衝動買いを誘発するのは雑な並び方?つい買い過ぎるお店の心理戦略

お店に行くとついつい衝動買いをしてしまう、そういう人はいるのではないでしょうか。

あまり買い過ぎるとお財布が薄くなったり、クレジットカードの支払いが後々で怖いですよね。

きっとそれは、お店の心理戦略にやられてしまい、ついつい買い過ぎてしまうのではないかと思います。

今回は、そんな衝動買いを誘発するお店の陳列について話をしていこうと思います。

本記事が参考になれば幸いです。

 

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つい衝動買いをしてしまう心理

「いまならもう一つプレゼント」

とか

「本日の特売品」

 

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などといった、言葉に弱いという人が多いのではないかと思います。

とにかく、

「安い、お得!」

とお店に行って見て感じるとついつい衝動買いをしてしまうもので、気が付いたら手に取って買ってしまうものです。

ウィンドウショッピングでもない限り大抵の人が、今日はこれを買うという目的をもって買物に行くと思うのですが、それだけで収まらずセールをやっていたりすると一個しか買わないつもりだったのに、いつの間にか沢山の荷物を持っているそんな経験はありませんか?

実は、データによると全体の買物売上の7割が衝動買いというのですから驚きですよね。

そしてその心理を誘発するのに、お店側はたくみに人の心理を利用しているのです。さすが資本主義というべきでしょうか。

さて、顧客からその衝動買い心理を引き出すには、やはり安さが一番重要な要素となります。

目的があって購入するものであれば、多少高くても買う必要があるからこそ買いますが、ついでに買うとなるとやはり何らかのお得感が必要になってくるのです。

そして、そう感じさせるのはお店側のテクニックというわけですね。

たとえば、バーゲンセールや期間限定販売のPOPなどがあればお客さん側としても目をひかれます。

「どんなお得感があるのだろう」

と考えるばかりか、安いときやいましか手に入らないものを買わないと自分が他人に比べて損するのではないか、と必要がないのに手にとってしまうのです。

 

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そう、実際の値段もそうですがいかに『安い』と思わせるかがお店側が仕掛けてくる戦略となるでしょう。

そして実は、その陳列方法でも心理的に安いと思わせるのですから人の心理というのはあなどれません。

 

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雑な商品陳列が安さを演出する

几帳面な人であれば、キチンと整然と並んでいた方が気持ちいい。いや、むしろ整然と並んでいないと気持ち悪いと考える人もいるでしょう。

なるほど、確かにスーパーなどでもキッチリと並べられているのが普通です。

が、お客さんに安さを演出する為には実は乱雑に積んでいた方が「安い!」と心理的に思わせることができるのです。

 

こういった感じのワゴンセールをよく見かけるかと思います。

これを『ジョンブル陳列』といい、安く販売するように見せる方法としてのテクニックとなります。

とはいえ、本当にただグチャーッと並べるのはただ汚いだけですので駄目ですが、適度な量が少し雑に並べられている程度であればその雑多感がお得イメージに変わるという効果を生み出すのです。

そして、その安売りイメージと共に品数も多いことからバーゲンをしているところを見てしまうと「ちょっと見ていこう」という気分になり、本来は買う予定でなかったものを買ってしまうのです。

お店にとっては綺麗に並べる必要がない為に短時間で陳列することができ、かつ客側に安さを思わせられることからこの方式を多用している店舗は多いかと思います。

ちなみに、このジョンブル陳列の効果は品数があればあるほどお得感があり非常に効果的……ではあるのですが、その逆にほとんど売れてしまいほんのいくつか残っている状態になると逆に売れなくなってしまいます。

なぜかというと、

「売れ残り感が凄いから」

です。

多くの人が見て、残っているということは価値がないという考えになってしまうわけですね。

それがさらに、一つだけポツンと残ったものはよりそれが強くなってしまいます。

このあたりは、人間の心理的なものでいてうまく利用するかしないかで、お店側の売上も大きく変わってくるものです。

とこのように、うっかりと買い過ぎてしまう人はお店側の心理戦略にうまくやられている可能性が高いということです。

 

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 まとめ

さて、衝動買いをする商品の並べ方の話をまとめてみました。

実はこの辺り、販売士検定という販売知識の資格があるのですが、そこにも載せてあるくらいの知識になります。

このように消費者はうまく衝動買いに誘導されてしまっているんですね。

こういったのを見かけるとうっかり衝動買いをしてしまうような人は、意識的に『見ない事』が一番ではないかと思います。

 

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