秋の定番の食べ物ってなに?季節による旬のおいしい代表的な野菜

実りの秋と呼ばれるほど、秋は美味しい食べ物が沢山あります。しかし、最近では年間を通して販売されている野菜も多く、秋の野菜?といわれてもピンとくるものは少ないかと思います。

そんな秋野菜には一体どのようなものがあるのでしょうか?旬のものは特に美味しく感じるのではないかと思います。

そんな秋野菜、紹介していきます。

本ブログが多少でも参考になれば幸いです。

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代表的な秋野菜ってなに?

秋野菜は食物繊維が豊富なものが多く、芋類といった根野菜といったものが多く旬の季節を迎えます。

食物繊維はお腹の調子をよくし、便通をよくします。そして、秋野菜にはビタミンもまた多く含まれていることが多く、いよいよ寒くなっていく時期なので風邪の予防には最適な野菜です。

夏に疲れた体調を戻して、冬の準備を始める為の栄養素が増えているのではないでしょうか。

【松茸】

 

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キシメジ科の松茸はまさに「秋の味覚の王様」ですね!

1900年代は一本一万円近くに届く時期がありましたが、最近では中国産なども増えて安く食べられる時代となりました。

松茸ご飯やお吸い物など、多くのものと合わせて食べることができます。

その特徴は独特の豊かな香りでしょうか?しかし、日本では高級食品ですが海外ではそうでもない様子でその匂いもあまり好まれていないそうです。

その栄養は食物繊維多めで、便秘などの改善効果。そして、ナイアシンやカリウムが血行などを促進して高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があります。

 

【しめじ】

 

キシメジ科のしめじは「香り松茸、味しめじ」と言われるほど同じ旬の時期のきのことして比べられることがあります。

松茸に比べたら値段も安く、味もいいことからそういわれてきたのでしょう。

その味もクセがなく、炒め物やお吸い物、鍋物、付け合わせにつかう食材などで何でもござれの調理法で食べることができます。

そういった意味ではとても万能な食材といっていいでしょう。

ちなみにその栄養素は、松茸と同様に食物繊維豊富で整腸作用。ナイアシンやカリウムによる動脈硬化の防止。他ビタミンDが入っているなど、健康にいい成分が豊富です。

加えて、キノコ類には「βグルカン」という栄養素があり、免疫力を高めてくれるんです。風邪や感染症の予防には最適ですね。

 

【しいたけ】

 

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ホウライタケ科のしいたけは、秋以降の煮物や鍋物の定番ではないでしょうか?

カサが開いてキノコとしても肉厚でちょっと食べ応えがありますよね。串で刺して焼くだけでもツマミとして美味しいキノコです。

ただし、カサが開きすぎているのはすでに鮮度が落ちているので注意が必要です。

そして、生しいたけはあまり日持ちがしない(数日程度)ので、すぐに食べないのであれば乾燥しいたけを買った方がいいでしょう。

その栄養素は食物繊維、カリウム、ビタミンDはキノコの定番ながら、「エリタデニン」という成分が血圧を下げるのに一働きしてくれる栄養素になります。

栽培されているので年中販売されていますが、やはり鍋物が増えていく秋以降の定番のキノコですね。

【なめこ】

 

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モエギタケ科のなめこは定番のお味噌汁として好きな人も多いかと思います。

ヌメッ、ツルッとしていて可愛いキノコですよね。それでいて、歯ごたえもあり炒め物や鍋物にも入れることができます。

問題は日持ちしないことがネックですね。2日程度しか賞味期限が持ちません。早めに買って早めに調理する必要がある食材です。

そして、このなめこの栄養素としては、キノコ定番のカリウム・ナイアシン・食物繊維と血圧や整腸にいいものばかりです。

【まいたけ】

 

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サルノコシカケ科のまいたけは秋になるとお惣菜コーナーで特に天ぷらとしてよく見かけるものではないでしょうか。

とはいえ、一年中見かけるものですのでいつでも食べられるものですが、やはり旬の秋に食べるのが一番でしょう。

香りもよく美味しく、歯ごたえもあり、天ぷらに限らず似たり焼いたりしても食べられるので好きな人にとってはいい食材ですよね。

その栄養は、食物繊維、ビタミン、ナイアシンですので整腸や高血圧防止になる食材です。

【さつまいも】

 

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ヒルガオ科のさつまいもは秋から冬にかけて焼き芋として販売されるのを楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。

勿論、焼き芋だけではなく天ぷらにしたり、ちょっとした料理の食材にしたりと煮ても焼いても甘くて美味しい食材です。

特に焼けば甘くホクホクとなる為に、どこかこの上品な甘さが好きという人は多いのではないかと思います。

さつまいもの栄養は、食物繊維・カリウム・ビタミンC・炭水化物です。

食物繊維が多く含まれ、腸を動かすことでおならがよく出ると言われますが、体にとってはいい作用をしているということです。

カリウムは動脈硬化などを防ぎ、ビタミンCは風邪の予防にも繋がる栄養素です。そして、炭水化物も入っているので、腹持ちもよくおやつの時間などにどうしてもお腹が空いた時に食べるにはうってつけでしょう。

 

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【かぼちゃ】

 

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ウリ科のドでかい野菜であるかぼちゃですが、ハロウィンのシーズンであることからも秋が旬であることがわかると思います。

栄養価が高く、長期で保存も可能ですので昔から重宝されてきた野菜であまり嫌いという人も見かけません。

食材としてもスープにしたり、焼いたり天ぷらにしたりと多様なものに使われます。しかも、くりぬいてハロウィンのジャックオーランタンにしたりとパーティー用としても使われますよね。

そんなかぼちゃの栄養素はβカロテン・カリウム・ビタミンE・食物繊維です。

ビタミンEは免疫力を高める風邪の予防ができ、βカロテンには血液の流れを良くする効果が見込めます。食物繊維も多く、整腸作用もあり、ルティンという成分も含まれており、眼精疲労にもいい野菜です。

 

 

【にんじん】

 

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カレーの基本具材その1。セリ科のにんじんは年中販売されていますが、本来は秋が旬の野菜です。

独特の匂いと味で子供が嫌いな野菜の一つとしてよくあげられますが、品種改良も進んだことで独特の匂いなどは薄れて以前よりは嫌いという子供が少なくなったのではないでしょうか。

カレーやシチューといった定番のものからキャロットケーキなど、お菓子類まで幅広く使われる食材です。

その栄養はまさに豊富に入る有名なβカロテンで後はカリウムなどでしょうか。

βカロテンは免疫力を高めるので、風邪などの感染症を防ぐ効果があり、実はリコピンもその赤みに含まれているので善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らす効果もあります。

【じゃがいも】

 

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カレーの基本具材その2。ナス科のじゃがいもは、あまり嫌いという人を見かけませんね。

スープや味噌汁の具にしたり、じゃがバターにして食べたりとしっかりした食感もあり、さつまいものようにホクホクした食べ方をすることが多いのかと思います。

その味も匂いも独特のものはさしてなく、どんなものにも合わせることができる食材です。

その栄養はビタミンCとカリウムで、風邪などの感染症予防や血圧上昇の抑止。そして、クロロゲン酸というものが含まれており、抗酸化作用があるので人間の身体にとっては良い成分です。

【玉ねぎ】

 

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カレーの基本具材その3……これで、カレーの基本的な具材が揃いました。そう、カレーの具となる野菜の旬は秋だったのですね。

ネギ科の玉ねぎですが、これは独特の味やシャリシャリ食感で好き嫌いに分かれるところではないかと思います。

しかし、玉ねぎスライスが嫌いな人でも加熱すればするほど甘みも増し、飴状になってしまえば食べられる人も多いのではないでしょうか。

味噌汁やサラダにも使われ、バーベキューでも串に刺さる定番の野菜ではないかと思います。

その栄養は、カリウムが多く含まれて高血圧の予防となり、さらにアリシンという成分には血液をサラサラにする効果があって善玉コレステロールを増やすこともできるのです。

【ごぼう】

 

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キク科のごぼうはコリコリ食感とちょっと独特の匂いがありますが、意外と嫌われることが少ない野菜ですよね。

煮物として使われたり、きんぴらごぼうなど定番の料理にも使われる食材かと思います。

その栄養は、豊富な食物繊維やカリウムです。食物繊維は整腸作用をもたらすので、便秘の解消などにとても効果的です。

そして、ごぼうにはポリフェノールが含まれるので、風邪などの感染症予防・高血圧や貧血などの予防にも効果的とされています。

【れんこん】

 

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ハス科のれんこんは、じゃがいものような見た目ながら切ると穴が開いていて独特のこりこりした食感が好きという人もいるかと思います。

しかもこの穴ですが「見通しがいい」という意味で縁起物で扱われることもあるんです。

一年を通して出回っていますが、秋から冬にかけての時期の方が見かけるのではないでしょうか?天ぷらや煮物にすると美味しいし、ご飯に混ぜることもありますよね。

そして、その栄養はカリウムや食物繊維です。主に整腸作用と高血圧などの予防に最適な野菜です。

【ルッコラ】

 

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アブラナ科のルッコラはこの時期になります。

水耕栽培などで作られているルッコラは秋くらいからスーパーで売っているパック野菜のサラダなどでよく使われるようになりますね。

実はハーブの一種となります。基本的に生食で食べるのが普通ではないかと思います。

そんなルッコラの栄養は、βカロテン・カリウム・ビタミン・カルシウム・鉄などとても多くの栄養素を含んでいます。

高血圧・貧血・風邪などの感染症予防に役に立ち、カルシウムも含まれているので骨などの形成にも効果的な優れた野菜です。

【さといも】

 

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サトイモ科のさといもは一年中出回っている食材ではないかと思いますが、やはり煮物として食べるのが定番でしょう。

さといもは、親芋を中心に子芋・孫芋とできるので子孫繁栄の縁起物として扱われることもあります。

その栄養は、主にカリウムと食物繊維ですので整腸効果と高血圧などの抑止へと繋がります。

しかし、注目すべきはその「ぬめり」であり、「ガラクタン」や「マンナン」と呼ばれるもので血中コレステロールの抑制になるものです。


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まとめ

以上、代表的な秋野菜をまとめてみました。

どちらかというと、キノコや芋類といった根野菜に相当するものが秋野菜の定番になるかと思います。

食物繊維も豊富ですので、腸の中に溜まっている毒素を排出してしまうのにはちょうどいい野菜ですね。

本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。

 

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