シェアビジネスという副業形態をご存じでしょうか?
一般的な副業と違って、こちらはある意味で資産を持ってさえいれば不労所得に繋がる副業形態かもしれません。
今回はそんなシェアビジネスという副業について話をしていこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
シェアビジネスとは?どのようにして稼ぐことができるの?
シェアビジネスとは、簡単に言えば『誰かに貸して貸した分の時間をお金にする』という副業形態となります。
まあ、突然それだけいわれてもよくわからないかと思いますが、分譲マンションを想像してみてください。
マンションの一室が誰かの保有する資産なわけで、不動産屋を介して誰かがお金を出して部屋を借り、住んでいる期間はお金を払い続けて仲介している不動産屋が手数料や管理費を毎月貰いつつ、貸し手に家賃という名の報酬が払われます。
同じく、シェアハウスなども元々は誰かの所持している家を何人かが入居することで本来であれば一軒家のそれなりに高い家賃を入居者で分割して払うからこそ安く住むことができるのです。
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シェアビジネスはまさに、住居とは言わずともそのスモール版といって差し支えないでしょう。
要はシェアリングサービスに仲介をしてもらい、資産や自分自身の時間を個人間で貸し出すというのがこの副業の特徴です。
たとえば、空いている家や部屋を会議室として一時的に提供したり、家の乗っていない車を時間で貸し出したり、使わないで空いている土地を駐車場として貸し出したりといったことをします。
車や駐車場の場合、観光地周辺であればすぐに借りても見つかるので、持っている資産の場所も稼ぐには重要な要素です。
これもまさに資産運用といって間違いはないでしょう。
ちなみに、土地を駐車場として活用するのでしたら、下記のようなサイトで簡単に登録が可能です。
空いている土地を有効活用!【特P】 |
もちろん、家や土地の活用だけでは副業としてはかなり狭き門になってしまいますが、服やバッグや家具などたとえば、結婚式用の服装とか子供の七五三とかろくに着ていなくて勿体ないとか、ドレスや高級バッグとかは見栄を張りたいけど買う程のお金がない人に需要があるでしょう。
特に男性に多いと思いますが、ちょっと高級ブランドの時計に憧れて買ったはいいけど、何となく使わないまま眠っているという腕時計があるのであれば、下記のような預託サービスもあり、預けるだけでレンタルの有無関係なく収益が入るシステムを取っています。
時計の預託サービス【トケマッチ】 |
このように、自身の手持ちで他人が借りたい!と思うものであれば、何でもシェアビジネスの対象になるのです。
そして、それは自分の『時間』も例外ではありません。
依頼したい人と働きたい人を結ぶのも、シェアビジネスのひとつで例えば一時間でも空いた時間を労働でお金にしたいのなら、下記のような無資格でもできる訪問ヘルパーのサービスなどもあります。
個人のわずかな時間を介護に使って稼ぐ 【クラウドケア】 |
まあ、この辺りは日雇いや時間制のバイトとかと何が違うの?というと微妙なところですが、企業と労働者ではなくサービスが仲介して個人間でのマッチングという形をとるあたりで、時間のシェアビジネスということなのでしょう。
いずれにしても、実家や倉庫、屋根裏などで眠ったままになっている物品や、余っている土地や空間、自身の空いた時間や人材などを利用して稼ぐというのがシェアビジネスの稼ぎ方なのです。
自分の時間を利用したもの以外はただ自身の資産をレンタルするだけなのでうまい運用ができれば不労所得として稼ぐことができるでしょうね。
シェアビジネスの仕事はどうやって始めればいいの?
シェアビジネスの始め方は基本的に先にお伝えしたようなサイトに登録して、借り手を待つだけです。
流れでいうと、
- シェアリングサービスに登録する
- シェアしたい資産やサービスの情報や写真をアップする
- ユーザーからの要望があったり、日時の予定を立てるやり取りをする
- 物品やサービスの提供をする
- 後日、シェアリングサービスより報酬が振り込まれる
といったものとなります。もちろん、シェアリングサービス毎にやり方は大なり小なり違ってきますので、基本的にはそのルールに従うようにしましょう。
ちなみに、シェアリングサービスを利用するメリットとしては、互いの登録情報もあるので貸した側と借りた側の身元がわかることがまずあげられます。
誰とも知らない人に貸したけど壊された、却ってこないなどが防止できますし、サービス側で補償対応をしてくれるので安心です。
ただ、あくまで他人に貸すということ、どのような扱い方をされるかはわかりませんので補償される範囲は事前にしっかりと確認をしておきましょう。
万が一のこともありますので、大事な思い出の品や壊れたり無くなったりすると困るものはいくら稼ぎたいからといっても、シェアサービスに登録するのはやめておいた方がいいかもしれませんね。
必要なスキル・資格は?
シェアビジネスを始めるにあたって必要な資格やスキルは特別ありませんが、自分の時間を使う以外はシェアサービスで借りたいと思う資産を所持していることがそもそもの前提条件となります。
数千円の腕時計なんて出されても誰も借りようとは思わないでしょうが、もし下記のようなAmazonで数百万もするロレックスの腕時計が出ていたらどうでしょうか?
一度は触り、つけてみたいと思う人は少なくないでしょう。
普通の一般庶民の生活をしていたらまずつけることもなければ、買うこともなかなか難しい品ですからね。
何かのパーティーで見栄を張りたい男性も多いかと思いますので需要はあるのではないでしょうか。
とはいえ、資産の額に応じてレンタル費用も報酬もピンキリです。
ちょっとしたブランドバッグなら一ヶ月で数千円にしかならないこともあれば、高級車なら一日10万円という金額になることも。
資産価値が上がるにつれて料金の設定も上がっていくのは当然といえば当然かもしれません。
ですが、その料金設定も自身で金額を決められるサービスの場合は、相場や需要を把握しておくスキルも稼ぐ為には必要となってきます。
土地のようなものですと例えば祭りのある日だけ人が集まり、需要も上がるので少し高めの駐車料金を設定するといった工夫と普段は周囲の相場に合わせた金額設定をする為の情報集め。
他にも思わず借りたくなるような写真の撮り方や、説明文の作成など資産貸出の不労所得とはいえ事前準備として考えるべき事項は多々あります。
それに、直接貸し出すわけですからある程度のコミュニケーション能力も必要となるでしょう。
報酬額:1件 100円~10万円
月収:数千円~資産価値による
労働時間:1時間以上
働ける時間帯:24時間いつでも
まとめ
さて、シェアビジネスの副業について話をしてきました。
基本的に、手持ちの眠っている資産を他人に貸して有効活用するのがこの副業の形態となります。
資産価値が高ければ高いほど、報酬額は高くなりますが高級品を他人に貸すのを躊躇うくらいであれば最初からやらない方がいいでしょう。
友人でもなく、あくまで相手は他人でありどう自身の資産を使われるかわからないということだけは忘れないでいただきたいと思います。
そのうえで、副業として利用していいと思える物に関してのみ、シェアリングサービスを利用した方がいいのではないでしょうか。
本記事が参考になれば幸いです。