アウトドアが最近ではブームということもあり、キャンプを始めるという人が増えているということはキャンプ場の予約の多さからわかります。
都会の喧騒を忘れて自然の中でテントを張り、焚火などをして過ごす一日はお手軽に新鮮な気分にさせてくれるでしょう。
しかし、流行に乗ってろくにキャンプのルールも知らずに参入して迷惑をかける人も残念ながら、人が増えるにしたがって多くなっていきます。
ここでは、そんなキャンプの暗黙の了解たる最低限のマナーについてあげていければと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
初心者が知るべきキャンプのマナーとは?
さて、いくら日常から解放された場であったとしても、全部を全部自分勝手にするようなことをしてはいけませんね。
一人でもルールを外れたことをしてしまうと、他の多くのキャンパーが迷惑してしまいます。
マナーやモラルを守ることで、お互いに嫌な思いをしないのであればそれが一番いいかと思います。
さて、守るべき最低限のマナーとはどういったものでしょうか。大きく分けて六つご紹介をしていこうと思います。
①キャンプ場のルールを守る
野外だから何か勘違いをしているニワカキャンパーは増えていて、
https://twitter.com/toofoolcamper/status/1284771661951102977
このように焚火禁止なのに焚火をするような人がかなりいます。
屋外だから、キャンプだから何をしていいわけではなく、キャンプ場ごとにルールがあり、焚火のやり方や消灯時間、ペット連れの可否などが決められています。
なぜなら、そこでキャンプをしているのは自分達だけではなく、別のキャンパーもいるからです。
言ってみれば、野外のシェアハウスのようなものですので、好き勝手騒いだり迷惑行為をしないようにルールが設けられています。
最悪、利用者のモラルの低下ということでキャンプ場そのものが閉鎖となってしまうこともありますので、事前に行くキャンプ場のルールを確認しておきましょう。
②施設は綺麗に使いましょう!
貸切風呂も入れるとはいいキャンプ場じゃ〜 pic.twitter.com/CCgEfXm7U2
— すみくず提督 (@sumikuzu) April 5, 2021
キャンプ場はお風呂やトイレ、炊事場など利用者にとって利便性があるような施設が多々あります。
当たり前ですが、キャンパーが共同で使うようなものですので、定期的な清掃などの管理は入っているとしても、自分勝手に汚してそのままなどといったことは厳禁です。
お互いが気持ちよく利用できるようにゴミなどを残さずに、汚したら掃除をするなり他人への配慮をしましょう。
③ゴミ出しはキャンプ場のルールに従って!
キャンプをする以上、ゴミは必ず出るものです。ゴミやタバコなどはそのまま放置したりポイ捨てせずに帰る前にちゃんと自分が宿泊したサイト内の全てのゴミを拾ってまとめるくらいの気持ちでまとめて、、ゴミ捨て場に持っていきましょう。
なお、キャンプ場はそこの所属する自治体によって分別方法などルールが違ってきます。
ちゃんとルールに従って分別し、誰かに迷惑がかからないようにしましょう。
④他人のサイトには入らない
下記の記事でも紹介しましたが、キャンプ場は区画サイトとフリーサイトという2種類があり、区画サイトはロープなどで自分の使える場所を区切ったサイト。フリーサイトは自由に場所を決められるサイトになります。
キャンプをしてみたい!でも、最初はどういうキャンプ場を選べばいいのかわからない。どのようにやればいいのかわかっていない、という人が多いかと思います。それに、昨今のキャンプブームも相まって、連休などキャンプに最適な時期や日の並びは完全[…]
フリーサイトでも、あまり他人の居住空間に近づいて入るのもよくありませんが、区画サイトは最初から仕切られており、特に自分の範囲は自分の範囲としての意識が強くなるので通常は他人に入られるのを嫌がります。
タープや車などが他所のサイトに入ってしまったりしまわないよう設営時に注意をしましょう。
⑤騒ぎすぎない!声は大きすぎず控えめに!
屋外で開放的な気分になり、走り回ったり遠慮なく騒ぎたくなる気持ちはわかります。シーズン外のだーれもいないフリーサイトのキャンプ場であれば構わないでしょうが、一人でも誰かがいるなら騒ぎ過ぎは迷惑になることもあります。
たとえば、夜勤明けで静かに寝たいのに隣の家の若者が仲間を呼んで盛大に外でBBQなどをしていたら迷惑ですよね?
それと同じで外だからと関係なく静かにキャンプをしたいという人も結構います。
せめて日中はともかく、夜から早朝にかけては声や音は控えめにしましょう。
⑥そもそも自然を大事に!
キャンプは自然の中で過ごすものです。ちょっとした勝手な行動が自然破壊へと繋がり、キャンプ場管理者もまた、無粋なキャンパーが多ければ場合によっては閉鎖を考慮することもあるでしょう。
木の枝を折ったり、花を踏み荒らしたり自然を荒らすような行為はしないように心がけるべきです。
洗剤や石鹸なども、可能な限り自然にやさしいものをチョイスして持っていくくらいの気持ちが大事です。
まとめ
さて、キャンプにおける最低限のマナーとしてまとめさせていただきました。
最近ではキャンプなどのアウトドアブームも相まって、マナーを守らないモラルの低い人間も多くなるようになってしまっています。
自分勝手な考えはせず、他人や自然に配慮できるようでなければキャンプのようなある意味共同生活の場で過ごすにはふさわしくないので、来ないでほしいものですね。