は出る物ですのである程度であればお互い様ということで我慢する必要はあるかと思います。

しかし、常識をわきまえない人はいるもので夜に大音量で音楽を流す人、人を呼んで騒ぐ人、夫婦の営みの声が大きい人達、毎日大喧嘩して声がうるさい人、子供の声やドタバタ音がうるさいなど、迷惑と感じるレベルのことはあるものです。

そして、本人達がそれを迷惑と思っていなかったり、あるいはわざと他人に迷惑をかけることでストレスを発散するという異常者もいます。

一定以上の騒音は障害と同じで体に異常が出てきますし、ストレスでイライラしやすくなるので避けたいところです。

 

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・騒音トラブル(怒鳴りこんでくる)

集合住宅に意外といるのですが、先にお伝えしたようにちょっとやそっとの生活音でしたら互いに多少の我慢をする必要があります。

ですが、他人の立てる騒音に非常に敏感で怒鳴り込んでくるような人もまれですがいるのです。

歩く音、冷蔵庫を開け閉めする音、荷造りの音など立って当たり前の音ですら、

「うるさい!」

と文句をいわれるのですからたまったものではないですよね。

そういう頭のおかしな人を相手に口論をしても、何をされるかわかりませんのでこちらも避けたいところです。

 

・騒音トラブル(環境)

近くに学校や幼稚園など、子供がいる機関が近所にあると大変です。

確かに、子供にとっては近くに学校や幼稚園があるので通いやすくていいかもしれません。

ですが、それは通学・通園しているときだけ。

いいと思って学校や幼稚園の近隣に引っ越したはいいけど年がら年中、校庭からキャッキャ甲高い声が聴こえてきて昼寝もろくにできない、運動会など行事のときは大音量のスピーカーがずっと流される。

これ、結構ストレスが溜まります。

他には路線や踏切のそばは不定期に電車などの音が鳴って静かな夜などは特に響いてくるので最初はよくても地味にストレスと感じることが増えてきます。

これに関しては、環境的な要因で住んでいる人ではありませんが、隣近所の人が起こしていることなので隣人といえなくもないかと思います。

こういったことに耐性の無い人は最初からやめておいた方がいいかと思います。理想と現実は違います。

 

・騒音トラブル(暴走族・珍走団)

他人に迷惑をかけて、社会に反抗するのが格好いいと思っているガキ……もとい、はぐれものの暴走族も迷惑ですよね。

昼夜問わずブオンブオンとうるさい音を鳴らして騒音によるストレスを感じさせます。

特に、隣近所にこういう輩が住んでいると仲間が集まったりして近くを歩くだけでも何をしてくるかわからない集団になってしまいます。

そうでなくても、そういう人が近くに住んでいるだけでもイヤという人は少なくないでしょう。特に子持ちであれば影響されたくないもののひとつにあげられます。

 

・暴力団事務所

意外と何でもないところに事務所があったりするもので、知らず近所に暴力団の事務所があったなんてことはあるものです。

最近では警察も厳しくなってきていますし、簡単なことで隣近所とトラブルにはならないようにするところも多いとの話ですが、それでも一般人にとっては怖いものは怖い。

仮にその事務所の人間が事件を起こさないとしても、そういう人達なのでどのような人間が外からやってくるかわかりませんし、いわゆる抗争というものに巻き込まれたくはないでしょう。

黒スーツ姿の明らかに尋常ではない集団が朝からたむろっていると、何もされなくても普通の人はビビりますし、目を合わせないようにします。

ましてや、家族の身に何かあったり子供に影響がでたら……。そんな生活したいと思う人は少ないのではないでしょうか。

 

・町内会がうるさい

都会の方では年々縮小されてきてしまっていますし、この辺りは人によりけりではあるのですが地域によってはやけに町内会が強く、入会しろとうるさいところがあります。

いわゆる入会しないと村八分というものですね。

まあ、いまは車さえもっていれば量販店で購入すればいいだけなのでハブられたところで、嫌がらせなどをされない限りは平気でしょう。

ただし、居づらいまま生活をするというのはちょっと勘弁してほしいという人も多いのではないでしょうか。そして、あまり隣近所程度の他人と濃いお付き合いはしたくないという人も同様です。

隣人トラブルというよりも、入会トラブルかもしれませんがこういったトラブルを抱えている人も案外いるものです。

 

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・道路族

道路族とは、自宅やその周辺の道路でうるさく遊びまわる子供達と、それを見ているだけで注意をしないどころかずっと喋っている親のことを指します。

たしかに、昔に比べると公園は減って集団の親子で遊ぶ場というのはなくなったかもしれませんが、子供のうるささと親のぺちゃぺちゃ喋っている声が家の外から長時間聴こえてくるとたまらなく迷惑なものです。

そして、車を出すにしてもその人達が邪魔ですので、なぜか自分が申し訳ない気持ちになってしまうという不条理さもあります。

ましてや子供は何をするか見当がつきません。一軒家の場合、自分の家に何かされないかヒヤヒヤしてしまいますよね。

育てている植物を抜かれてしまったなどトラブルも発生することがあるようです。

 

・放置子や託児親

放置子という存在を知っているでしょうか?

簡単に言えば、親に育児放棄に近いことをされて外をさまよい、他人の家にあがりこもうとする子供達です。

原因は愛情不足ですね。

そして託児親と言われる他人の家に自分の子供を預けて、遊びに行ったり仕事に行ったりする図々しい親も少なからず存在するのです。

さて、下手にこういった人達に仏心をだして関わってしまうとかなり厄介です。

他人の子供を仕事でもないのに責任もって面倒をみたいと思う人がどれだけいるでしょうか?

相手も味をしめてしまうと、放置子も託児親もしつこく家にあがりこもうとしてきます。それはもう、穏やかな生活ではないですよね。

 

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・図々しい住人

相談女性

図々しい人と言うのはいるもので、何でも他人を頼りにする人がいます。

特に相手が断らない性格の人であれば、自分の家には呼ばないくせに他人の家に入り浸ろうとしたり、食事をおごってもらうのは当たり前、買物で車を出すときについてくるなどです。

そういう人は、自分が損することは決して誰かにやるようなことはしないのに、相手が損をしても自分が得することであれば積極的にやる本当に図々しい人です。

こういう人が近くに住んでいるとトラブルになることがあります。

 

・手癖の悪い住人や空き巣被害

隣人を招き入れたら、ものがなくなっていた。

あるいは、空き巣被害が多いという地域もあります。完全に犯罪ですね。

前者の見極めは難しいですが、文句もいえず泣き寝入りすることも多いでしょうし、後者は要は近くに犯罪者が住んでいる可能性があるということです。

もちろん、身バレをしないようにわざわざ遠いところから出張空き巣をしているのかもしれませんが、当然ながら近所の人間である可能性もあるでしょう。

そもそも、空き巣多発地域なんて怖いから住みたくないという人の方が多いかと思います。だって、それだけ警察の目が届いていないということと同義ですからね。

 

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・野良猫に餌付けする人(糞尿被害)

このあたり、人によってしまうので難しいところですが野良猫の存在を許さない人も一定数いらっしゃいます。

というのも、近隣住民が餌付けをすることで糞尿被害が発生してしまうことが考えられるからです。

動物のすること、と寛容でしたらいいですが誰もがその限りではありません。

猫好きの人がよかれと思って野良猫に餌をあげているのでしょうが、それが隣人トラブルに発展してしまうこともあるのです。

 

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住宅購入前に隣人トラブルのリスクを回避したい!どうすればいい?

さて、まだまだあるとは思いますがキリがないので隣人トラブルの事例はこれくらいにして、はたして引越前に隣人トラブルのリスクを回避できるのかという話をしていきたいと思います。

というか、引越てからでは遅く。まさに後の祭りです。

神経質になる必要はないかもしれませんが、それでも一生の買物ですので失敗はしたくないのが普通です。

そもそも、

「トラブルがあったから引っ越したのではないか?」

という疑いはあるでしょうし、ありえることです。

当然ですが、不動産屋はマイナスとなる要素をあまり教えてくれません。マイナス要因があれば値引きの話をされるか、そもそも売れなくなりますからね。

ですので、不動産屋の言うことをすべて鵜呑みにするのはトラブルの元です。

ここからはそういった隣人トラブル回避の予防策として考えられることをあげていこうと思います。

 

・昼と夜で何回か下見をする

通常、現地を見に行くのは日中時間に一回だけです。

さてそれで問題はわかるのでしょうか?というと、わかるはずがありません。

だって『たまたま』見に行ったときに何もなかったかもしれませんし、あくまで日のある時間に見に行っただけです。

厄介な住人が夕方以降に帰ってくるのだとしたらどうでしょうか?わかりませんよね?

ですので、可能ならば下見は昼と夜に何度か曜日を変えたりして見に行った方が無難です。

実際、結構違うことあります。

 

・地元警察の犯罪情報を見る

警察のウェブサイトを見たことはあるでしょうか?

その地域でおきた犯罪が大抵はリストとして時系列順にあげられています。

ある程度はそこから治安の良し悪しがわかってくるかと思います。

軽犯罪程度であれば、どこの地域でもあるものですが空き巣や強盗といった重犯罪に繋がるようなことがあるのであれば、ちゃんと発生地区のチェックなどをしておいた方がいいのではいかと思います。

 

・Twitterや掲示板で確認する

猫に邪魔される仕事

いまどきは、インターネットを手軽に使える時代ですのでTwitterや掲示板などで地域性を調べてみるのが手っ取り早いかと思います。

というのも、個人情報を特定されないレベルで不満を持っている人が書き込むことは多いからです。

逆にいいところは一般的にそこまで多く書き込みをされることはありません。

なぜなら心理的にストレスを抱えるようなことを他人に言いふらすことで、ストレス発散をしているからです。

いいことはただの共有ですし、気が付けば当たり前になってしまっていていいことではなくなってしまいます。

不満は蓄積するけど、いいことは当たり前となって消えてしまう。だからこそ、不満を調べるのにインターネットはちょうどいいといえるでしょう。

もちろん、誇張されているかもしれませんので情報の精査はしっかりしないとなりません。

 

・実際に隣人に聞いてみる

「この辺りって、隣人トラブルあったりはないですかね?」

と物怖じしない人は案外、その地域の人に尋ねている人がいらっしゃいます。

あるいは近くのお店、できれば個人商店に入って適当に食べたり買物をしたりして聞くという手段もあります。

教えてくれるかは相手しだいですが、教えてくれるのであればこれほど情報として強いものはありません。

ただ、一人だけでは情報が偏って間違っていることもあるので何人かに聞いた方がいいでしょう。

 

・調査会社に依頼する

調べている時間もないし、自分でそこまで動く気力もない。

あるいは、引越先が遠隔地だから下見に行けるのは一度だけ……でも隣人トラブルは絶対に嫌だ!

そんな人は、いっそ少しお金を出して調査会社に依頼をしてみてはいかがでしょうか。

と。調査会社?といわれても、どこに頼むか迷うところですよね。だって、そういうことをしている会社ってどうやら少ないようですからそもそも、どこに頼むかすらわからないというのが多くの人の正解でしょう。

本記事では、一件ご紹介をさせていただきます。

トナリスク(外部リンク)

というところです。

ここでは先にあげたように、

  • 現地調査(昼・夜)
  • 隣人聞き込み
  • 役所・警察からの情報収集

をおこなってくれます。

ともすれば、素人である自分がやるよりもプロとして行ってくれるので正確な調査をおこない、報告をしてもらうことができるのです。

せっかく大金を出してマイホームを買うのですから、絶対に失敗はしたくないと思うもの。

少ないとは思いますが、もし前の家でそういった隣人トラブルがあって次は普通の生活がしたいから引っ越すというのであれば、入念な下調べは必要かと思います。

ひとつの選択肢として、マイホーム代金にもう少しだけプラスしてこのような足固めのサービスを利用してもいいのではないでしょうか?

 

隣人トラブル防止の調査『トナリスク』

 

 まとめ

さて、引越の隣人トラブルについてまとめてみました。

意外と世の中、引っ越したはいいけど隣人トラブルに見舞われて困っているという人は少なくはありません。

騒音被害だけでも嫌なのに、他にも自分にとって許せないようなマイナス要因のある場所に引っ越してずっと住みたくはないかと思います。

何も知らされず、地盤が緩い地域に家を買ってしまって後悔した人達がニュースでやっていたりします。

一生の買物ですので、どうせ大丈夫だろうと楽観視せず事前にちゃんと確認をして少しでもリスク回避に動いた方がいいのではないでしょうか。

 

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