YouTubeやInstagramなど、最近では素人さんが自身の動画を配信したり生配信Liveをおこなっていて下手なテレビ番組なんかよりもエンターテイメント性で面白いものが沢山配信されています。
本ブログ管理人も販売専門のライバーさんと交流があるのですが、やはり集客やら売上などに困っているようです。
今回は、そんなライバーさんの販売提案として知人の経験をまじえて『イベント』を使ったフォロワーを増やす為の施策を今回はあげてみようかと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
Live販売は他者との差別化が必須!集客をいかにするかで変わる
改めまして、最近ではフリマアプリだけならずInstagramやライブコマース、ここ近くではPeace youなどといったアプリで一般人がまるで一昔前のテレビショッピングのごとく商品を紹介して販売しています。
利益を上げている個人は、そのまま起業してしまう人も多く当たればそれだけ儲けがあるということの証明となっているかと思われ、日々「自分もやってみよう」という参入者も増えている現状です。
ですので、毎日多くの人が同ジャンルのライバル達と切磋琢磨して一人でも多くのお客さん、フォロワーさんを確保しようと躍起になっている競争社会といってもいいでしょう。
さて、管理人も何人かではありますがこういったライバーさんと交流もあり、ランキング上位の人からそうでもない人と話すことがあったりします。
そうですね、やはりランキング上位の販売者ともなると起業していて、お客さんもついているのでどんな配信をしても売れる傾向があり、結局は誰かが買うとつられて自分も欲しいというお客さんの購買欲を刺激するのでLive配信の販売にきてくれる人を増やすということは重要ではないかと思います。
仮に、ランキング上位の人と下位の人が同じ商品を同じ数量で同じ値段、あるいは下位の人の方が少し安い値段であろうともヨーイドンでLive販売を開始したとしたら圧倒的に上位の人の方に軍配はあがるでしょう。
そもそも、上位の人は人が集まりやすいのでアプリ側の『おすすめ』にも載りやすく、下位の人にはそれもないので人が集まりにくいので売れるかどうかすら怪しいというのが一般的な構図です。
それだけ、Live配信において参加者の数がイコール売上の差に繋がるのは間違いありません。
かといって、現在上位だからといって最初からそうだったわけではなく、やはり最初はあったわけで管理人の知り合いはそれでかなり苦労していたようです。
「ただの販売配信ではダメだ。売れるには人をまず集めないと始まらない」
といった感じですね。
もちろん、これはその人の成功体験のようなものですので誰しもが当たるとは限りませんので一つの方法として参考にしていただきたいとは思うのですが、
「他者と差別化した自身の配信のイベントを増やす」
といった考え方もあるわけです。
配信による販売ランキング上位にいったライバーさんを見ていると、かつては必至であの手この手で人を増やそうと色々と試行錯誤していたのに、上位にきたとたんに販売一辺倒といった人が少なくはありません。
まあ、そりゃあ売れば買ってくれる人が大勢ついたのですから下手に時間のかかる集客イベントをするよりも淡々と売り続けていた方が利益にはなるでしょう。
が、下位の人はそうはいきません。まず見てもらわなければ人も増えないし、売り上げもあがらないからです。
ですので、最初から売れると思わず『興味をもってもらう』ということを主軸にしたことをする。これが重要ではないでしょうか。
自身の配信をイベント化して、興味をもってもらえ!
さて、差別化してもらう。興味をもってもらう為にはどうすればいいか。
先にチラッと言ってはいますが、自分の配信をイベント化してとにかく興味をもって見てもらうということ。
そもそも、Live配信の視聴者ってどういう目的で最初はライバーさんの配信を見ているのでしょうか?
「欲しいものがあるから入ってきました!」
といった明確な購買目的をもったような人はまず、知らないライバーさんのところになんてこないでしょう。
大抵、多くの人は興味本位や暇つぶしといったところで、入ってコメントもせず何も買わずに出ていくのが普通です。
「入ってきたのなら、挨拶とか何かコメントくらいしろよ!」
と憤るような人もいますが、まずはそれでいいのではないでしょうか。
そもそも、興味をもたれていないような人のところには誰も入ってきすらしないので、閲覧者が増えることはありません。
このあたりは、フリマアプリの『いいね』に似たところもあるのかもしれませんね。
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何度か見ているうちにコメントに降りてきてくれる人もいますので、まずは何よりも興味をもって見てもらうことが重要です。
さて、せっかくLiveの視聴者になってくれたわけですので、すぐに退席されるのも配信者側としては悲しいものですが、はたして視聴者はどのようなところを見ているのでしょうか?
おそらくは、
- 配信者の人柄や明るさ
- 販売されているもの
- Liveそのものの楽しさや雰囲気
ではないかと考えられます。いくら楽しそうなことをやっていても、配信者の性格の悪さを感じたら抜けてしまうでしょうし、いくら配信者の人柄がよくてもLiveそのものが盛り上がりに欠けたら途中で飽きてしまうでしょう。
販売されているものに関しては、それぞれ趣味趣向があるのでこればかりはどうしようもありませんが、これらがマッチしていないと滞在時間というのはやはり短くなるのは間違いないかと思われます。
ですので、ただ見ているだけの人でも楽しめるイベントというのは、暇つぶし目的の人にも興味をもたせやすく視聴者の滞在時間を伸ばし、参加もしやすくなる格好のものではないかと思います。
「イベントってどんなことすればいいの?」
本記事をご覧の方でこのように思った方もいるのかと思います。
しかし、安心してください。イベントだからと言ってかしこまる必要はありません。要は、視聴者あるいは購入者参加型のイベントを企画すればいいだけなのです。
下記は、あくまで管理人の知人が集客の為におこなったイベントの一部ですがご紹介をさせていただきます。
そうでなくても、似たようなことをやっている人は多いので参考にはなるかと思います。
・ダーツ
いやいや、ダーツなんてLiveを見ている側が参加できないじゃないか、と思われるでしょうが意外と好評でした。
一昔前でいえば、東京フレンドパークという番組で視聴者プレゼントをダーツで決めていた。
ということがありましたが、要するにそれです。
豪華賞品を用意して、視聴者に参加権を買ってもらって配信者がダーツを投げて当たったものをプレゼントということですね。
もちろん、的に当たるか当たらないかは配信者側の腕あるいは匙加減ですが、的に当たらなければやり直しで的のどこかに当たるまでやるといったような『損をした』と思わせないような工夫が必要なイベントです。
・すくい
こちらは、屋台などでよくあるようなスーパーボールすくいのようなイベントとなります。
大量の小物を集めて、配信者自身の手かあるいはカップなどを用意して参加費用に合わせて一杯あるいは掴んだぶんだけを購入者に渡すといったものです。
最近では、定番の配信者イベントとして駄菓子などを織り交ぜた大きい箱の中からすくうということをやっている人が増えたように感じます。
用意するのは小物を大量に入れる大きな器と、それをすくうカップだけです。バリエーションを増やす為にカップの大きさの種類を増やすのもアリなのかと思います。
・くじ引き
こちらもまた、最初にアタリとなる商品を用意しておいて視聴者が購入した分だけくじを引けるというもの。
くじを引く方法は様々ですが、配信者にお任せで引かせる場合、あらかじめ番号を振っておいて選んでもらう方法など他にも工夫次第でさまざまな楽しみ方を見出させられる方法です。
とっつきやすく商品の内容によっては、普段からコメントに出てこない人が参加してくれることもしばしばある集客やフォロワー数稼ぎには案外貢献してくれるイベントです。
・ガラポン
くじ引きイベントの派生となりますが、ガラポンも盛り上がるイベントです。
福引のように玉の色を変えて入れておいたり、玉にあらかじめ番号を入れておいたり、そもそもビンゴのようなイベントにしたりと様々なことに利用できるでしょう。
くじ引きのように紙を毎度用意する必要もないので、何度もイベントをやるというのなら一つくらいガラポンができるものを持っておいた方がいいかもしれません。
そもそもLive配信者は覚えてもらうことが大事!
さて、ここまで集客用のイベントをご紹介してきましたが、実は企画はしてもほとんど参加者のいない過疎配信者が急にこれを始めてもただの寂しいイベントになるだけです。
なので、急に人がいないところで始めるのではなく、何度か配信をしてみてこれなら何人かはイベント参加してくれる人がいるだろうという確信をもったあたりでやるのが効果的ではないかと思います。
その為にも、まずはフォロワーを増やすことも大事なのですがLive配信そのものを覚えてもらう必要があります。
というのも、いきなりフォロワーになってくれるという人は少なく、大抵の視聴者は何度かやっているのを見かけてようやくコメントに降りてきてフォローをしてくれる、あるいは何度か見てLiveが楽しいと感じたからまた見ようとフォローしてくれるという人は多いです。
もちろん、最初から積極的にコメントをして会話をしてくれる人もいますが、そういう人にだけ頼るだけではなく、可能な限りコメントをしなくても何度も視てくれて興味を持ったら買ってくれるという人も増やしたいところ。
結局、集客する為には色んな層を集めなければいけないわけですね。
しかし、よく見かけるような上位配信者ならばともかく、なかなか上にあがってこない下位配信者はたまたま一度入ってきてくれたからといって、次もちゃんとその配信者を覚えて入ってきてくれるかどうかはわかりません。
名前やアイコンを見ればいいじゃん。
と思われている人もいるようですが、
「一回だけ入るときに見ただけの配信者名もアイコンも覚えているわけがない!!」
のですよ。もちろん、配信に入ってくれば話し方や雰囲気から思い出すでしょうが、それまでは覚えがあるような、ないような曖昧な状態かと思います。
では、どうすればいいのか?
残念ながら名前は似たり寄ったりだったり、配信者によってはインパクトが強かったり弱かったりで実はあまり記憶のアテにはなりません。
しかし、Live配信者のアイコンは結構特徴的なイラストや写真を使っている人も多く、それぞれが他人とは差別化しようと特徴をもたせるように工夫しています。
視聴者が視覚的に覚えるといったら、このあたりを攻めていき覚えてもらうのもひとつの手です。
パッと見て「あっ、この絵見たことある」と思い出せればどうでしょうか?初回で特に悪い印象を与えておらず、興味のある分野の商品を扱っていればすんなり入ってくれる可能性は上がるわけです。
知人の配信者はそこに着目し、オリジナルグッズを作成しました。
あ、だからといって販売したわけではありません。
自分のLive配信のアイコンのロゴを貼り付けたものをそれとなく配信時の机の上に置いておいたり、先にご紹介したイベントのカップとして使ったりしていたわけです。
確か、個人的に聞いたところME-Qというところで作成したと言っていた気がします。
外部リンク:オリジナルグッズ作成なら【ME-Q】
どのような効果があるかというと、視覚で覚えて貰えるという効果が見込まれます。
テレビのCMの効果もそうですがそのとき(何気なく視聴したとき)は何も思わなくても、どこかで見て、その見る回数が増えれば増える程後々で「知らない商品より知っている商品」として似た商品が並んでいる時に優先度が上がるようです。
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もちろん、それだけではなく本人の努力が功を奏したというのもあるでしょうが見事に知人は一回のLiveに数十人しか来ないような過疎配信者から数千人規模の人気配信者へと数年でなっていきました。
まあ、いまや起業までして調子に乗っちゃって……とは思わないでもないですが、こういったことを地道にやってきた上でのものなので素直に凄いと言わざるを得ませんが、こういった工夫や努力をしてきたのは確かです。
人によってやり方は違ってくるでしょうが、ひとつの参考にしていただければと思います。
まとめ
さて、Live配信者が売上を伸ばす為の提案ということで話をしてきました。
人によって向き不向きはあるかと思いますが、やはり成功の裏には色々と試行錯誤してやってきたみたいです。
半分は聞きかじりの体験談になってしまいますが、やはり普段からあまり人が来なくてもちょこちょことLive配信している人がイベントなどをやると盛り上がったり新たな参加者が増えてフォロワーさんが増えたりします。
もし、やったことがないというのであればこの辺り企画して見てはいかがでしょうか?
本記事が参考になれば幸いです。